東京宝塚劇場公演「ガイズ&ドールズ」
B.PARTY IN ホテルニューオータニ 2002年4月20日
★ちえさんから、東京公演中に行われた「ガイズ&ドールズ」のお茶会報告を頂きました。
東京まで遠征できず、涙を飲んだ(?)みなさま。楽しんで下さいまし。
キリヤン、「運命よ、今夜は女神らしく」の音楽にのって颯爽と登場。(ワインレッドの光沢あるパンツスーツに黒のタートルネック姿。とてもお綺麗です。)
きりやん(以下:き):なんか、早歩きになっちゃいましたね。はい。ありがとうございます。はい。
司会(以下:司):はい。じゃ、まず乾杯から行きましょう。・・・ないみたいですね。(キリヤンのところにグラスが無かったようです)
き:あはは・・・(かなりウケるキリヤン)。まあー、深野さん自ら・・・ありがとうございます。なみなみと。えー、いえいえ。いつものことですね。はい、では皆様グラスをお取り下さい。本日は本当にお忙しい中こんなに沢山の方にお集まり頂きましてありがとう御座いました。今日は短い間ではございますが、皆さんと楽しいひと時を過ごせたらいいなぁと思います。宜しくお願いします。かんぱ〜い!
盛り上がる音楽・・・
き:素晴らしい!(拍手)はい。
司:はい、きりやん。今日はいつものごとく2回公演でお疲れのところ有難う御座います。短い時間ではありますが、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしてください。
き:は〜い。
司:入場は、舞台ではガイズの皆さんが踊っている「運命よ、今夜は女神らしく」
き:はい、そうです。みんな知ってると思います。(笑)
司:そうですね。すみません。・・・では、まず舞台に関する質問からさせて頂きます。今回きりやんは、念願・・・かどうかわかりませんが、アデレイドという女役を演じていらっしゃいますが、ガイズの皆さんのナンバーなどを見る機会もありますけれども、女役をやっていて改めて男役の皆さんを見ていかがですか?
き:いや、あの・・・そうですね。こう・・・自分がもう男役をやっていたことを忘れそうになりますね。やっぱり、かっこいいですよね。ガイズの皆さんは。だから、たまにかっこ良くない下級生とかがいると、「ちょっと!」(怒)とか言って。言ってみたりとかしてるんですけども。すごい・・・こうやはり宝塚の美学を感じますね。はい。 で、まぁ今回私はアデレイドということで女役で、ということなんですけど。女役は女役でやっぱり女役らしさというか。「ガイズ&ドールズ」の「ドールズ」の部分を受け持っている身と致しましては、しっかりやらなければ。クラブのガールズ達はかなりしごきました。はい。
司:で、そんなあまり娘役さんに囲まれて踊るということ、歌うということもないと思うのですが・・・。
き:無かったですね〜。はい。
司:新鮮な感じは?
き:そうですね。最初は、なんかもう本当に頭一つ自分が大きくて・・・でかくて。こんな中に入ってていいのかなぁ?みたいな感じだったんですけど。・・・うん、なんなんでしょうね。それはそれであまり意識したことはないんですけど。最初は何か変な感じでしたよね。それこそ、保護者みたいな感じで。(笑)一人にょきってデカくて。でも、クラブの一応シンに立たせて頂いている立場なので、皆を引っ張っていけたらいいなぁと思いますね。女役のアンサンブルがいいと言われると嬉しいですね。
司:はい。で、今度東京公演になって、大劇場公演の時と変えたり、思わず変わってしまったりという所はどこかありますか?
き:特に・・・すっごく大きな所はないと思うんですけども。見てる皆さんの方が詳しかったりして。(笑)いや・・・あったっけな?そんな特に大きく変わったところは御座いませんね。
司:そうですか。意識の違いとかもないんでしょうか?
き:いや、意識の違いも特に無いですね。っていうか、それこそ向上して行かなければいけないので、勿論良くならないと、日々良くなるようにということは努めておりますが。別に東京公演にあたりましてすごくすごくまた役作りを練り直して、考えなおしたっていう感じにはしていないというか。大劇場の時に積み上げてきた物を大切により一層もっと自分のものにしたいなっていう感じで。毎日やっております。
司:今回女役として、美しくも可愛らしい姿で舞台に立っていらっしゃるんですけど・・・
き:はい。はいとか言って。
司:笑わないで下さい。
き:ははは。(笑)自分ではいとか言って。はいはい。そういうことにしときましょう。(笑)で?
司:女役さんをやってみて、「女役って大変だな〜」とか「女役してみてこんな失敗しちゃったな〜」ということありますか?
き:そうですね・・・。よく人から「何が一番大変ですか?」みたいなことを聞かれるのですが、もう全部なんですね。で、最終的に「男役も女役も関係ない、アデレイドという一人の人物を演じるのには関係ない」という風に行き着くまでの過程が今までと180度違かったので。もぅ、全てが大変でしたね。 人体改造からまずって感じで。外見をまずなんとかしないと!って感じで。最初はみんな私のスカート姿になかなか慣れて下さらなくって。稽古場とかでもすごい物言いたげな目で、笑いを堪えて見てる感じ?私もすっごい最初は恥ずかしかったんですけど。もう後最後は開き直りって感じで、逆にちょっとでも「可愛い」とか「綺麗」とか言ってくれる人を捕まえて「え?どこが?」とか「今日綺麗?」とか(笑)。あえて自分で持っていってるというか。その瞬間だけなんですけど。ね〜・・・うーん・・・ほんと、大変ですね。
司:入り待ちとか、出待ちの時にも、「可愛い〜!」って言う声が。今回の公演に限り・・・ではないんですけれども。前からあったんですが、結構多数出てきていて・・・。
き:(笑)ねぇ。でもあたしもほんとね、今まであんまり「可愛い」って私の今までの人生の中であまり形容されたことが無かったんです。でも今回はねぇ、そうなんですよ。(ちょっと自慢げに) で、最初アデレイドをやるにあたって「アデレイドっていうのはね、可愛い女性なのよ」みたいな話になって、「でも元は女なんだから大丈夫よ。」みたいな感じで言われるんですけど。自分の中に女の曳きだしがあまりない為、必死でこう(と、引き出しを開ける仕草)開けてみるんですけど、無くって。可愛くなくてねー、最初。最初っていうか・・・全然可愛くなくて。
司:今は?
き:今はだから・・・今は自分が可愛いとかいうよりも、「アデレイドって可愛いよね〜!」ってこう自分から納得してるんで。まぁ、それを目指そうかな・・・目指していってるだけというか。はい。本当に可愛い女性ですよね。自分でいつも終わる度に「可愛いわ〜」って思いますもん。うん。これ自己満足なんですけどね。はい。
お客様の登場です。
司:そして可愛らしいお客様が・・・。
き:あ、可愛いつながりでね。あら、どちら様でしょう・・・?
お客様は朝桐紫乃さん、妃鳳こころさんです。
き:いらっしゃ〜い。ありがとうございます。なんか、広いでしょう?今日。なんか、感動してくれてるみたい。下級生の朝桐紫乃ちゃんと妃鳳こころちゃんです。ありがとうございます。
朝:え〜・・・あの・・・朝桐紫乃と申します。いつも、アデレイドさんの美しさに見とれている毎日ですが。
き:サクラのお客さんありがとう。
朝:もー、頑張ってます。ほんとに見とれちゃうんですよ。ほんとにほんっとに美しくて。(笑)はい。なんか今はアデレイドにしか見えなくて、昔の男役の霧矢さんを忘れつつあるんですが。本当に美しいです、はい。
き:彼女はあの非常にまだまだ下級生なんですけれども、すごく私のことを助けてもらっている頼もしい下級生なんでこれからも宜しくお願いします。応援してやってくださ〜い。
妃:妃鳳こころと申します。えっと、霧矢さんすいません。アデレイドさんのとてもファンで・・・すいません、今回はお邪魔させて頂いて・・・。
き:あの、いつも彼女は・・・ちょっとね。頼みごとしててね。いつも袖でテープのボタン押して貰ってるんですよ。だからいつも袖から見ててくれて。勿論ね、(ホットボックスの)お客さんの中にもいらっしゃって。「ファンの方ですか?」みたいな感じで。日によってね〜、ちょっとドレス脱ぐのが遅くなったり靴のスナップが取れたり。お見苦しい点多々あるんですが、大丈夫でしょうか?
妃:2幕の、パァって出てきてミンクのところなんかは、ほんとに惚れ惚れして娘役ながら「霧矢さんは美しいな〜」と、もう本当に惚れ惚れしてしまって。で、映美さんとの2幕のお芝居も見させて頂いておりまして。ほんとにいつも霧矢さん見て・・・ほんとにね。感動しているんですよ。 あの・・・一昨日くらいなんですけど、くしゃみの歌のところでちょっと感動して、涙が出てしまって・・・
き:ほんとに!?なんで泣くの?くしゃみの歌やで?風邪ひいてたん?欲求不満なん?(笑)なんか今も目ウルウルしてる。あっそう。なんかあったのね?共感することが。あーそう、ありがとう。ねぇ、娘役の方にそういう風に言って頂くと私もちょっと娘役冥利に尽きます。ありがとうございます。今後ともあと最後までよろしくおねがいします。
お写真タイム・・・
き:ありがとう、また明日ね〜。くしゃみの歌頑張って歌うわ。(笑)ありがとう〜。ばいばーい。
お客様の退場・・・
き:フレッシュな・・・お二人でしたね。
司:フレッシュなお二人でしたね。次は、またお客様が見えていて。次はフレッシュで、きっともうすぐ「可愛い可愛い可愛い」ってどんどん言われることになる方・・・
き:あたしの次に?
司:そうですね、はい。では、どうぞ〜。
お客様は紫城るいさんです
き:あ、るいちゃーん。いらっしゃーい。いいよ、どっからでも。(るいちゃんは会場の端っこを走ってきてくれてます)間、あいだどうぞ。(笑)ごめんね、なんかだだっ広くて。 き:いらっしゃいませ。有難う御座います。紫城るいちゃんで〜す。いやぁー、わざわざごめんなさいこんなとこまで・・・。こんなところまでって・・・。
紫:(笑)
き:いや、いつも恒例の私の新人公演の・・・。
紫:恒例の・・・光栄です。
き:(新公)も、やりーの。そして、次回のバウの相手役さんになりまーす!
紫:宜しくお願いします。
き:そして、女になりまーす!
紫:女になります。はい。(笑)
き:なんかあの、東京公演に来る前にポスターを撮ったんですね。で、二人でこう化粧をしてる時に、私は男役の化粧久しぶりだし、彼女は女役の化粧で・・・「なーんか変な感じよねー」(といいつつ化粧する仕草)とか言いながら。(笑) やっぱり私はこっちの方が本職かなぁとか思いながら。ねー、変な感じでね。 今も、私がアデレイドの格好して彼女がギャンブラーでね。いつも私のホットボックスの出番の前にちょっと語らう時間があるんですけど。その時に「なんか変な感じだね」とかね。
紫:(笑)
き:でも彼女は5年間男役を全うして。
紫:全うしました。(笑)
き:また新たなスタートですね。
紫:はい・・・娘役。また教えて下さい。
き:いえいえ、そんな私そんな。教えるのもあれなんですけども。じゃ、このアデレイドの経験を活かして(笑)。偉そうに教えさせていただきます。これからも宜しくお願いします。
紫:宜しくお願いします。
カードを手渡するいちゃん・・・カードは 月船さららさん、宝生ルミさん、紫城るいさんからでした
き:あとでゆっくり読みます。
お写真タイム・・・
き:ありがとう。また明日ね。例の時間にね。
走って帰ってゆくるいちゃん・・・
き:すごい。はぁー。(ため息)
司:次は、本格的に可愛いお客様です。
き:又いらっしゃいました?
司:怒涛のように押し寄せるお客様。どうぞ〜。
お客様は涼城まりなさんです
き:あー!チワワ?いらっしゃーい。どうぞー。ありがとう、いらっしゃい。ごめんね、皆走ってくれるね。若いのね。(笑)いらっしゃい。なんか、白でさー、(チワワちゃんのお洋服が白いワンピでした)なんなん?清楚ですね。涼城まりなちゃんです。いらっしゃいませー。何よ?彼女も、いつも私と仲良くして貰っている下級生なんでございますが。今度のバウも、一緒なんです。ね?宜しくお願いします。
涼:宜しくおねがいします。
き:彼女はホットボックスの、うちの店のダンサーで。一押しで。(笑)私が怪我したら代役でちゃんと踊るようにって感じで。頑張ってくれてるよね。ダンス、好きだよね?なんか喋んなさい。
涼:いつも、本当にお世話になっております。
き:いいえ、こちらこそ。・・・そんだけ?(笑)
涼:(笑)
き:写真撮ろうか?
カードを渡すチワワちゃん・・・カードは 椎名葵さん、青樹泉さん、音姫すなおさん、美鳳あやさん、映美くららさん、
涼城まりなさんからでした
き:有難う御座います、皆さん。マメなのよね、下級生は。ありがとうございます。
お写真タイム・・・
き:有難う御座いますわざわざ・・・なんか、靴も可愛いね。(笑)なんかね、女役をやるとね、そういうところに目がいってしまうんですよね。可愛い靴履いてるな、とか。可愛いわよ。
涼:ありがとうございます。
き:明日も宜しくね。有難うわざわざ。
お客様退場・・・
き:走ってる走ってる。みんな若いわ。(笑) き:爽やかでした。
司:いや、キリヤンも爽やかでしたよ。
き:あ、そう?
司:今日の・・・装いなどは・・・
き:爽やか?
司:爽やかではないですが。
き:あははは・・・(大うけするキリヤン)
司:こう、中性的な魅力が・・・溢れていて。
き:ありがとう、すごいよく言ってくださって。そんな、気ぃ使って頂いて。ありがとうございます。あーおかし。(笑)…座りますよ?
司:はい。
と、座るキリヤン
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