一泊二日善光寺と上高地への旅
〜〜〜1日目〜〜〜


 新緑の5月、前回のリベンジということで、再び善光寺へ、そして新緑の上高地の旅です。12時前、少し早いですが昼食です。天候は全く悪くなる様子も無く、絶好の旅行日和です。

 まず佐久で一度高速を降りて、釜飯のおぎのやさんで昼食です。
 自由昼食ということだったのですが、事前に車中にて釜飯を申し込んでおいたので、二階へ上がって食べました。用意してあったものは、峠の釜飯とおそばが少し、そしてお新香のセット。とても美味しかったですよ。釜飯は陶器の器が使われていて、ちょっと嵩張りましたが、おみやげとしてお持ち帰りです。駅弁と同様に器ごと売っているので、もって帰っても大丈夫。

 なお、左側には農協の売店があり、新鮮な野菜が販売されています。
 満腹になったところで、再び高速に乗り、そそくさと出発です。あまり遅いと、大変なことになってしまいますので。

 1時間ちょっとくらいで善光寺へ到着です。前回同様たきやさん横の駐車場です。もっとも長野駅を過ぎたあたりから混み出して、そこからが時間がかかりましたが。

 昔ながらの狭い道を観光バスなどがすれ違うもんだから、怖いこと怖いこと。電柱などの柱には、カーペットらきしものが巻きつけてありました。

 一般車も多く、「予約につき満車」という看板もすごいですね。
 一日目はお馴染み善光寺(本堂)です。前回と違うのは、大回向柱があること。今年は7年に一度の御開帳なので、ご覧の混みようです。記念写真と撮った後、現地のガイドさんのお話を聞いて自由行動です。

 まずは本堂にお参り・・・と思ったその時、周囲がざわめきだしました。警備員が来て、道を開けるようにとのこと。なんと!お貫主さまとお上人さまによるお数珠頂戴です。なんとも偶然のタイミング。待っていると暫くして頭にお数珠を撫でていただきました。なんとも言えない幸せ。ちなみに写真撮影はご遠慮願いますとのことなので、撮影はしておりません。

 で、気分上々で本堂にお参り。
 前回と略同じ方向の写真。前回は大雪でしたので、向こうの山は全く見えませんでした。天気が良くてほんと、よかったです。

 これからどうするかというと、当然前回見て回れなかった周囲の散策です。
 ちょいと振り返って、山門を後ろから撮影。大回向柱に触れるのも一苦労。そして、先ほど彼方に見えた忠霊殿(善光寺資料館)へ向かいます。

 でも、これでもまだ人出は少ない方?
 先ほどの上の部分だけ写っていた忠霊殿(善光寺資料館)です。
 なるほどこういう建物だったんですね。立派です。中身はというと・・・入館料がいるのと、時間の都合で省略です。さらに上(奥)の方に行くと千鳥ヶ池があります。
 再び本堂。といっても後方。なかなかいい写真が撮れたと思うのですが、いかがでしょうか。
 そして、(あとで気がついた)駒帰り橋を渡り?山門をくぐって、仁王門の方へ向かいます。途中左側にはぬれ仏があります。
 今回は特に観光客が多いためか、左側に写っているように、所々に臨時のトイレが設置されていました。
 そのすぐ脇には、六地蔵もあります。
 前回遠くからしか眺めることが出来なかったのですが、この様になっていたんですね。沢山のおみやげ店が並んでいます。どこも賑やかです。

 毎度の事ですが、売っているものは、大体同じ。もっともお店ごとに違うものというのも無理かもしれませんが。時間にもっと余裕があれば、アイスクリームでも食べてゆっくりなんですけどね。それくらい暖かいということです。
 仁王門へ行く途中、左を見るとお寺らしきものが見えたので、ちょっとわき道へ。
 ここは、釈迦堂ということです。詳しくは善光寺のHPを参照。ここも観光客が一杯。

 裏路地は非常に狭いです。多分一方通行でしょう。
 うろうろしながら、山門から10分ほどで仁王門に到着。帰宅してから気がついたのですが、左に長野電鉄「善光寺下駅」の看板が。500m徒歩8分。微妙な距離です。気がついていたら、行っていたかも。この電車で小布施までいけるそうです。
 さて、仁王門をくぐり、表参道の方向へ。
 バスは遙か向こうから来て、途中曲がったのですが、ちょっと見にくいですが写真略中央に赤い車がいます。あれ消防車です。そう、来たときあるお店が火事だったようなのです。もっとも既に消火されていましたが。それでもバスから見たときは、もっと多くの消防車が止まっていました。殆ど通り一つ封鎖状態でした。
 しかし、観光客が多いですね。
 善光寺郵便局やレトロな店舗を見て、仁王門へ戻ってきました。
 おみやげ店などを再度見て回って、山門正面。そういえば、前回は後ろからしか見ていませんでした。ちなみに時刻は15時。
 鐘楼。前回は雪に埋もれて?いました。

 左下がすこし白っぽくなっていますが、灰が付いてしまっていたようです。当日は液晶越しに撮影していたので、全く気づきませんでした。
 再び経堂。
 そういえば、前回は戒壇を通ってきましたが、今回は省略です。なぜかというと、写真にはありませんが、本堂を見て右側のところで、戒壇の為の列かと思われる長蛇の列が出来ていたからです。ちょっと時間が掛かりすぎです。前回はがらがらでしたからねぇ。
 予定より少し長い2時間ほどの参拝と周囲の散策も終わって、昔の大回向柱の前を通って宿泊先へ移動です。一日目は善光寺だけですが、周囲の散策が出来てとても満足です。
 うつらうつらとまだかなぁと思うこと1時間30分程、再びバスに揺られて本日の宿泊先”信州大町温泉郷 ニュー河内屋”に到着です(注:向こうに見える2つの建物ではありません)。

 時刻は17時くらい。建物の最上階にある大浴場には露店風呂があるということなのですが、外はまだ明るいので、早速周囲の散策です。ん?お約束?

 余計なお世話かもしれませんが、”ニュー”とつけるのは当時の流行りだったんでしょうか。
 夕日が射して、気分爽快の静かな散歩道です。上流へ向かって行きます。今回の宿は周囲も楽しめてとても良いです。
 鹿島川。
 川の途中には、滝の様になっているところがあります。すぐ側まで行けます。ただ落ちないように気をつけましょう。石がごろごろしているので、痛いだけでは済まないかもしれないので。

 岸辺には、流されてきた流木などがあり、いまはこの程度ですが、雨期にはもっと多くの水が流れるのだなぁと思いました。
 さらに先にいくと、ご覧の素晴らしく夕日の差し込む散歩道。これだけで十分といった感じです。

 聞こえる音は、川の流れる音くらい。時々車が走っていきますが、それくらい他の雑音がないくらい素晴らしいところです。
 今来た道を振り返って見ています。こういった所は絵になる風景が多くていいですね。毎日散歩しても飽きません。

 なにか忘れていたものを思い出させてくれる様な風景です。
 入り口に使われているセピア写真のオリジナルです。

 撮影時間は夕刻時だったんです。あれだと早朝にも見えなくもないですね。
 見事な土筆です。とても美味そう?。所々に生えていました。自然が一杯です。

 他には栗が落ちていました。食べられませんが。
 小さなお寺。猫が一匹のんびりしていました。

 夕刻時ということもあってか、とても静かでリラックスできます。
 近くには、森林劇場・野外ステージがあります。もう少し足を伸ばせば、資料館(博物館)や公衆浴場(温泉)などがあるのですが、夕食の時間と暗くなると迷子になりそうなので、やめておきました。
 ニュー河内屋さん外観。夕食の時間が近づいてきたので、散歩は終わりです。

 夕食はというと、安曇野の旬の素材と日本海の新鮮な幸です。とても美味しかったのですが、運ばれてくるタイミングにちょっと問題あり。
 食後一息ついてお風呂です。一応温泉の様ですが、ちょっと塩素(消毒剤)の臭いがしました。外は真っ暗で川の音しか聞こえません。散歩するには危険かも。

 とまぁ、いろいろな事を言っていますが、なかなかいい宿ですよ。
 明日はやっぱり早めに出発との事なので、お休みなさいです。



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