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月組バウホール公演
『SLAPSTICK』
待ってました〜っ!きりやん主役編

       え〜、こちらの裏感想ページ(?)はきりやんのマック・セネットさんについて、少々アツク(というか
      イタク?(笑))語ってみようかなあ…と思います。
       まあ、かなりアホな事を書くんじゃないかと自覚しておりますので(笑)テキトーに読み飛ばして
      下さいませね。


       まずは観劇前日の初日の話から。この日は平日だったので、残念ながら観に行けなかったの
      ですが、気持ちだけはバウに飛んでましたね。朝からなんだかドキドキして、もちろん仕事なんかは
      手につかず、時計を見る回数が多い多い(笑)
       開演時間の二時半が近づいてくると、ドキドキは最高潮!!自分の事でもないのに胸のあたりが
      キューンとしてきて(アホやね)思わず「あ〜、神様、どうかきりやんが立派に初日の舞台を務められ
      ますように〜〜〜〜〜!!」と拝む始末。はたから見たらかなりアブナイ行動だと自分でも思うわ。
       いや〜、自分でもここまでの状態になるとははっきり言って思ってなかったので、少々驚いたので
      ありました。やっぱりあたしって、きりやんの事愛してるのねー。
      (あー、ごめんなさい。飛ばして下さい)

       さてここからが本題でございます。
       なんと言ってもきりやんの“初単独主演”でありますから、どんな主役ぶりなのか、物語はどんな
      なのか、カッコいいのか(これは確信してましたが…)などと、色々と考えて、開演前はドキドキ・
      ワクワクしてましたね。おまけに最初の回が最前列だったので、これまたドキドキ…。
       そして開演、「皆様、本日はようこそ…(中略)月組の霧矢大夢です。…」は〜、開演アナウンス、
      今回は一人なのねえ…とジーン。なんだか親のような心境で(笑)

       今回のきりやんは、ホントに八面六臂の活躍で、とにかく出番が多かった。
       いろんな人たちとの絡みも多く、状況を説明するようなセリフも加わって、膨大なセリフの量で、
      ホントにあれだけたくさんのセリフを覚えるのは大変だったろうなあ…と感心してしまいました。
      (まあ、それがお仕事ですけど)
       それと特筆すべきはやっぱり歌でしょうか。(出た〜っ!きりやんの歌フリーク(笑))
       とにかくねえ、歌声がビンビン響いてくるんですよね。声量がすごいというか…。
      劇場中にきりやんの歌声が満ち溢れてるってカンジで感動!!!
      それになんて良いお声なんでしょうか…。きりやんの歌声を聞くと、私すっご〜〜くうれしいの♪
      「は〜、きりやんの歌 大好きだ〜〜〜〜っ!」ってつくづく思う事があります…。
      なんて話はおいといて、セネットくん、たくさん歌をうたってくれて、本当に私はそれだけでシ・ア・
      ワ・セでありましたわ〜。
       もうひとつビックリ(?)したのは、主役のオーラがバンバン出ていたこと!!まあ、もちろん主役
      中心にお芝居は作ってあるわけなんで、当たり前と言っちゃあそれまでなんですが、なんといっても
      真ん中に立っても遜色がなかった。周りを圧倒する雰囲気があったような気がします。
       特に私が「お、きりやん主役じゃーん」と思ったのは
       ・一幕の“ハリウッドへ行こう”ってみんなで歌い継いでいくところ。ちずさんの歌のあと段上に現れて
        「新し〜〜いスタート〜♪」って歌うのを聴いて、「おおーっ!」って思った。
       ・フィナーレのスパンコール付きのお衣装を着て、まず段上ソデからセンターまで歩いてくる所から
        貫禄(?)があった。階段を下りてくる姿…も〜う、スターのオーラが出まくり出まくり(笑)
        誰だ〜!?「霧矢は華がない」なんていってる人間は〜〜っ!
        そのあとのみんなを従えての総踊りはホントにステキでございました。あのキリッとした顔…はー、
        忘れられないわ〜〜〜〜(ゴメン、壊れた)

       それでは、ここらでちょっと私のお気に入りの場面なんぞを…。
       (いっぱいありすぎて、迷っちゃうのですが)
       ★ しょっぱなのおじいちゃんの場面
        上手いねえー。動作とか、階段の下り方とか…。よく研究してますね。
       真野すがたくん&涼城まりなちゃんとの掛け合いも三人とも間のとり方が絶妙で
       笑わせていただきました。最後のキメのポーズは“お決まり”っぽかったですけどね(笑)
       可愛いじいちゃんでした。
       ★ ニューヨークへ旅立つ時に歌うナンバー
        この場面のきりやんは、ホントに可愛い!!笑顔がステキ〜。“キラキラ”ってカンジ?
        それにしても伸びやかな歌声ですねえ(なにげにこの歌かなり好き)後半アップテンポになって
       からのダンスもすごくイキイキと踊っていて、“希望に満ち溢れた青年”そのものでした。
        最後の「マック・セネッ〜ト♪」の両手の広げ方、私あの角度がすごく好きなの(笑)
       ★ メイベルと出会ったあとに歌う場面
        どうしてあれだけの会話でメイベルに恋したのかというのが、唐突っぽいって気もしますが(-_-;)
       「トムボーイ」の歌で帳消しになってしまった(いいのかそれで(笑))いいですよねえ、あの歌。
       可愛くて、切なくて…。サビの盛り上がり方も大好きなんですよね〜。歌の上手いきりやんなので、
       歌の良さが倍増されたんでしょうね…とイタイ感想を言ってみたりする…
       ★ 映写室でフィルムを流しながら椅子にまたがって見ている場面
        これは「SLAPSTICK」の中でも名場面のひとつでしょうね!
        点滅する光の中に浮かんでいる、セネットのちょっと悲しそうな遠い目…。
       釘付けになってしまった…。母性本能をくすぐられちゃいました。
        正面から見たセネットもすごく良かったんだけど、客席の端の方から見たら、鼻が高くてねえ、
       キレイでまるで“置き物”の様でした。持って帰りたかったわ(笑) 
       ★ 第2幕の幕開け〜タンゴの場面
        きりやんのタキシード姿、細くなったし似合うと思うけどなあ…。(足がもう少し長かったらなお
       ベターなんだろうけど…なんて書いちゃいけないのかな)
        幕開けの後姿のシルエット、絵になってました。
        2幕目になって声のトーンもおさえ気味にして、シブく、ちょっと大人っぽくなってましたね。
       メイベルと久しぶりに会った時のちょっと複雑な感情を、わずかなセリフ&表情でなかなか上手く
       表していたんじゃないかなあ…と思います。
        そして、メイベルとテイラーが踊っている時のメイベルを見る切なそうな目にドキドキ。
       その後の2人で踊るタンゴは、短い時間ながらもう…爆死(笑)あの目で見つめられてみたーい!!
       …と、アホな私は真剣に思ってしまった。
       ★ 「WILL BE GOOD」の場面〜キスシーン
        この場面は本当に良かった(ここにくるまでの展開にちょっと“??”な所もありましたが)
        歌も力強くて前向きで(特にさららんが歌う「WILL BE GOOD 信じよう 生きていく力を」って
       歌詞が好き)その場面に出演してる人たちの顔がイキイキとしていて、すごく素敵な場面になって
       いましたね。観ていてこちらまで「よし、頑張るぞ!」っていう気持ちになりました。
        キスシーンはねえ、なんといってよいやら…。
        「セネット、ここでガツンといってやれよ!」ってカンジですがー、なんであんなに優柔不断なんで
       しょうか…。ゴールドウィンのところに戻った方がメイベルのためになると思ったの?
       とか思ったりもしたのですけれども〜、きりやんのキスシーンなんて滅多に見られないので
       やっぱりドキドキしてしちゃいましたわ。ま、今回はあれぐらいの“可愛い系”のキスシーンで
       きりやんはいっぱいいっぱいだったと言う事で(?)
       …でもいつかリカちゃんやケロちゃんの様に濃〜いラブシーンをきりやんもやったりするのかな…。
       そうでないといけないと思いつつも、ちょっとイヤだなと思ったりもして…複雑だ。
       ★ フィナーレのデュエットダンス
        何といってもここのきりやんの表情がめっちゃ素敵っ!以前から娘役さんと組んで踊っている時の
       きりやんの優しそうな顔が好きなんですが、今回のるいるいを見ている笑顔は、本当に暖かくて
       (もちろんるいるいも可愛かった)包容力があって、「きゃー、るいるい代わって〜〜〜!」パート2
       状態(笑)になってしまいましたわー。
        最後のおでこをくっつける振り…マジるいるいがうらやましかった(^^ゞ
        お二人の衣装のスパンコールがキラキラ光って、夢のようなデュエットダンスでしたね。

       最初から最後まで、本当にきりやん大活躍だった「SLAPSTICK」、芸達者な共演者の方たちに
      支えられて、ハートフルで感動的な作品になっていたと思います。(この暖かさは、主演のきりやんの
      持ち味が反映されたのかな…という気もします)
       明るい笑顔から(やっぱりきりやんの笑顔はピカイチですな)、切ない表情まで、いろいろな顔を
      見せてくれたきりやん、そして、素敵なダンス&心に響く歌を聴かせてくれたきりやん、本当に
      きりやんのファンで幸せだなあ〜、って実感した公演でした。
       主役をすることによって、また色々と勉強になったことでしょうね。この経験を糧として、更に更に
      大きな舞台人になって欲しいな…とイタイファンの私は思うのであった…。

きりやん編 おしまい♪        


番外編…はじめて最前列で観ちゃった〜

      最前列…なんていい響き(笑)はじめて体験させていただきましたわ。
       正直言って、最前列って、近すぎてあまり見えないんじゃないかなあ…とゼータクな心配をして
      おったのですが、そんなこともなく、出演者の皆さんを間近で観ることができて、夢のような時間を
      過ごさせていただきました。
       きりやんのいろんな表情もとてもよく見えて、すごくお得ってカンジでありました。
       なんと言っても特筆ものは、やっぱりセネット&メイベルの舞台座りでしたねー。
       きりやんがこっちに近づいてきたんだよ〜。そんでもってホントにすぐそばに座って、お芝居してる
      なんて、なんだか夢のようで、私ぼーっときりやんを見てました。頭の中は真っ白状態だったなあ。
       でも、最前列って、あまり目線はもらえませんね(違う?)お芝居する時は、皆さん結構上の方を
      見てるみたいだったので…。だけど、一度楠恵華ちゃんに目線を頂いたような…。
      (なぜ、きりやんじゃなかったんだ!)でも、のぞみちゃんも素敵だったわ〜。
      きりやんとは「トムボーイ」の歌の時に、チラッと目が合ったような気がした
      (あくまで私の希望的観測かもしれん…(^^ゞ)

       いやー、オペラグラスなしで舞台の人達を見られるなんて、なんて素晴らしい事なんでしょうか(笑)
      今度は一度大劇場で体験してみたいものだ…。(最前列なんで贅沢言いません、5列目より前で
      いいわー)
       しかしチケット運の悪い私にこれから先、そんな席が回ってくる事があるのかな!?

おしまい

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