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子供用サンカ手袋

写真右の赤と白の手袋が、2009年10月に子供の為に編んだサンカ手袋です(左は大きさを比較の為の以前編んだ大人用サンカ手袋)。

糸のデータはエクトリーのタスマニアウール77、40g(264m)、赤の色番(777)、白の色番(771)。
子供用と言っても複雑なことはしないで、大人用の11×11のパターンを9×9のパターンにしただけでした。
安易に編んでしまったので編みあがってからは反省することがたくさんでした。
まず、間違いも発生してしまいました。
中指は2段多く編まなくてはいけないのに人差し指や薬指と同じ長さに編んでしまいました。
その他、サイズが全く合わず指がどうしようもないほど余ってしまうのです。
片方編んだ時点で気がつき、どうしようかと思いましたが子供が大きくなるまで待つことにして、もう片方も仕上げました。
結果 今年の冬の為にもう一双手袋を編むことに…。

子供用手袋(オリジナル)

上のサンカ手袋の反省点を考慮した結果の手袋です。
糸のデータは上と同じくタスマニアウール77、白の色番(同上)、うす紫の色番(779)。

上のサンカ手袋を編んで気が付いたことに「子供の手はふっくらしていて大人に比べると横幅が広い」ということでした。
それで横のサイズは変えずに、縦のサイズのみ縮めました。
でも度胸が足りなかったみたいで これでも少し指が長いです。
おまけに左右の模様の編み方を間違えてしまって、きちんと左右対称になってません。
ピッタリサイズで模様も完璧な手袋を編みたい気持はあるのですが、もう時間も根性もないし「なんとか大丈夫かな〜」くらいではあるのでこれでこの年の手袋は終わりにしました。

デザインもサンカ手袋とは変えましたが、一番の違いは人差指と親指の間に「マチ」を入れたことだと思います。
サンカ手袋の場合だと、どうしても親指側の人差指のラインが親指側に曲がってしまうので、これを解消したくて入れてみました(下の写真参照)。
他にもサンカ手袋だと指の片側にしかマチを入れないので微妙にラインが曲がってしまうので指の両側にほぼ対象にマチを入れてます。
結果、手のひら側の模様は簡単な模様にしかすることが出来ませんでした。
手の甲側の模様は娘の好きなハートをモチーフに、メアリー・アレンを意識して考えてみました。

サンカ手袋の手首部分にはイニシャルのみを入れていますが、こちらには娘の名字の頭文字と名前を入れてます。
5段の中に英字を入れるので読みにくく何が書いてあるのかわからないのですが「もしかしたらわからなくてもいいのかも?」って思うのです。
本人のみが判るとか、落とした時に特定できるとかでいいのかも知れません。

下はこの手袋の為に描いた編み図です。
「右手の甲」の右上にある図は間違えてしまった部分を「どうしよう!」と思いながら、何とかする為に書いたものでちゃんと編めてたら必要ないものです。
他にも「これはこうした方が良かった!」と思うところが書いてあったり、編んでてちょっと違う風に編んでしまった等があり、アップするかどうか悩んだのですが参考程度にはなるかもしれないと思いアップする事にしました。
私だけがわかるような見辛い編み図でごめんなさい。


右手のひら 172KB


右手の甲 218KB


(画像の下の容量をクリックすると別ウィンドウが開きます)

(2010/1/17 記述)

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