7.燃料系部品を清掃する

洗浄前

燃焼式ヒーターの肝のひとつ、燃料系部品です。部品は右からフロントフェンダーに付くマグネットバルブ、フューエルノズル、フューエルレギュレータ、ヒューエルピツクパイプです。…さすがは30年以上全く手の入っていないヒーターの部品です。油を含んだほこりはついてるは、ガソリンのガム質はこびりついているはでものすごい状態です。奇跡のヒーターが奇跡である由縁です。今回は自力での洗浄をあきらめてきちんと設備のあるところに洗浄に出すことにしました。

清掃後

洗浄後の燃料系部品です。40年来の汚れがすっかり落ちて、綺麗になりました。作業者に聞いたところ、漬け込んだだけでガソリンの腐ったにおいが出て、油汚れ錆ともにひどく、最終的にはスチールウールで洗ったそうです。こういう状態になれば問題ありませんが、中途半端に洗浄しますと、燃料のつまりなどの原因になりますのでやる以上は徹底的にやる必要があります。通常は二万円以上の手間賃でやってもらえます。それが高いか安いかはそれぞれの価値観の問題ですので細かいことはいいませんが、自分でこれらのパーツを洗浄した経験のある筆者にとっては安いものと思います。