永田十四生と言う50代のフライヤーです。
パラ歴

40歳で新しい趣味としてパラを始める事にした。
新聞で新しいスカイスポーツとしてパラグライダーを知る。
ダンプさんのパラ番組ではなかった。大半の人はこれで始めている。

パラグライダーを1989年8月朝霧で始める。
朝霧ではスクールはハングだけの為,木島平へ通いB-級を取り朝霧でパイロットとなる。
ファルのパイロットはヘボだと馬鹿にされた。他のスクールに行って見たがエリアの条件が悪く上手くならないと怪我をして続けられない為と解る。ハングエリアは条件に恵まれているしハングの人に気象等教えてもらうことができた。

アスリート・アペックスを乗る。
ファーストグライダーはアスリートで初級機だと思って他のエリアエ行ったらコンペ機だと言われた世界戦に行っていた人がアスリートで練習していてビックリした、飛びすぎて他のエリアではランディングが困った。

ファルフォークのデザイナーが変わったのでNOVAに切り替えた。ファントム45
デザイナーが「幸福の科学」へ入信してファルを止めたそうです。ファントム45でデニスページェンのテキストによりセンタリング等をマスターした。

お遊び用にファルフォークのアクトスーパーを購入した。
簡単なグライダーなので、テイクオフの上空で振り回して遊んでいたら翼端失速を起こして怪我をした。パラで遊び過ぎないように注意しましょう。

中級機で十分との事でイーデルのスーパースペースの大きいグライダーを購入。
松原先生の指摘で翼面荷重に問題があるとの事で適正体重の中間で乗る事とした。どこに行っても簡単にサーマルトップまで上がるようになった。

Xyon28を購入した。大変素晴らしいグライダーでした。
試乗機であまり特性が良いので強風帯でフルアクセルでペデト特性を見ていたら2回団子状に潰れて大幅に高度ロスをして山沈した。
潰れからの回複は暴れる事も無くスムーズであった。しかしグライダーを買う事となった。試乗機での無理は止めましょう。上げもリッジも
素晴らしい特性でした。しかし,半年目あたりから飛行特性がおかしくなる。回復させようと色々試みるが回復せず原因究明を始める事となる。
その結果を記載したのが本ホームページである。原因は化学物質と意外な高温によるDyneemaラインの収縮及びポリエステル被覆の収縮であった。

アエロタクトと不仲になる。(悪意があるわけではないが常識を疑う対応である。)
Xyon28のスタビライザーラインの長さが違っていてテイクオフが上手く行かない為、購入したラインのロードテストをしたところ9kgfでループの根元から切断した。スパイラルに入れたとき切断する可能性が有り強硬にクレームをつけたがラインは供給されなかった。ラインにはテンションを掛けてはいけないなど訳のわからない事を言っており80KG-テストラインであり理論強度は140kgf近くあるラインが通常ライン部分で9kgfで切断するはずが無いのにです。(NOVAの設計者からのメールではラインローディングは20kgfから25kgfのテンションで行なうと有りました。)この後NOVA社にラインデータを送りスタビラインの供給を要求したがアエロを通して供給するとのFAXが有って問い合わせたが供給されなかった。そこでラインが来なければアエロからは絶対にグライダーを買わないと最後通告をしてもラインは来ない為に満足に安全なパーツも供給できないディストリビュターからは以後絶対にグライダーは購入しないと通告してアエロからはグライダーは購入しない事とした。

その後メーカー系の人からデーラーやイントラはたいした技術力がないので詳しい話をしても無駄だと言われました。 メーカーにした方がいいと。
イントラにパララインで注意をされたのでNOVAのテハーネーシュ・パペシュに電子メールで指示されたのでその様にしていると話をしたところオーストリアで飛んだらと言われてしまいました。パラグライダーの情報の大半はメーカーに蓄積されていると言うことがわかっていない哀れなイントラもいるようです。

その後古いスタビラインのラピッドリングの2重巻きを一重として取り合えず左右のバランスを修正して
間に合わせとした。

調査のためにVertex26中古とTarget42を購入した。
Vertex26は購入時からスタビライザーボトムラインが大きく収縮して特性が落ちていた。スタビライザーボトムラインをローディングして特性が回復したのでテクノラーラインでラインを作成して特性は初期状態に改善した。しばらくすると化学物質による収縮によりDyneema及び作成したテクノーラライン共に収縮して特性が低化した。Target42は化学物質汚染でラインとグライダーを交換しても収縮して改善しなかった。

ラインテストを繰り返してパラデザイナーに注意を喚起した。
ラインの実収縮量の算出の為に飛行時のボトムラインの張力をロードセル(歪みセンサー)を用いて電気的に連続測定してテンションの変化、MAX,MIN、平均値を全ボトムで計測した。他に収縮の原因となる熱の発生源、化学物質を究明した。
プロデザイン社のホームページに50℃以上で収縮すると記載されていたダイニーマの収縮を実験で確認した。

「これらの資料」を基にしNOVA社のデザイナーに電子メールでパララインの環境暴露による変性によりライン長が変化する可能性がありることを認識してもらい、変性がひどい場合は対応していただけるとのメールをいただきました。
ラインについても徐々に改善されると思います。

 プロデザイン社にもターゲット42の全ボトムラインの張力計測チャートと熱変性、化学物質変性での原因究明の実験資料を英訳して送りましたが、この様な実険をしたこと自体が信じられないとのデザイナーからのメールをいただきました。ボトムラインテンションバランスの悪さからも張力を計測したことはなかったようです。NOVA社は独自に計測されて設計に生かされていたようです。
かなりいい加減な勘に頼る設計をしているのが大半のメーカーの実態のようです。警戒されてデーラーに任せると逃げられてしまいました。

これらの資料を死蔵してももったいないので多少肉付けしてホームページを作り注意を喚起しています。
実験精度は問題がありますが、ライン等の対策で事故をかなり防げると考えております。