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ナイロビ(ケニア)~ナクル~マサイマラ~セレンゲティー(タンザニア)~ ダルエルサラーム~ザンジバル~センガベイ(マラウィ)~ ルサカ(ザンビア)~ヴィクトリアフォールズ(ジンバブエ)~ハラレ |
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ナイロビに到着し一週間の休養の後、Dコースが始まった。ケニア、タンザニア両国では、サファリ三昧でまさに「野生の王国」だった。ケニア・ナクル国立公園では、湖を覆うフラミンゴや絶滅に瀕している白サイの群れを見ることが出来た。マサイの言葉で「果てしない平原」を意味するタンザニア・セレンゲティ国立公園は、ケニア・マサイマラ国立保護区とマラ川をはさみ同じ平原にあり、ゼブラ、キリン、インパラなどの草食動物はもちろんライオンやハイエナなどの肉食動物も至近距離で見ることが出来た。左の写真は、セレンゲティでのサファリドライブのものだ。親子連れの象の群れに遭遇し、私たちに対して父親が威嚇にやってきたものだ。 |
セレンゲティー |
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サファリドライブでは、国立公園管理局のレインジャーを雇った。彼らの眼力はすごく、私たちには発見出来ない動物をも簡単に見つけだす。この地域の動植物を知り尽くしている彼らの能力はきわめて高い。そして、私たち観光客は、彼らの注意に対しては従わなければならない。それが、、安全にサファリを楽しむことにつながる。帰国後とあるテレビ番組を見ていると、レインジャーの懸命な制止を振り切り、車から飛び出す動物好きとされる人間の姿が映しだされていた。言語道断である。彼の行動には憤りさえ覚えた。彼には動物について語る資格などない。 |
レインジャー |
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マサイの村を訪ねる機会があった。赤と青に彩られたマントを身にまとい勇敢で誇り高いマサイ族は、現在も伝統的な生活様式を守っている。私たちは、夕食の後、マサイダンスを見せてもらった。低い単調なリズムに合わせて高く飛び跳ねる独特なものだった。高く跳び上がることが勇敢さの証しになると言う。しかしながら、彼らの生活にも変化が生じている。否応ともなく彼らの生活に西洋文明が入りこんでくる。その代表でもある貨幣経済が入り込むと、そこには、文化を商品として売り物にするようになる。このようにして、私たちが村を訪れること自体が、彼らの生活へ介入し、影響を与えているのではないか。伝統的文化を維持し、文明を受け入れることは容易ではない。 |
マサイの長老 |
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タンザニア・ダルエルサラームの沖に浮かぶザンジバル島はインドと東アフリカとの貿易で発展した。現在もイスラム風町並みが残っている。クローブをはじめとするスパイスが有名で主産業になっている。そして、この島には、美しい海岸が拡がっている。パジャと呼ばれる東海岸は珊瑚礁の続く美しい砂浜だ。この地に住みついた日本人女性が営む宿泊施設もあった。またレンタルバイク、シュノーケルなど様々なエクスカーションを楽しむことが出来る。そして、もう一つの名物が港に出る屋台だろう。アフリカ料理をはじめインド料理風の屋台まであった。私たちもくり出したのは言うまでもない。 |
ザンジバル パジャ海岸 |
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4泊5日のザンジバルでのエクスカーションが終わりダルエルサラームに戻った。ダルのキャンプ場は断水が続いていた。気温、湿度ともに高く寝苦しい夜を過ごした。 ダルを発った私たちはマラウィに入った。アフリカ大地溝帯南端にあるマラウィ湖岸沿いに南下していく。南部にあるリゾート地センガベイで久々の完全オフになった。村にくり出したり、湖で泳いだり思い思いの休日を過ごした。 |
マラウィ湖の朝日 |
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東アフリカに入ると食事が変わった。特にマラウィあたりからはスーパーマーケットがあり、日本と変わらない品揃えで、不自由することもなくなった。Dコースからのクックは黒人男性デビットで、彼はナイロビのイタリアンレストランで働いていた経験があり、彼の料理は私たちの味覚によくあった。西アフリカで減った体重はいつしか元に戻りつつあった。 マラウィを越えるとヴィクトリアフォールズを目指し、連日長距離の移動になった。 |
キャンプでの夕食 |
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世界三大瀑布のひとつヴィクトリアフォールズ。「雷鳴の轟く水煙」と先住民族が呼ぶこの滝は、その名のとおり、水煙が空高く上がり、遠くからでもその姿を確認出来る。ジンバブエ最大の観光地であるヴィクトリアフォールズは、様々なエクスカーションを楽しむことが出来る。まず、ラフティングにチャレンジした。レベル5にランクされるザンベジ川の急流をいくもので、雨期のためコースが半分になったとはいえ、左の写真のように、楽しいものだった。左下の写真はバンジージャンプをする参加者のYukoさん。世界一高く、危険なバンジーにチャレンジした。跳び終えるとスタッフから「ナイスジャンプ」と言われる位のいいジャンプだった。滝の全景を見るのなら、マイクロライトと呼ばれる小型飛行機がお薦めだ。その大きさを実感出来るだろう。町の真ん中にあるキャンプ場に私たちは滞在した。その向かいにあるSHEARWATERでは、エクスカーションを楽しもうとする観光客でいつも賑わっていた。 |
ラフティング | |
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バンジージャンプ |
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ザンベジ川を堰き止め出来たカリバ湖を訪れ、湖岸のマツサドナ国立公園で、ウォーキングサファリ、カヌー、ボートを楽しんだ。 この辺りのキャンプ場は、オーストラリアのキャラバンパークのように、設備が非常に整備されている。水に困ることはないし、シャワーも熱いお湯が出る。快適な旅が続いた。 カリバ湖を発った私たちは、Dコース終点、ジンバブエの首都ハラレを目指した。ハラレでは、原色を使い鮮やかな色彩のジンバブエ名物衣装ジンババルンバを求めて街へとくり出した。 |
カリバ湖 |
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