ベルサイユのばら |
これを除いては宝塚は語れない!宝塚の代名詞ですね。
30年ほど前(古〜)、私もこの作品で宝塚の世界に足を踏み入れました。
初演は昭和49年。オスカルを演じた榛名由梨さんは「劇画のように目をキラキラ」
させるのにとても苦心されたらしいですね。ってそんなん出来るんかい!
その後平成元年、平成13年、平成18年と再演。
ジェローデル、アラン、ベルナール、アンドレを主人公にした『外伝ベルサイユのばら』なんちゅうのもあります。 |
風と共に去りぬ |
映画でおなじみのこの作品も今や宝塚の代表作です。
初演は昭和52年。当時トップスターだった榛名由梨&鳳蘭さんがひげを着ける
ということでかなり話題になりました。
「バトラー編」と「スカーレット編」があります。バトラー編はスカーレットTとU
(スカーレットの本音の部分)が登場するというちょっと変わった演出です。 |
エリザベート |
ドイツのこのミュージカルを日本で最初に上演したのが宝塚でした。
美貌のオーストリアの皇女エリザベートが黄泉の帝王トートに見初められ
付きまとわれる(笑)という話。
曲がいい!生で観るとアンサンブルには圧倒されます。
初演は平成8年。当時の雪組の皆さんは楽譜片手に大変苦労されたとか。
その後、星組→宙組→花組→月組→雪組→月組と上演されています。 |
ノバ・ボサ・ノバ |
これはかなり独断が入っていると思いますが(笑)大好きな作品なので(^^ゞ
リオのカーニバルを舞台としたラテン色あふれるストーリー仕立てのショー作品。
フィナーレ、ほぼ出演者全員が踊る中で主役ソールが歌う「シナーマン」、
ゾクゾクします〜〜!
昭和51年の再演時には初日前日に演出の鴨川清作先生が死去され、
悲しみの中幕が上がったというドラマティックな逸話があります。 |
源氏物語 |
昭和27年に源氏を演じた春日野八千代先生は超美しかったらしい。
昭和56年、平成元年には田辺聖子氏原作の「新源氏物語」、平成12年には
大和和紀氏の漫画「あさきゆめみし」を基にした源氏物語が上演されました。
「あさき〜」は金髪のお公家さんが出てきてちょっとビックリ。 |
華麗なる千拍子 |
高島政宏・政信ご兄弟のお母様である寿美花代さんが主役のショー作品。
当時ダルマ姿の「パイナップルの女王」寿美さんが話題になったらしいですね。
(さすがの私も生まれていないので観てないですが…)
歌劇団初の芸術祭賞を受賞しました。
平成に入り、雪組により再演。 |
うたかたの恋 |
オーストリア・ハプスブルグの皇太子ルドルフ(エリザベートの息子さんですね)と
貴族令嬢マリー・ヴェッツェラの悲恋を描いた作品。
昭和58年、麻実れい・遥くららの大型カップルが初演。その後この作品もよく再演
されてますね。主題歌は名曲だと思います。 |
あかねさす紫の花 |
↑のうたかたと同じ柴田侑宏先生の(私的に)代表的作品。
飛鳥時代を舞台に中大兄皇子と大海人皇子、額田王の三角関係を描いた作品。
中大兄バージョンと大海人バージョンがありますが、やっぱりこの作品の主役は
大海人ですよねえ。大海人と額田の再会場面は泣けます! |
虞美人 |
白井鐵造先生作の中国歴史物。
項羽と劉邦、虞美人を中心とした大作で、昭和26年に初演、その後昭和49年と平成22年に再演されています。
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ミー&マイガール |
ブロードウェイミュージカル。昭和62年に月組の剣幸さん・こだま愛さんのコンビ
で初演、評判が良かったので同年、同じコンビで再演と言う珍しい公演形態でした。
その後天海祐希さんのサヨナラ公演として再演されています。
(天海さんは研一の新人公演で主役のビルをやったんですよねえ。すごい抜擢!)
近年では平成20年に月組、平成21年に花組で上演されました。
ほのぼのとした明るいミュージカルで私のお気に入りの作品の一つです。 |
ファントム |
原作は「オペラ座の怪人」。劇団四季はアンドリュー・ロイド・ウェバー版ですが、
こちらはアーサー・コピット版を下敷きにしてます。
おどろおどろしいウェバー版に比べて、どちらかと言うとファントムの孤独・悲しみ
・親子愛(?)に重点をおいているかな?そしてやっぱり宝塚らしく美しいです。
平成16年に宙組によって初演。
平成18年、平成23年に花組で再演されました。
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