岩の色を仕上げる。

今回は、岩編のいちお形的な最終回です。
作業内容としては、真っ白な石膏岩に専用の水性塗料を
使用して色を塗るというとても簡単そうに見えて難しい
作業を行います。使用する商品は【C1215/アースカラーセット】

使用予定だった色は三色です。使用した色は最後に紹介します。

まずは、どんなものかあまっている石膏岩で実験こんな感じに
なります。本来は何色か塗ってにじませたりさせるんですが、
一色でもかなりの効果がでます。
{画像をクリックすると画像が替わり、ダブルクリックすると戻り
 ます。}

こ使用方法は、教本とかホビーセンターカトーのWebを参考に
水で薄めて使用します。どのぐらい薄めればいいのか具体
的に書かれていなかったので、いろいろ試した結果。もうかな
り薄くてOK。逆に薄すぎるぐらいだと少ししか色が乗らないので
逆に細かい濃淡が付いていい事が判明。付属のスポンジに
ジャボジャボになる感じがベストです。(表現が悪い)

実際に色を付けてみる。なんと石膏は非常に色の食いつきがイイ
恐ろしいほど色が乗ります。あとワンタイムは、薄めて塗料だと
逆に色が全然乗りません。ワンタイムの部分は、濃い目に薄め
た塗料を筆で塗ります。そうすれば同じように色がついて誤魔化
す事ができます。
 一色目は、{Slate Gray}を{White}で少し薄めたモノを半乾きの
時に二色目{Slate Gray White}の原色を塗ります。最後に乾いた
かどうか怪しいときに{White}をジャボジャボ掛けてやります。
今回はこのような色にしましたが、身近の崖を参考にいろんないろ
にしてください。岩は全体的に白いものが多いですので色が
濃すぎると不自然になります。石炭とか火山岩とかじゃないとここ
まで濃いのはありませんw

{White}を塗る前。結構黒いですが、濃淡はあります。

三色目をジャボジャボした後。所々に水溶液がたまって逆に
味を出してくれます。石膏の素材と合わせていい味になります。
今回は、濃い目の色の砂岩を目指して塗装したのですが、
狙いより濃くなってしまいましたけど、意外といい味の部分もある
ので妥協。

別の場所。写真だとなかなかいい感じにみえるでしょうか?

Slate Gray&Whiteです。この二色だけでもかなり表現の幅は
広いです。セットしかいっていないので、他の色がもったいない…
なかなか面白い商品だと思います。コルクとも違うまた違った
いい味のあるものだと思います。少々手間がかかりますけどw

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