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『暁のローマ』『レ・ビジュー・ブリアン』
お茶会報告
PART T

6月3日(土) 宝塚ホテル  宝寿の間

  お茶会に行ってきました(^o^)
  今年は宝塚では唯一のお茶会で、スタッフの皆さんも気合が入り(?)楽しいお茶会でした〜。
  きりやんも公演終了後でお疲れだったのにもかかわらず
  (&声がかれていらっしゃったにもかかわらず)
  たくさんお話してくれました!
  少しでもお茶会の雰囲気を感じてもらえれば嬉しいでーす。

★公演についてのお話
  
司会「お芝居の最初の漫才は地が多少は出ていますか?」

  きりやん「そうですねえ、まあ、台詞は台本どおり…。

     木村先生は関西の方ではないので「僕の書いた関西弁なのでホントの関西弁で言って下さっていいですよ」と

     おっしゃって下さったので、多少語尾を変えたりはありますが。

     香盤表には“霧矢”“北翔”って書いてあったので、素に近い部分でやっていますね」

  司 「アドリブとかは入ってないですよね」

  き 「アドリブ禁止なんです。やりだすと際限ないですからね。上演時間が結構切羽詰ってて引き延ばせないので…。

    したいのは山々なんですけど、アドリブ禁止令なんで。要望のある方木村先生にどうぞ」(笑)

  司 「絶妙なボケとツッコミなんで…」

  き 「いやー、みっちゃんのボケが上手いんです。彼女はこの公演で組替えしてしまうので、最後にこうやってお芝居できて

    良かったなあと思ってますね」

  司 「北翔さんとは今回出番も同じ所が多いですよね」

  き 「そうですね。私と二人でプロローグのあと後半まで出ないんで…。

    今回、ユリウス・カエサルにしては後半の人達なので、歴史としては。

    後半でちゃんと印象をつけれるよう、というのが二人の課題ですよね」

  司 「アントニウスの髪型が凝っていますが、どれぐらいの時間をかけてセットしていますか?」

  き 「一回目の公演の時は割とゆっくりできるんですけど、2回目の時はお化粧替えとかして時間がかかるので、

    うーん…5分(会場「へーっ」)…という訳にはいかないか(笑)でも10分だとかかりすぎ。

    7分ぐらい…を自分でめざしています。

    一回目のショーのリーゼントを顔と共ににワーッて流して、お化粧をして髪を作るんで、

    大休憩はてんやわんやですね」

  司 「結構凝ってますけど、何か参考にされたのですか?」

  き 「まあ、いろいろと…。今回ロックオペラという事で、あまり時代考証とかは考えなくてもいいという事だったので、

    髪型とか自由でいいという事で、何か個性的な…。

    男役ってどうしてもショートはショートなんで、何かいい髪型はないかなあっていろいろと、いろんな方を参考に。

    普通の俳優さんとか、舞台を観に行ったりとか、そういうのでちょっといただきましたね」

  司 「皆さんお気に召していらっしゃるようで…」

  き 「あー、良かった。ちょっとどう見えるかという懸念がありましたけど、大方好評頂いてるようで良かったです」

  司 「共演している轟悠さんから学んだ所は?」

  き 「存在すべてが凄い方ですね。普段は一応普通に本当に気さくな方で、

    みんなの名前とかもすぐ覚えて下さったりとか、ホントに暖かい方で。

    冗談ももちろん言い合いますし、ふざけたりとかもされるし。

    でもひとたび“轟悠”さんであるみたいな時、お稽古場で役として立たれた時とか、

    袖から舞台に一歩出られる時とか、そういう空気が全然違いますね。

    だから、これを教えて頂いたとか、そういうのをあげ出したらきりがないので、存在自体が宝塚を

    象徴されてる方だなと思うので、そういうものを感じて自分の肥やしにしていけたらなと思っています」

  司 「舞台に出てこられない時間は何をしていますか?」

  き 「いやあ、なんだかんだしてたら時間になっちゃうんですよね。ちょっとショーの準備をしたりとか、

    次の出番の準備とか、たまに花道に見に行ったりとか、喉の吸入に行ったりとかって感じですね。

    …そんな別にここで言う様なことではないですけど(笑)あと皆様のお手紙読んだりとか」

  司 「見せ場の演説のシーン、歌われていて感想は?」

  き 「難しいですね。歌詞の内容を聞かせないといけないので、伝えるという意識が強いというのと…。

    まあ、稽古場よりやりやすいというのもありますね、みんなを見渡してる形ですし、

    照明が変わっていったりもあるので。

    やりやすい部分もありますけど、すごく難しいですね。

    でも、舞台に乗っかってから市民の子達の反応が変わっていってますし、

    暗殺者の方たちをここぞとばかりに追い詰めていくのが、だいぶ快感になってきました(笑)

    別に意地悪してる訳じゃないんですよ。「じゃあ、殺さなきゃいいじゃん!」って事なんで、

    当然の事をしていると思っていますんで、イジワルでは決してないんですけれども。

    皆さんの神経を逆撫でできるように、もっともっと思いを詰め込んでいけたらいいなと思っています。

    そしてカエサルの理解されなかったものをローマ市民やお客様にお伝えできればいいと思います」

  司 「ショーの「夜の宝石」の場面は、今までにない感じのヘアスタイルと衣装ですが、最初に衣装と髪型を

    見られた時の感想はありますか?」

  き 「あまりショーで抽象的な、夢々しいシーンにはそんなに出た事がなかったから、

    今回はちょっと妖しさみたいな物とか、中性的な、男だか女だか人間なんだか分からないというようなものを

    追求できたらいいなと思って。

    お衣装がキラキラキラキラしてまして、宝石がメインのショーでございますので、

    “妖しく黒く光る宝石”みたいなものをめざして、

    あさこさんとみほこちゃんの初々しいカップルを翻弄するような存在になれればいいなと思っております」

  司 「ピンクダイヤの場面のセリ上がりながら盆回りのご気分は?」

  き 「多分初めてだと思うんですけど、初めて舞台稽古でした時はセンターが良くわかんなくなっちゃって。

    自分がセンターに立ってるんだからセンターなんだけど、平衡感覚がおかしくなってしまいました。

    最近は大丈夫なんですけど。

    羽扇のみんなが一生懸命盛り立ててくれて、ちょっとね、お衣装が真っ黒で残念なんですけど、

    とてもかわいらしいシーンになっていたらいいなと思っております」

  司 「「ボンソワール マダム」が皆さんツボだとおっしゃってますが」

  き 「なんでツボなんだろう?私分からないですけど…」(笑)

  司 「それと「ジュテーム」が自分に言われてるようだと…」

  き 「そう思っていただけたら幸いなんですけれども。

    最初「ラビアン・ローズ」の譜面を頂いた時に何にも書いてなくて、ただ(セリフ)と書いてあるだけで、

    「ここで一体何をしゃべるんやろ」とすごくドキドキしてたんですけど、振付が始まるときに酒井先生が

    「ボンジュールかボンソワールかどっちかで」って事で。

    まあ、レビューだから夜かしらと思って、「まあ朝の11時公演でもええわ」とおもって(笑)

    ボンソワールの方を取らせて頂きました。

    一応これでも3年前にパリに行った経験がございまして、おフランス語は聞いた事がございましたので、

    それでちょっと使ってみようかな、と思いまして今回は…ちょっとですけれどもね。

    それがそんなツボになるとはねえ、思ってなかったですけど。

    最初稽古場で言ったらめっちゃ笑われました(笑)なんでや分からんけど」

  司 「今回のショーでお気に入りの所はどこですか?」

  き 「さまざまな所で気に入るポイントはあるんですが…。

    大階段のエンビの場面が前回の「レビュー・オブ・ドリームス」よりは落ち着いてエンビに挑めるというか、

    時間が多少ありますので、「夜の宝石」のおぐしを直したりとかしながらも、きっちりリーゼント作って、

    落ち着いて、しっかり鏡を見て、エンビを着て「よし、出るぞ!」みたいな、エンビに対する気合みたいなものが

    できる時間があるので、最後は気持ち的にも落ち着いた引き締まった気持ちでいけるので

    黒エンビの所は結構好きかもしれないです。

    前回のショーもそうだったかもしれないんですが、ちょっとルーズというか、あまりカッチリしてない…。

    もちろん羽山先生のボレロのようなエンビも素晴らしいと思いますけれども、ちょっと大人っぽい、

    抜いた感じというか。で、最後は女役さんと組んで終わるみたいな、ちょっと芝居じみて

    「夜の街にくりだそうぜ」みたいなストーリーの流れなので、結構気に入ってますけど」

★「歌劇」祐飛さんの絵と文のお話
  
司 「大空祐飛さんの絵と文に霧矢画伯のアニメが載ってましたが、お得意だったんですか?」

  き 「決して得意という訳ではないんですけど、大空祐飛さんが私の事をすごいイラストレーターと勘違いされてて、

    別にそんなに上手いわけじゃないんです。

    しかも私が小学生の時に“マンガクラブ”に入ってるという事をね、嗅ぎつけてですねえ。

    あんまり言ってなかったんですよ、人に…。

    そしたら「ねえねえ、入ってたんだって?言ってなかったよね」みたいな。

    「どこから聞いたんですか〜!?」って。多分…、あとでその下級生はちょっとリンチしましたけど(笑)

    マンガクラブっていうのは、別になんでもよかったんです。部活とかには入ってなかったので。

    クラシックバレエにいそしんでおりましたんで、小学生の頃…スポーツして怪我してもいけないじゃないですか。

    でも絶対何かクラブに入らなあかんかったという、部活動とはまた別に。

    で、楽そうなね、やつを選んだわけですよ。

    別にそれはただ自分で絵を描いて、発表の場があるわけでもなく、自分で描いて終りっていうそれだけのクラブ。

    “暇つぶしクラブ”…(笑)

    そしたらば、それを嗅ぎつけられて描く事になりまして。でもどんなマンガを描いてたか覚えてないんですよね。

    で、小っちゃい時に初めてお絵かきしたかなというのが、スパンクの絵とパーマンだったんですね。

    それを記念すべき作品として、今回描きました。いかがでしたでしょうか?(拍手〜)

    スパンクはね、なんかちょっと覚えてなくて、わざわざインターネットで調べましたね(笑)「どんなんやったろ」って」

★ゲームコーナーその1「漢字合わせゲーム」
   
指定された部首を使った漢字をテーブルごとに考えて、きりやんが書いたものと同じ漢字だったら正解というゲーム。

   出題されたのは全部で4問

   ・1問目…きりやんの「霧」にちなんで「雨 あめかんむり」

   ・2問目…「暁」にちなんで「日 ひへん」

   ・3問目…月組にちなんで「月 つきへん」

   ・4問目…フィンチにちなんで犬のつく漢字

   ちなみにきりやんが書いた漢字は

   1…「雪」 2…「明」 3…「脳」(正解テーブル0) 4…「吠」 でした。

   (私たちのテーブルは2問正解…前半良かったんだけどなあ…。最高は3問正解でした)

       

 

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