『いますみれ花咲く』&『愛のソナタ』
お茶会報告
PARTT
1月27日(土) 赤坂プリンスホテル 別館ロイヤルホール
今回もわたくし参加しておりません(T_T)
というわけで、またまたご協力を頂きました。
Shellさん&Pinkyさん、Special Thanks でございましたm(__)m
今回のお茶会、きりやんが“い〜〜〜っぱい”お話していらっしゃるんで
アラ、まあ、なんとPARTT〜PARTVにまたがってしまいました!
一気に読んで頂くのもよし、三回に分けてもよし…という事で
お暇なときにでも、読んでやってくださいな。
★ きりやん入場
服装は…黒のパンツスーツ(えりの後ろ側が赤、パンツのウエストが赤、インナーは黒のタート
ルだった気がする←by Shellさん)
CDで歌っている『Something Anything』を歌いながらご登場
(歌い出し4小節早く出ちゃいました)
きりやん(以下“き”)
「あ〜、すいませんでしたー。間違えました〜
本日は本当に足元のお悪い中(当日は東京大雪でしたね)ようこそお茶会にお越し下さいました。
霧矢大夢でございます。よろしくお願いいたします」(拍手)
司会(以下“司”)
「きりやん2回公演でお疲れのところ、更に1曲全部歌って頂いて…」
き 「久しぶりに歌ったもので、ちょっとおぼつかなかったんですが」
司 「では、ご着席の前に“乾杯”をさせていただこうかと思います」
き 「えー、では…21世紀初のお茶会ということで、盛大にまいりたいと思います。乾杯〜〜!」
会場の皆さん
「かんぱ〜〜〜い」(ちょいと声が小さめ)
き 「なんか声が元気ないんですが…(爆)も一回いきましょか、はい、かんぱ〜い!!」
★ CDについて
司 「いま歌って頂いた曲は真琴さんのCDの中に、きりやんはじめ4人で歌われている曲ですが…」
き 「はい、そうです。“参加アーティスト”です(笑)。えーっと、こけら落としを記念して真琴さんが
エーベックスという、安室奈美恵ちゃんとか浜崎あゆみさんとか、すごく大手のレコード会社
から出して頂いて。
未だに全然実感が沸かないんですけれども、とてもいい経験になったというか…
この曲を他に汐美真帆さんと、大空祐飛さんと大和悠河さんと4人で入れてるんですけれども、
結構この4人でお仕事するのが多いんで…。
初めてが『夜もヒッパレ』の真琴さんのバックダンサーとして出た時があって、その時にも
“また4人で仕事ができたらいいね”って話をしてて、その後もよくよくいろんな事があったんですけど、
こういう形で曲としてCDとして残ったということで、いい経験になりましたし、いい思い出になりました」
司 「皆さん、お買い求めになられましたでしょうかね」
き 「なられましたでしょうかね」 (拍手)
「オリコンチャート、47位か45位ぐらいになったんですよね。今日“Count Down TV”
とかいうのに出るらしいですよ。あの、でも別に私は出ませんけど(笑)
真琴さんはプロモーション撮ったのかなあ?その辺は良く知らないんで、どういう形で出る
か分からないんですけれども、出ますというFAXはエーベックスさんの方から頂いたので、
なんらかの形でちょっとは流れるんではないんでしょうかね。
まあ多分『EDEN』という曲が一番流れると思うんですけれども」
司 「レコーディングの時は順調に進んでいったんですか?」
き 「そうですね…。デモテープを結構ギリギリに頂いたんですよ。で、全然稽古するヒマもなく、
ましてやキーが私たちの歌ったことがないような、割と女の子らしいキーというか、私も声
がひっくり返ってしまいそうなんですけれども、キーも高くて“どうしよう”とか言ってたんです
けれども、エーベックスさんのほうのスタッフの方がすごくリラックスさせて頂いて、何回も
繰り返し録って頂いて、すごく楽しい収録になったんですけど…
4人で仕事することが多かったので“何かグループ名を考えよう”って事をずっと言ってたんですね。
で、収録の時に仮の紙(リーフレットのこと?)が出来上がってて、見たら私たちの歌の題名が
『Something Anything』じゃなくて『シューマッハ』って題だったんですよ。
“これ、何ですか?”って聞いたら、たまたま作曲された方が夜中にテレビ見てたら、F1が
お好きでF1レーサーの名前を仮でつけたんですということで。
私たちの中ではもう『シューマッハ』とグループ名をつけてしまって。
“なんかの機会にグッズでも作る?”とか言ってるんですけど、果たして実現するか分かりませんが…。
ま、そのような裏話もありますんで、なんかの形で出てきたらいいなと思います」
★ 公演について
司 「21世紀を迎えたんですけど、実感はありますか?」
き 「年越しは次の日が初日ということで、あまり浮かれててもいけないと結構おとなしくしてたんですけど。
世紀の変わり目がイマイチぱっとしなかったですね。
たまたまつけてたチャンネルが、間違えてカウントダウンしちゃって年明けちゃった番組を
つけてしまっていたものだから、“え?え?え〜?”って感じでいつの間にか21世紀になって
しまっていたということで。
初日にあたって、年賀式とか、セレモニーとか、口上があってわたくしの歌から始まってしまうと
いうことで、(世紀が)変わったというよりも、とにかく初日が無事開いてほしいという思いの方が
強かったので未だに実感がわきませんけれども」
司 「初日は緊張しましたか?」
き 「めちゃくちゃしましたよ。(笑)しますよねー。するなと言うほうが無理ですよね。
ホントに初舞台以来じゃないですか、紋付はかま…初舞台の口上以来なんですけど…
今は緞帳が開いたらすぐに歌い出すじゃないですか。でも初日っていうのは口上を聞き終てから
じゃないと歌えないんで、変な時間…変なって言い方してはいけませんが(笑)、
歌い出すまでに時間があって、待ってる間の緊張がどんどん高まっていっちゃうんですよね。
「早く始まれ、早く始まれ」って思っちゃうんですけど…。
両親が“初舞台当時と同じ表情をしていた”と。“かなり固まってたよ”って事で。
譜面開けても手が震えてたんですよ。見てた方はそこまでは分からなかったとおっしゃって
たんですけれども。かなり緊張いたしました。
でも何とか無事務めを終えたって感じなので今はもうだいぶ余裕も出てきたので、気持ち良く歌って
いるんですが」
司 「初々しかったって事ですよね」
き 「そうですね〜、初日は…え?え?(司 「今も」)あ、ああ、今も、今もそうですよ(爆)
“ろっぱいろはがるた”っていう舞台人のことわざがあってね、“い”のところに“いつでも
初舞台の気持ち”っていうのがあるんですけど、本当に世紀の変わり目に、また初舞台の
頃のように初々しい気持ちに戻れましたね。
ホントにあの瞬間はテレビで初めてご覧になられた方もビックリされたと思うし、私も、自分
もビックリしたので。
初めて口上のお稽古も入れてお稽古する日があったんですけれども、“霧矢、ここに来なさい”とか
言われて“エエ〜?”とか言ってこう行って、歌い出したらまわりの方は練り歩いて
…ハケてっちゃうんですよね。だから初めてそれをやった時にすごく動揺したんですよ。
“自分一人しか残ってないんちゃうか?”みたいな(笑)みんなどんどんどんどんいなくなってしまって、
気づいたら誰もいなくて。まあ後ろにコーラスの方いらっしゃるんですけど…。
普段の公演は後ろに台があって開いてない状態なんで、結構すぐ後ろにいらっしゃるじゃないですか。
初日の時はもう最初から開いちゃってたんですよね。だから更に自分の空間に誰もいなくて、
なんかすごい心細くて、ホント初めてのお稽古の時は声にも出ましたね。
“あ゛〜あ゛〜”って震えて。“ど〜じよ〜”みたいな。
(きりやんの話を聞いて笑った小っちゃな女の子に)
おもしろい?ありがとう。いいよ〜、笑うてね」(ほほえましい雰囲気だ…)
司 「歌の方での活躍がかなり目立ちますよねー」
き 「そうなんですよ。どうしちゃったんでしょうね。うん、そうなんですよ。今回はとにかく日本物の方も
洋物の方もたくさん歌わせて頂いておりまして、大劇場で、本公演でここまで歌わせて頂くなんて
初めてだったので、あのー、すごいことですよね」
司 「すごいです」
き 「だから、とにかく季節がらやっぱり風邪もすごい流行ってるし、乾燥するんで、日によって波があるんですけど、
ベストな状態で毎日お聞かせできたらいいなあと思うんで、“無理はしないようにな”って…
健康管理にはホントに。
今までやっぱり新人公演とかもあったりして本公演との配分っていうか、あったんですけれども、
今回は本公演だけということで、ホントによっぽどの意識を持たないとダメだなあって。
それしかお見せする場が、勝負がないんで…。
そういう意味で、また新たな責任感っていうかね、芽生えてきたかなって感じでしょうかね」
司 「新しい劇場は、使い心地はいかがなものでしょうか?」
き 「それがですねー、まあ、建物自体はね、新しいし、いろんな細かな設備は整っているんで、まあ、まあ…
“まあ”って言い方してはいけませんが…。
“使い心地”といたしましては、やはり宝塚大劇場が一番公演はしやすいですね。
広いので…袖も何もかもが広いんで、そういう意味では使いやすいですね。
こちらはやっぱり縦に劇場が…。だからお客様もねー、すごい上に上がらないと客席にたどり着けなくて、
階段もたくさんのぼらないといけないっていう状態で。
私達も、ホントに着替えるのに階段駆け下りて、下に行かなければいけないんですよ。
だからフィナーレの時は下で着替えて、上がって、また大階段の陰段上がって…みたいな。
もーう、4階か5階分くらいのぼってるんではないだろうかとか思っちゃって。
もう、ね〜、まあそういう意味では決して使い心地がいいとは、いい難いでございますが、
やはり…25日の逸翁デーに先輩方もおっしゃってたんですけど、“ああ、そうかあ”って改めて思ったんです。
やっぱりあの土地自体が落ち着くと言うか、1000daysにいた頃よりは、しっくり行くっていうか…。
なんでか分からないんですけれども。
ずっとそこで六十何年間か…東宝できてそれぐらいなんですけど…そこでずっとやってきたっていう
土地の空気っていうのが“ああ、あるんだ〜”って思って。
そういう意味では これから長くお付き合いしていく劇場なので、“階段がどうの”とかいうよりも、きちんと
公演を務めれたらいいなと思います」
司 「では、今“階段がどうの”と言っていたフィナーレの所で、黒エンビありますねえ。
“とてもステキだ”と大評判の場面なんです」
き 「いやー、ねえ。月組に来て初めてですね。黒エンビで大階段で踊った事が。
意外と月組のショーって定番がないんですよね。前、大劇場しか出てないんですけど、
『LUNA』と『BLUE MOON BLUE』ってショーがあった時に、ソフト帽をかぶって大階段でって
ナンバーがあったんですけど、なんか久しぶりな気がすると思ったら、ソフト帽かぶってショーで
踊ったのが、月組に来てその時初めてだったんですよ。
だから“あ〜なんか、月組って意外と定番のショーがないんだな”と思ったんですけど。
花組時代の組替え最後になった『ザッツ・レビュー』という作品のフィナーレナンバーの
桜の…違う、すみれのボレロか、え?桜のボレロ?すみれのボレロ?…すみれか。
すみれのボレロだと思うんですけど、でも躍らせて頂いたんですけれども、やっぱり黒エンビを着て
ピシッっと踊ると、それこそ紋付はかまじゃないんですけど、すごく身が引き締まりますね。
原点って感じで、男役の。
だからすごく…ちょっと階段はコワイんですけれども、すごい楽しんで踊っています」
司 「今度はお芝居のほうで、最近皆さんから話題で出るのが“オルグくんカワイイ”って言うことなんですが
(きりやん「エ〜〜〜〜〜、そんな事ないです」)あれは役作りとしてはどんな感じ…。
“カワイイ”を目指されているんでしょーか」
き 「そうですね。一応ページくんがあと2人くっついているんですけれども、あゆら華央ちゃんと
一色瑠加ちゃんが、くっついて下さってるんですけれども、ある種こう、やっぱり…いろんな座談会でも
言ってるんですが、オペレッタということで、私たち出てきたら歌って引っ込むという役柄なので、
そういう意味ではちょっとコケティッシュな、ホントにオペレッタ のにおい…におい?香り…を(笑)
ちょっと感じていただけたらなあっていうことで、そういう意味ではコケティッシュな方が、
チョコチョコチョコってしてる方が可愛いし、愛嬌があるし、先生も“子供の設定でお願いします”
という事だったんで…。
まあ、たまにやってる最中に“あ〜”とか自分の実年齢が浮かんでくるんですけど(笑)
“ま、いっか”とか思って、やってるんですけれども。
でもとても、若い役をする事はいい事ですね。普段もね、ちょっとなんかこう…アップしちゃうじゃないですか。
結構私、普段は割と袖とかではおとなしい方なんですけれども、たまにやると、なんかいい感じで…すね。
カワイイと評判という事で…」
司 「ええ、カワイイと評判という事で…」(笑)
き 「ハハハハハ…(拍手)無理やり持っていって…。“えー、そうかあ?”って思ってる人がもしかしたら
いらっしゃるかも」
司 「まあ、今日はそうしましょう」
き 「そうしましょう、はい、ありがとうございました」
司 「では、『いますみれ花咲く』の方にまた逆戻りしまして、今度は春日野八千代先生と一緒に出られてて、
きりやん、歌もその時歌われてますよね。春日野先生は…」
き 「そうなんですよ。歌を歌って指揮者の先生の方も見なければいけないので、実際舞を直視することは
出来ないんですけれども、本当に偉大な方で、花組時代の『花は花なり』という作品でもご一緒させて頂いて、
その時陰コーラスっていうのに入ってたんですけれども。
なんか、ねえ、もうホントに存在自体が“神”が…神々しいというか、宝塚をずっと築き上げられてこられた方
なので、幸せとしか言いようがないですね。
ましてや、舞ってらっしゃる所で歌わなければいけないということで、その空気を感じて、
壮大に歌えたらいいなあと思うんですけれども。毎日緊張してるんですけれども。
でも先生のお人柄はすごく気さくな方で、お優しい方で、とにかく舞台に立たれたら神が…神が舞台に
舞い降りたって状態。でも普段はすごく気さくな方で、お優しい方で…って2回も繰り返しましたが(笑)
本当にご一緒させて頂くだけで幸せをかみしめております」
司 「その偉大なる先輩つながりで、逸翁デーではすごいOGの方々と共演されましたが」
き 「共演と言うか…。でも、今までいろいろイベントがあった中で、この逸翁デーっていうのはかなり、
本当に下級生の頃、研一か研二とかで見ていた宝塚とまた違った感じ方が得られたんですけれども。
今回やっぱり、自分がこけら落し公演とか、いろんな宝塚の21世紀へのちょっと責任っぽい物を
受け持ってる分、逸翁デーとか見てると、宝塚のすごさをヒシヒシと感じましたね。
ずっと花道で見てたんですけれども、小林先生の映像とかずっと流れてたんで…。
まあ、ご覧になってらっしゃらない方も多いと思うんですけれども、なんか“は〜〜っ”っていう感じですよね。
一緒に出ていらっしゃった方って、私たちと同じように宝塚の舞台に立たれた方なんですけれども、
皆さんもう、スケールが大きくて、大先輩すぎて“別格!”って感じで、本当に…。
空気が違うんですよね。あれは…なんなんでしょうね。なんであんなに素晴らしいんでしょうね、皆さん。
それぞれ皆さん色が違うし…。感動しました、とにかく」
★ 新人公演関連のお話
司 「今回は新人公演に出ていらっしゃらなかったんですけれども、初めて新人公演を客席からご覧になられて
いかがでしたか?」
き 「そうなんですよ。“早く客席から観たいよ”とかずっと願っていたので、やっとこの位置にこれたんだって
ちょっと思ったんですけれども、でも、なんか、いざ…、結構通し稽古の段階では、やっぱり本役の子とかも
指導してもらいたいという思いがあるので、私もアラを探しちゃうんですけれども、本番はホントにみんなの…。
“もう、いいよ、いいよー”って感じで、ホント親心っていうか…。
まだ新公外っていえども、その中でもまだ最下級生なんですけれども、えらそうにふんぞり返っては
観れませんが、とにかく、ホントついこの間まで一緒にやってた仲間たちが舞台に立って、
自分は応援する側にいるんだと思うと、ほとんど親心ですよね。
で、終わったとたんに下級生が“いかがでしたでしょうか?”って聞いてくるんですけど
“いや〜、よかったよー”みたいな事しか言えなくて(笑)私、あんまり終演後すぐに感想を述べれない人
なんですけれども、みんなの頑張りがすごく伝わってきて。
で反対にある意味、自分が日々やっている作品を客観視できるんで、そう言う意味では、
お客様の目になって観て、“こういう風に見えてるんだー”とか、いろんな事を感じ取る事が出来たので、
自分のためにもすごく勉強になるし、“はーっ”っていう感じですね。
観るのも本当に勉強だなと思いました」
司 「最後の新人公演になった昨年の『ゼンダ城』では、東京へは残念ながら来なかったので
その時のお話をちょっと思い出して頂いて、して頂ければと思うんですが・・・」
き 「あ、ああ、今すぐにね(司:「今すぐにです」)(爆)“あの時はどうでしたか?”とかそういうのが
振られるのかと思って…」
司 「えーと、衣装がいっぱいかわっていきましたよね。マミさんのステキな…紫のとか…」
き 「あー、ねえ。あの新人公演はとにかく盛り沢山だったんですよね。立ち回りがまずすごく大変だったのと、
あとやっぱり、フラビア姫とか、家臣の方々とか、ワル役の方々とかすべての方に絡んでて、
何から手をつけていいのか本当に分からなくって、本公演も結構ショーがハードだったんもんで、
なんか本当…いっぱいいっぱいでしたね。
初めて…7年目にしてこんなに自分がカツカツになったのは、追い詰められたのは初めてというくらい、
かなり自分の中では大変でしたね。
で、今も出ましたけれども、真琴さんが、もうあらゆる衣装を着せ替えの…今回もいろんなお衣装を
着てらっしゃるんですけれども、前回はもう“軍服バリエーション!”って感じで素敵だったんですけれども、
もうとにかく着替えて出る、着替えて出る…っていうだけで、自分を鏡とかで見れないんですよね、ほとんど。
着せてもらって…出てるって感じなんで、あんな素敵な衣装を自分が着せて頂いたんだっていう実感が
あんまり湧かないんですけれども。
でもホントに、最後にして、まあいわゆる割と“色の濃い”役所の多かった私にとっては、
最後にドーンと大きな試練が来てしまったって感じで、新人公演のパンフレットの文にも相手役の
西條三恵ちゃんも私とおんなじ事書いてて、結構ウケたんですけれども。
お互いに“今まで濃い役しかしたことがなく…”みたいな事を書いてて、“そうなのよね〜”とか
言ってたんですけれども。ある種、正当派な役で、私がやったからあまり純な正統にはならなかった
ですけど、まあ私がやるからいっかっていうようなノリで…。
やっぱり真琴さんの個性に合わせた役って事で、やっぱり自分の個性にある程度近付けなければ
いけないし、最上級生なんで、そういう意味でね、そういう面をお客様にお見せしなければ
いけないんだなあというのを思った次第でございます。
……なんか、硬いですネ、私今日、ちょっとね…」
司 「硬いですね〜」
司 「フラビア姫と惹かれ合うのが、若いながらもよくわかったとかいうお話をいっぱいお聞きしたんですけれども、
お二人では三恵さんと語り合い…」
き 「なんかねえ、皆さん意外に思われるかも知れないんですけどね、普段割と仲良くしてるんですけれども、
結構芝居は衝突したんですよね。
衝突したというか…最初の方なかなかかみ合わなくって、結構大変でしたね。
本当に最後の通し稽古の時とかも“はー、やっぱりあわへんな”とかなんとかそういう…。
なんかね、すごい、周りの方が思っていたとは反対に、なんだかね、なかなか…本番…やっとですね」
司 「でも本番はぴったりで」
き 「そうですね、ぴったりというかもう、お互いがお互いの事でいっぱいいっぱいって感じだったんですけれども。
思いはね、もちろん同じなので、フラビア姫とルドルフの恋物語が伝わっていればいいなと思ったので。
最後の盆回しも新人公演用に変わってたんで、すごく気持ちが…。それはそれで私たちの作り上げた物を
見て先生が変えて下さったんですよ。だからそういう意味ではすごくやりやすかったですね」
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