季語 | 私の発表句 |
@ 『枯野原』 | 枯野原一羽おくれて小鳥立つ |
A 『石蕗の花』(つわのはな) | 花石蕗を支ふる岩根番所跡 |
B 『縮緬菜』(ちりめんな) | 冬の日を受けてまぶしき縮緬菜 |
C 『枯木』 | 幹太き枯木ばかりのまばゆさよ |
D 『裸木』 | 裏山の明り裸木満ちてをり |
E 『冬木の芽』 | 冬木の芽雨滴とどめてきらめけり |
F 『藪柑子』(やぶこうじ) | 藪柑子切れ切れの銘なぞらへる |
G 『木守柿』(きもりがき) | 雲重し梢に一つ木守柿 |
H 『大根』 | 大根を洗い残して家灯る |
I 『蕪干し』(かぶらほし) | 夕映えの襖(ふすま)となりし蕪干し |
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