10月12日 晴れのち曇り

とまったユースの朝食はなんか知らないけどすごかった。
なぜかというと、バイキング形式でとり放題なんだけど、
パンとかハムとかケーキとか果物とかヨーグルトとかいろいろあったのだ。
ドイツはユースホステル発祥の地なので、いろいろ設備が整っていてきれいだった。

最悪なことに?朝からその日はユースにとまれないことが発覚したので、朝から宿探し。
とりあえず、ガイドブックに載ってるユースにあたってみることにする。
友人が電話をかけると、一発でOKがでたけれど、そのためには今すぐユースに行かなければいけなかった。
U-Bahn(ドイツの地下鉄)のAlt-Tegelというベルリンのかなり郊外?の駅からさらにバスに乗って、
森の中のユースに行った。そしてチェックインすると、また部屋番号が126番だった。

そのあとベルリンの壁(の跡地)めぐりを始める。
本当は、そのときいた場所から壁の跡地(いくつかある)のひとつまですぐいけるはずだったんだけど、
どういうわけだかその近道のS-Bahnが12日まで止まってたから、
えらい大回りをして壁の跡地のあるNordbahnhofという駅まで行く。
そして、最初出口間違えてどこに壁があるのかさっぱりわからず、
そうこうしていると計画表を飛ばされて、
風が強すぎてなかなか拾えなくていろいろ大変だった。

で、駅の出口を逆から出てみると、なんか塀らしきものがある。
よく見ると、これがベルリンの壁かぁ、って感じ。
高さは日本の普通の塀ぐらいで、さすがに壁の中の鉄骨が見えてたけど、
こんなもんが13年前までベルリンを二つに分けてたのか、
と思うぐらい、貧弱???だった。

ガイドブックに載っていた記念碑を見ようとしたけど、どこから入ればいいのかわからず。
ガイドツアーの一行に会ったので、くっついていってみたけど、やはりどこから入るのかわからず。
なので、見るだけで終わる。
その後ツォー駅まで戻るバスがあったので、バスで戻る。

その後お昼ごはんを食べ、壁のかけらの入ったビンを買う。
もっと高いかなぁと思ったけど、4.95ユーロ(約600円)だった。
その後ベルリナー・ドム(ベルリン大聖堂)に行った。見るだけだったけど。
でかかった。そのあとペルガモン博物館へ。

ここは、ギリシャのペルガマ(現トルコ)で発掘された遺跡をそのまま展示している博物館である。
まず入ってびっくりするのが、大祭壇をそのまま復元して建物の中に入れてしまっていることである。
もちろん上ることもできる。かなりでかい。マジで。
休んでる人もいた。シマリスはここで写真をとったんだけど、
間違ってオートフラッシュにしてて、フラッシュたいてしまって、
おばちゃんに怒られた。
あとミレトスの市場門もあった。確かこれはレプリカだったと思うんだけど、
これまたでかかった。

博物館を出たところでロシアのものを売ってる露店があった。
そこで私は琥珀のネックレスを値切って買った。
友達はマトリョーシカを買ってた。
・・・でもよく考えたら、イズマイロフスキー・パールクで同じようなもん売ってるやん!!!
と思った。しまった・・・。がーん。

その後この一辺は見所が集まっているので、
いろいろ回った。当然「見るだけ」だけど。
赤い市庁舎→マリエン教会(ここは森鴎外の舞姫で、豊太郎とエリスの出会いの場所として描かれている)
→テレビ塔とまわる。しかし、気温は下がる一方で、寒くて寒くてたまらんかった。
そのあと、100番バスでウンター・デン・リンデンに戻る。
そこで壁のかけらの入ったはがきを買う。そこで壁のかけら入りのビンをみつける。
こっちのほうが安かった・・・。がーん。

そのあとホットドッグが売っていたので、試してみた。
ドイツのソーセージやっぱりおいしい。
しかし、寒すぎる。ほんとに寒い。
S-Bahnのウンター・デン・リンデン駅も工事中(それも今日まで)だったので、
100番バスの停留所探してさまよう。
かなり歩くと国会議事堂に出る。この前にバス停があったが、
寒い。そのくせバスが遅れてなかなか来なくて、
かなり人が集まっていた。寒かった。
モスクワと大して変わんないじゃんと思った。

その後駅に戻ってご飯を食べる。
とっぷり日がくれて暗くなってしまったので、さっさとユースに行こうと思って、
地下鉄に乗ったはいいものの、なんか知らないけど途中の駅で降ろされて、
しかもその駅ホームがいったん外に出ないと向こう側に渡れないホームだった。
ちなみにドイツの駅には改札はない。
あまりないことらしく、みんなとまどってた。

ユースについて、ゆっくり休む。
そのあとマトリョーシカ並べて(もちろん全部出して)写真を撮る。
その日はそれでぐっすり眠った。