九州旅行 3日目 熊本→島原 雲仙 → 長崎

島原へ高速フェリーで移動
熊本から島原へフェリーで移動。フェリーは熊本港から7:30出発で8:00島原着。そのためにホテルは6:20にチェックアウト。早起きだ。
フェリーは日本最速とのふれこみの高速フェリー。外見は超大型クルーザーのよう。あっというまに島原に到着。

九州旅行 島原 高速フェリーオーシャンアロー 九州旅行 島原 高速フェリーオーシャンアロー
高速フェリー オーシャンアロー。大きいので全体を撮ることはできませんでした。全長72m エンジン1万馬力 速度33ノット フェリーとして日本最速だそうです。いや、外も中も豪華です。 内装も豪華です。フェリーとは思えません。先頭には「ワインシート」と称する一等席がありますが、30分の船旅でワイン飲んでくつろいでる時間があるかは??

島原巡り

今日もレンタカー。 今日は小型車VITZ。一番安いタイプですけど雲仙のワインディングもきびきびと動いてくれました。昨日のカローラよりもよいかも。一人〜二人ならこいつで十分。センターメータも見やすかったし。
レンタカーで毎日違う車種のるのも楽しいな。そういや昨日はカーナビなしだったけど今日はナビつき。実はこのカーナビが長崎に入ってから活躍。

まずは島原から行動開始。島原城に移動。島原城の展示室が開くまでしばし城の周りを見物。天守閣は昭和になってから建て直した(大阪城のようなものですね)とのことだけど、石垣は昔のままだろう。かなり大きな石で石垣が作られていました。
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今日の車 VITZ。結構すぐれもの 島原港。今日も曇りです...
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島原城の石垣の石。中央の石は高さ3mぐらいあります。よく持ってきたものです。 島原城。建物自体は当時の記録を元に昭和になってから立て直したそうです。 島原城のお堀の周りには鯉のぼりが
たくさん泳いでいました

水無川/深江町
雲仙、島原というと観光というよりもどうしても思い出してしまう、雲仙普賢岳の大噴火と大火砕流、土石流。火砕流のあった水無川の河口付近は現在復旧作業が終わり、跡地は「道の駅 ふかえ」になっていました。この道の駅は「みずなし本陣」という大きな土産物センタと「土石流被災家屋保存公園」という土石流で被害のあった住居をそのまま保存している、まるで原爆ドームのような施設になっています。被災者はこの道の駅で働いているそうで、私も九州旅行の土産物はほとんどここで買いそろえました。ここの名物「ゆずカステラ」はゆずの香りが効いたとってもいい香りのするカステラ。おすすめ。
ここで10時。みずなし本陣にもレストランがあり、朝飯も食べてなかったのでここで取ろうかとも思いましたが、忙しい行程と昨日の食べ過ぎたトンカツ定食で腹がもたれてたことがあり飯抜きで移動。一人旅って旅先の風景の素晴らしさや天候に恵まれない悔しさを共有出来る人がいなくて寂しいときもあるけど、自分の都合だけで勝手にプラン変更できるのは良いところ。

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土石流に埋まってしまった家。その場所で保存されています。ずいぶん高くまで流れてきたのことがよくわかります。 一部の家の上にはドームをつけて永久保存できるようにしています。手前の家は平成元年築とのこと。このような新しい家がまさにモニュメントになってしまいます。写真でうまく伝わらないのですが、人間の力などおよばない自然の驚異を感じました。 そして、土石流の荒野の上にはきれいな土産物屋が出来ています。がんばってください。
というわけで私も土産物はほとんどここで購入しました。ゆずカステラが名物←これがおいしい。

雲仙
深江町からワインディングをのぼり雲仙へ... だんだんとガスがかかってくる.. 有料道路(仁田峠循環道路)に入り普賢岳が見物できるところまでくるともう濃霧の中。
全く景色など見えません。うーん。昨日に続いて今日までもか。結局普賢岳や平成新山は見えませんでした。残念
展望台への有料道路は一方通行。めずらしいですね。でも対向車がいないので結構気楽。

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仁田峠循環道路にさくツツジ。 仁田峠第二展望所。看板によると、ここから平成新山が見えるとのことですが、見ての通りの濃霧... 仁田峠第一展望所。もう霧の中です。本当なら普賢岳、平成新山を目の当たりに出来るそうですが。

普賢岳を見ることが出来なかったので、長崎に向かうことにしました。地図を見ると細そうながら長崎への近道を発見。カーナビだとその道路が出ていないのがえいや!で行ってみることに。
うーん。やはり狭い道でした。「千と千尋の神隠し」(竹瓦温泉に続いてまたネタに)の最初と最後に千尋の家族が車で強引に通った道のような細い急な山道です。狭いくせに対面通行。なかなかこんな道も楽しい。

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田代原キャンプ場奥。突然ぐっと細くなる道。山の中に入ってゆきます。ここはまだ山の中腹。ここは標高600mほど。海岸までこの狭さで一気に下ってゆきます 森の中を抜けてゆきます。まだまだここは広い方。対面通行はちょっとテクニックがいります。

■ 長崎
<平和公園>
この細い道を下ると国道57号線。そこから一気に長崎市街へ。長崎市街に入って最初グラバー園に行こうと思ったのだが交差点で曲がる方向を間違え逆方向へ。
長崎市街は平日昼間ということもあり、大量の車の流れにながされなかなかUターン出来ず。カーナビで現在地を確認したところ、もうちょっとで浦上につくことが分かる。
浦上かぁ。 そうそう。浦上天主堂と平和公園があるじゃん。ということで、予定変更。先に平和公園に行くことに。そういや広島にあるのは平和記念公園ですが長崎は平和公園なんですね。微妙に呼び方が違っているのか。

九州旅行 長崎 平和祈念像と折り鶴 九州旅行 長崎 浦上天主堂 九州旅行 長崎 浦上天主堂
平和公園の平和祈念像。上にのばした右手は原爆の恐ろしさを、横にのばした左手は平和を表しているそうです。このポーズで写真は撮れませんでした(^^。 平和公園から坂を下りてすぐの所にある浦上天主堂。大浦天主堂とならんで、日本のクリスチャンにとっては歴史的意味をもつ教会なんだだそうです。 浦上天主堂が建てられたのは大正14年。原爆で破壊され、昭和34年に再建されたとか。

<グラバー園/オランダ坂>
本当は原爆資料館にも行きたかったのだけど、浦上天主堂ですでに13:00。帰りの飛行機が16:25発だから15:30にはレンタカーを返しておきたい。グラバー園にも行くとすると...
時間がない! ということで、なくなくパス。グラバー園に直行。草千里に続いてここでも100枚近く写真撮りまくりました。あっ大浦天主堂は使えるコマがないや(^^;
グラバー園を最後の九州観光にするつもりで結構ゆっくり回り、見終わったときにはすでに2:20。早速空港にむかわねば!と
駐車場でカーナビを長崎空港にセット。このカーナビ予定到達時刻が出るタイプなんですが、あらら?予定到達時刻14:55?ずいぶんとは早いな。一時間かかると聞いてたのだが。
よしこうなったら目的地変更。 オランダ坂にセット〜
というわけでオランダ坂にも何とか行けました。カーナビのおかげかも。

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グラバー園入り口。グラバー園はいくつもの洋館からなる公園です。 この建物が「グラバー亭」。重厚な作り。グラバーさんって明治時代の商人だそうです。そういや、グラバー亭という皿うどん屋がありました。 このねこ、置物じゃなくて本当の猫です。首輪に「Name: TAMA」って書いてあります。
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和風建築を取り入れた洋館。瓦が乗っかってますね。ウォーカー亭。船長さんだったそうです。 「リンガー亭」。リンガーハットってもしかしこれから出てきた?
きれいなテラス。これが100年前の建築だっていうから驚き。
こちらも家(三菱ドックハウス)から見下ろす庭園と港。昔のお雇い外国人や商人はいい暮らしをしてましたね。
九州旅行 長崎 グラバー園 九州旅行 長崎 グラバー園 九州旅行 長崎 日本三大がっかり名所の一つオランダ坂
国際電信発祥の地跡。
1871年に長崎-ウラジオストク、長崎-上海に海底ケーブルが敷設され、ここが日本の国際通信(電信)の始まりとなったとのこと。だから何?といわれるとそうなんですが、単に仕事上の興味
長崎くんちのお祭りの練習。 「日本三大がっかり名所」の一つ(らしい)オランダ坂(ほかは、札幌の時計台、高知のはりまや橋)。無理矢理ここまで来たもの、たしかになんのへんてつもない坂でした。

高速をかっ飛ばしてレンタカーを返却、長崎空港へ。16:00。 非常に無駄のないスケジュールだったな。 あっ昼飯食い忘れた。羽田について羽田の京浜急行口のスターバックスでキャラメルマキアートっていう甘いコーヒーを飲みながらほっと一息。デジカメをおもむろに出し3日間の行程を振り返る。 あー500枚も撮ってる。
天候はしょうがないけどさ、非常に充実した旅行でした。


一応今後のために自分のための反省メモ

- 温泉旅行なら最後に温泉にはいるような行程にしよう。旅の疲れが残らない。
- レンタカーのカーナビは必須。
- 夕飯は食い過ぎないように。また、だいたい食べたいもの決めておこう。
- 移動の旅よりもそろそろちょっと移動+滞在型の旅を目指した方がいいのでは? 旅行中も「時間に追われる」ではだめ。

★ 今日の行程 関連リンク

雲仙島原観光
島原市 島原市のページ。「観光」「火山」を参照。
みずなし本陣 道の駅ふかえ みずなし本陣のページ
雲仙観光協会 雲仙観光協会のページ
長崎観光
長崎あじさいネット 長崎市の観光案内
平和祈念像 あじさいネット中の記事
グラバー園 あじさいネット中の記事
交通
オーシャンアロー 島原- 熊本フェリー



このページで旅行記は終了です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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2002.5 M.Takei