季語 | 私の発表句 |
@ 『三椏の花』(みつまたのはな) | 三椏の花のあたりのほのかなり |
A 『かたくりの花』 | かたくりの花守(も)りいたる家持碑 |
B 『猫柳』 | 掌(て)にふれて日のぬくもりや猫柳 |
C 『節分草』(せつぶんそう) | 節分草濡ればみて色青みなり |
D 『木蓮』(もくれん) | 木蓮に海の風あり通過駅 |
E 『座禅草』 | 覆はれて首すくめをり座禅草 |
F 『蝮草』(まむしぐさ) | 肩口に頭をもたげたる蝮草 |
G 『翁草』(おきなぐさ) | 花終へてまこと白髪翁草 |
H 『水草生ふ』(みぐさおう) | 水草生ふ流れにゆらぐまぶしさに |
I 『辛夷の花』(こぶしのはな) | ふたたびの山雨のありて花辛夷 |
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