9日目 帰国日

とうとう、今日は帰国日。フライトは12:30なので、ちょっとだけ 朝は余裕があります。サンタモニカからLAXへの行き方は昨日予習して いるので、はまるという心配もなし。
ただ、心残りは、綺麗に晴れ上がったロサンゼルスの風景を見ていないことです。 昨日は一日中曇りだったけど、今日は晴れることを期待して、6時起床。
おお、願いが叶って、快晴の綺麗な天気だ。昨日がこんな天気だったら 良かったのになと思いながら、まずはサンタモニカの海岸へ移動。
ホテルから海岸へは３マイルほどの道のり。ホテル前のPico Blvd で 一直線。昼間はこの通りが交通量が多く、海岸と逆方向の車線に 駐車場があって海岸側へは曲がれないのだけど、６時台ならまだ 大丈夫。朝日をあびながら、サンタモニカ海岸へ気持ちよくドライブ。
サンタモニカの看板も青空に映えて、昔見た「アメリカ西海岸！」の 風景だ。いい感じ。
もう少し散策をしたいけど、まあ遅刻するとしゃれにならないので、 ホテルに戻る。

サンタモニカの海岸のサイン	サンタモニカ海岸	マスタングの運転席。フロアマットにはアメリカ各地の砂がつまってる。

また、無料の朝食で、トーストとリンゴをパク付く。 なんだかんだいって、やはり今回の旅ではロサンゼルスでの 食生活が他の街とくらべて格段に良かった。 あたりまえですけどね...
チェックアウト後、ホテルの駐車場で車のチェック。ダッシュボードに 忘れ物が無いか入念にチェック。 OKOK。 そういえば、座席のマットをチェックすると、 色とりどりの砂が入っていた。 真っ白な砂、真っ赤な砂。新車を１週間前に 受け取ってからアメリカの各地を走ってきたもんな。
ボンネットの中もチェック。 まあ、チェックしてもしょうがないけど、 「よくがんばってくれたよねー」というなんとなく感謝の感じを込めて エンジンを見てみる。
さあ出発。

マスタングV6のエンジン。	泊まったホテル Travelodge。 やはりカリフォルニアの空はこうでないと	ハーツ事務所に到着。

ロサンゼルス国際空港

LAXへは I405 を南下。いくつかLAXのための出口はあるけれど、 最初の方の出口で降りた（今地図をチェックしたら、たぶんExit48で降りたと思う）。 道沿いに「レンタカーリターン」の標識が続いているので、 見落としさえしなければ普通にレンタカー事務所にたどり着ける。
ようやくHertz事務所に到着。レシートを見ると、2787マイル走行。4460kmか。 ずいぶんと走ったものだ。
ロサンゼルス空港では２時間ほど空いたのでスターバックスでゆったりとして、 その後は公衆端末で遊んだりして時間を過ごす。

ロサンゼルス空港到着	公衆端末でWEBアクセス.. でも日本語フォントが入っていない。	Hertzのレシート。 2787マイル走行

UA

そうそう。UAといえば、航空無線を客席のヘッドホンで聴かせて くれるサービスをやっているんですね。成田から出るときはそんな 説明をしていなかったのですが、戻り便では説明があり、 飛行機好きな私は早速チェック。おお、聞こえる。 離陸辺りから聞かせてくれるとはすばらしい。
おお、本当に管制塔から"Cleared for Takeoff"って言っている。 それにあわせるようにUAのB747は離陸開始。さようならアメリカ〜
日本近くになると、今度は日本の洋上管制。最近は女性の管制官 もいるんですね。とにかく口調が明るくきびきびと捌いていく。 パイロットにとっては日本の玄関だもんな。印象はいいだろう。
成田に近づいた頃、この便のコールサイン（たしか United891） が呼ばれて、降下指示。その直後、機内では"ただいまから当機は着陸 態勢に入ります"ってアナウンス。そうか。普段もこれがトリガなのね。 着陸まで聞けるかと思いきや、銚子に入る手前でヘッドセットは回収されて しまった。残念。
そんなかんなで成田到着。

機内食：牛丼（？）	成田到着	ただいま

というわけで、今回のアメリカの中南部の旅は終わり。 疲れて途中体調を壊したけれど、どこまでも続く道、アメリカの 近代文明を支えた道、インディアンの聖地、サボテンが林立する荒野 を走り続けられたのは希望通り..というよりも期待した以上の旅でした。
またアメリカを走りたいな。

前の日へ

トップへ