2001.3.20 『ワンダフル』〜SMAP特集〜(TBS系)

中居君と剛君がそれぞれ別々のところで受けたインタビューのVTRでした。

(テロップ&プロモ) ’88年4月 SMAP結成

剛:デビューする前は本当に歌番組が盛り上がってまして、
  その勢いに乗っていけるんじゃないかっていう錯覚を起こしてしまったんですね。


ナ:そう、SMAPが結成された頃と時同じくして、数々の音楽番組が終了。音楽番組、冬の時代を迎える。


中:光GENJIとか男闘呼組とか、少年隊とかトシちゃん、マッチ、みんな出てたのに、なんでSMAP出ないの。
  なんか始まったらCD出す年になくなっちゃった。
  最後の記念撮影とかしてーなーっとか言ってたんですけど。

ナ:そのため、後輩のV6は♪MUSIC FOR THE PEOPLE で結成と同時に華々しくデビュー。
  嵐も♪A・RA・SHI で結成2ヵ月後にはCDデビュー。
  しかし、SMAPはなんとCDデビューまでに3年5ヶ月も要した。


中:当時は訳わかってなかったんで、仕事なのか趣味なのか遊びなのか、感覚がわかんなくてやってた3年間だったんで。

ナ:そんな彼らが’91年9月♪Can't Stop-LOVING- でCDデビューを飾る。

(テロップ&プロモ) 1stシングル ’91.9.9 ♪Can't Stop-LOVING- 売上げ約21万枚

剛:デビューするまで長かったんで、このままデビューしないで終わっちゃうのかなって思った日もあったんで、
  やっぱ、デビューはやっぱり嬉しかったですね。
中:(フリをしながら)S.M.A.P、Pがここ、こう揃えなきゃいけないんですよ。こうやってPってね。
  今、考えるとお前、それじゃあ売れねえだろうって思ってました。

(テロップ&プロモ) 2ndシングル ’91.12.6 ♪正義の味方はあてにならない 売上げ約20万枚

ナ:その後、2枚目のシングル♪正義の味方はあてにならない をリリース。

(テロップ&プロモ) 3rdシングル ’92.3.18 ♪心の鏡 売上げ約20万枚

ナ:さらに♪心の鏡 など立て続けにリリースするが、なかなか売上げは伸びなかった。
  この時期はSMAPにとっても苦悩の時代と言える。


剛:歌を歌っているところを露出する場所がなくなってきているところに僕達がデビューしたんで、
  結構きつい状況ではありましたね。

ナ:現在では東京ドームをいっぱいにする彼ら。しかし、その頃のライブではあまりお客さんも入らなかったという。

剛:ちょっとパラパラは、いるんですけど、もうなんか2階のところにいらっしゃる方は自由で・・・
中:スタンド席でこう2人がね、こう幕をこう持ってね、「大丈夫」って言うの。ずぅーっとね、(指で説明しながら)
  こうやって僕らなんかに見えるように、こうやってね。
  ライブ中2時間半くらいなんですけども、あいつら何往復した?って話を・・・あいつら何やってんすかね、今。

ナ:そんな彼らが一躍ブレイクしたのは1994年。

(テロップ&プロモ) 12thシングル ’94.3.12 ♪Hey Hey おおきに毎度あり 売上げ約52万枚

ナ:♪Hey Hey おおきに毎度あり がCDデビュー後3年目にして遂にオリコン初登場1位をGET。

剛:街に出ても、「あ、あの子テレビに出てる子だよ」って、そこらへんから言ってくれていました、皆さん。
中:サウンドっていうか、曲はすごく良いんですけども、
  「にいちゃん、ねえちゃん、おばちゃん、おっちゃん、らっしゃい、らっしゃい、寄っていってかー」っていうの僕のソロだったんですけども、
  心の中ではありえない、「らっしゃい、らっしゃい、寄っていってかー」っていうのは、こんなニセモノな関西弁。
  よく大阪の人怒んなかったなぁって思いましたね。

(テロップ&プロモ) 14thシングル ’94.9.9 ♪がんばりましょう 売上げ約83万枚

ナ:その後も♪がんばりましょう など立て続けにヒットを連発。

(テロップ&プロモ) 16thシングル ’95.3.3 ♪KANSHAして 売上げ約83万枚

ナ:ビックアーティストの仲間入りをするとともに、SMA黄金時代礎を築く。そしてさらにダンスミュージックの時代へ突入。

(テロップ&プロモ) 22ndシングル ’96.7.15 ♪青いイナズマ 売上げ約95万枚

ナ:1996年、♪青いイナズマ が大ヒット。

(テロップ&プロモ) 23rdシングル ’96.11.18 ♪SHAKE 売上げ約120万枚

ナ:続く♪SHAKE もミリオンヒットを記録。彼らの楽曲が多くのファンの心に届いた。
  時代は確実に彼らのものとなり、若者たちのカリスマ的存在となる。

剛:車とかでパッと聴くだけでもなんかすごい耳に残ったりとか、だんだん、だんだん、そういう楽曲になっていったような気がします。

(テロップ&プロモ) 24thシングル ’97.2.26 ♪ダイナマイト 売上げ約100万枚

ナ:かっこいいダンスミュージックでヒットを飛ばしてきたSMAP。
  しかし、この♪ダイナマイト を発表した頃、なんとメンバー達は新たなる壁にぶちあたっていたという。
  その今だから明かされる衝撃の真相とは?

剛:踊りが合わないんですよ。
  それも、なんか良く言えば、あの、「個性がみんなある」っていう事なんですけど、
  悪く言えば、「すごいワガママ」っていうか、なんかあんま合わなくなってきて、
  曲に対してとか、みんなそれぞれその強い気持ちを持ってきて、なかなかまとまりにくいような時期だったと思うんですよ。
中:みんな個性的だと思いますが、みんなアレンジを加えてしまう。
  「気をつけなきゃいけないな」ってみんなに呼びかけなきゃいけないなって思ったけども、オレが一番アレンジを加えてるから、
  (フリマネをして説明)すぐこうやってやるから、だから合わないのかなって思った。


ナ:しかし、そんな彼らがある曲で再び一つとなった。

(テロップ&プロモ) 27thシングル ’98.1.14 ♪夜空ノムコウ 売上げ約190万枚

ナ:そう。歌って踊ってるだけではない。新たな一面を見せた♪夜空ノムコウ。

剛:なんかすごく平等な形で、みんながなんか、メンバーも好きな歌がようやくできたっていう実感はありましたね。
  だから、そういう意味では、またみんなをまとめてくれたなっていう曲だなと僕は思ってます。

(テロップ&プロモ) 29thシングル ’99.1.27 ♪朝日を見に行こうよ 売上げ約85万枚

ナ:新たに生まれ変わっ新生SMAP。その後もバラード♪朝日を見に行こうよ をリリース。

(テロップ&プロモ) 32ndシングル ’00.8.30 ♪らいおんハート 売上げ約180万枚

ナ:さらに♪らいおんハート とミディアムスローテンポの曲立て続けにビックヒットを記録。そんな彼らの今後は?

剛:本当にたまたまこういうのやりたいなって思うと、本当にそういう曲にめぐり会ってきたんで、
  あんまりこういうのがやりたいなっていうのは、僕自身は言わないんですよね。
  いくら良い歌にめぐり会っても、その時ちゃんと歌えなかったらダメですし、あの・・・先のことよりか、今のことを一つ一つ大事にしていきたいと思います。
中:「楽曲」っていうのはどういう風に書くかわかります?
  楽しく曲げるんすよ。どんどん曲げていこうかなって思います。


ナ:中居君の一番のお気に入りの曲は?


中:♪負けるなBaby-Never give up

(テロップ&プロモ) 4thシングル ’92.7.8 ♪負けるなBaby-Never give up 売上げ約17万枚

中:「By Mself Wow」なんですよ。
  「Wow」なんだけども、ビクターの人がですね、「By Nyself Wow」ってなんか面白いことがないかって、
  (王監督のフリマネで説明)振り付けで王さんの格好させられたんですよ。
  「By Myself 王」って。これは絶対無理だと思ったんですけど、なんかノッちゃってやって、やっぱダメでしたね。


ナ:草g君の一番のお気に入りの曲は?


剛:僕、♪セロリ が好きなんですよ。♪セロリ が。

(テロップ&プロモ) 25thシングル ’97.5.14 ♪セロリ 売上げ約95万枚

剛:はじめての主演のドラマの主題歌で、一番最初に僕がソロを歌ってるんですよ。
  それはすごく「自信」が持てましたね。


ナ:そんな二人にとってSMAPとは?


剛:SMAPのメンバーは、あの、なんか嫌な奴がいないんですよね。
  もちろん、ケンカしたりとかはするんですけど、なんか、わっけわかんない奴とか、そういう奴がいないんで、
  非常に僕は「人生を楽しくしてくれるもの」だと思います。

中:僕はSMAPじゃないと結局何もできないんで、なんかヤバい事があったら、SMAPの名前を出すようにしています。
  あのー立場が弱くなると、オレ、SMAPだぞって。
  SMAPを背負うとSMAPって結構強いんで、すごいんで、SMAPって。
  何かあった時「SMAPだぞってオレ」っていう顔する。そうするとみんな引いてくれる。
  ラッキーだよね。こんなラッキーな奴っていないですよ。歌えないんだから。


ナ:今後、彼らはどんな名曲を聞かせてくれるのか目が離せない!!

協力:さとうさん