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イグアス |
サンタクルス(ボリビア)~アスンシオン(パラグアイ)~ イグアス(ブラジル・アルゼンチン)~ブエノスアイレス |
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サンタクルス(ボリビア)とアスンシオン(パラグアイ)には週3便の国際バスが結ばれている。10回を越えるパスポートコントロール、33時間を要し、パラグアイの首都アスンシオンに着いた。 日系2世の人が営む「ホテル内山田」は疲れた体を癒してくれた。日本のビジネスホテルを彷彿させ、日本語の衛生放送、日本語の本などがあり長期旅行者にとってありがたい。 大統領官邸はパリ・ルーブル美術館を模して建てられた。 3日間滞在し、次の目的地「イグアスの滝」へ向かった。 |
アスンシオン 大統領官邸 |
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アスンシオンからバスで4時間、国境の町シウダ・デル・エステに着いた。パラナ川を介しブラジル、さらにアルゼンチンと接している。この3国は自由に往来が出来る。ブラジル・アルゼンチンの人々は物価の安いパラグアイへ国境を越え買い物にくりだしている。シウダ・デル・エステの町は、道路にまで露天がせり出し買い物客であふれ活気に満ちていた。 パラグアイとブラジルに架かる「友情の橋」を渡りブラジルに入国した。 |
イグアスの滝(ブラジル側) |
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先住民族グラアニー族の言葉で「大きな水」を意味するイグアスは、ナイアガラ・ビクトリアとともに世界三代瀑布に数えられている。熱帯雨林の豊かな雨を集めたイグアス川は、幅2,7キロ、大小250あまりの滝を形成してアルゼンチン側からブラジル側へ流れ落ちている。ブラジル側からは、滝全体の様子が見られ、その姿はまさに圧巻だ。 |
イグアスの滝 |
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一方、アルゼンチン側は、すさまじい量の水が流れ落ちていく様子を見ることが出来る。ビジターセンターからカノア港にバスで行き、ボートに乗れば、最大のハイライト「悪魔ののどぶえ」への遊歩道が続いている。滝の最深部は大きく屈曲しており「悪魔ののどぶえ」と呼ばれ、その中に引き込まれそうな迫力がある。 |
イグアスの滝(悪魔ののどぶえ) |
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一大観光地でもあるイグアスは様々なエクスカーションも用意されており、その内の一つジャングルツアーに参加した。熱帯雨林の中の遊歩道を散策したあと、ボートに乗り込み、滝壺の近くまで接近し、滝の大きさを感じることが出来る。ものすごい水しぶきを浴びびしょぬれになるが、非常に楽しいものだった。 |
イグアスの滝(ジャングルツアー) |
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今回旅した6カ国でヴィザが必要なのはブラジルだけだった。イグアスの滝周辺3カ国間はフリーパスで出入国出来るが、更に旅を続ける人間は、入国管理事務所で出入国手続きをしなければならない。パラグアイとブラジル間は「友情の橋」の両側にあり、歩ける距離にあるので問題なく処理する事が出来る。問題は、ブラジルからアルゼンチンへの入国だ。フォス・ド・イグアス(ブラジル)からプエルト・イグアス(アルゼンチン)に向かうにはこの二都市を結ぶローカルバスに乗るわけになるが、バスはブラジルの入国管理事務所に停車しない。そのため、ブラジル出国手続きが行われていない。したがって、私は今もなお記録上ブラジルに不法滞在していることになる。一方、アルゼンチンの入国管理事務所には停車してくれ、入国スタンプももらえ問題はない。 |
パスポート |
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