東急目黒線の歴史
〜(番外編)さよなら東横線桜木町駅〜
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目黒線とは直接関係しませんが、東横線横浜−桜木町間が2004年1月30日限りで、横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始に伴い、惜しまれながら廃止となりました。これにより東横線反町、横浜の両駅は地下化され横浜駅でみなとみらい線と接続し、2004年2月1日より相互直通運転を開始しました。廃止となった東横線桜木町駅には新生目黒線になってから1度だけ、3000系の臨時直通列車”横浜みなと祭り花火号”として2003年7月20日に浦和美園−桜木町間に運転されました。このため、普段目黒線で活躍する3000系が桜木町駅に入線する事から、貴重な列車となりました。3000系は目黒線が開通する前、1999年4月から2000年1月頃まで暫定的に8両編成として東横線で活躍していたことから桜木町への旅客列車としての入線は3年ぶりとなりました。 |
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最終日となった2004年1月30日は大勢のファンや廃止となる横浜−桜木町間の沿線住民が廃止を惜しみ記念撮影を行っていました。最終列車となる桜木町駅発元住吉行きに充当された東急9000系9013Fには「さよならステッカー」を取り付けて運転されました。そして、東横線・桜木町駅は2004年1月31日の深夜1時過ぎに、大勢のファンが見守る中営業を終了し、70年近くの歴史に幕を下ろしました。 |
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そして2004年2月1日、横浜高速鉄道みなとみらい線が開通し、東急東横線と直通運転を開始しました。これと同時に横浜高速Y500系が運転を開始しました。開通初日は鉄道ファンや観光客が押し寄せ列車のダイヤが乱れました。終点の元町・中華街駅ではエスカレーターがストップするなどの混乱が見られました。 |
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