shimarisu in Germany!

シマリスのドイツ旅行(10/11〜10/16)の記録です。

10/11 天気 晴れ

朝5時に寮を出る。シェレメチェボ2空港に5時半に到着。飛行機は8時5分に出るので暇すぎ。
なんか今日はパスポートチェックがあっさり終わったのでさらに暇。
↑ロシアはパスポートチェックにどういうわけだかわからんけどやたらと時間がかかる。
まぁ、そんなこんなで飛行機に乗る。

2時間半後、ベルリンのシェーネフェルト空港
(旧東ベルリン空港、ここには東欧からの便がつく)
につく。そこからSバーン(日本で言うところの私鉄にあたるもの)で、
ベルリンの中央駅、ツォー駅(動物園駅)へ向かう。
ここで、大学の友人と待ち合わせをしているのである。

とりあえず、空港駅へ向かったはいいものの、
Sバーンの切符の買い方がわからない。
自動券売機らしきものはあるのだが、何回やってもお金が入らない。
おっかしーなーと思ってとりあえず機械から離れて、切符を買う人を盗み見て、
使い方を覚える。で、切符を買う。
だがここで、お金を少々損していることを、シマリスは後で知ることになる。

そのあと、Sバーン9番で、ツォー駅へ向かう。
しかし、ドイツ語がさっぱりわからんので、どのぐらいかかるのかさっぱりわからない。
幸運なことに、電光掲示板という便利なものがあるので、
何とかなるかなーと思いきや、なんか知らないけど途中でみんな降りてしまった。
よく見たら、シマリスが最初に乗った電車はツォー駅まで行かないことが判明した。ぎゃー。
で、ここはどこだーと駅の掲示を探したところ、駅までもうしばらくかかることが判明。
とりあえず、電車を待つ。
幸い、ここは何本かの路線の違うSバーンが走っていて、
どの線に乗ってもツォー駅までいけることがわかったので、来た電車(ポツダム行きだった)に乗る。
ところが、なんか知らないけど、ポツダム行きって書いてあるくせに、
次の駅であっちの電車に乗れ、
といわれて乗り換える。
やっとこさツォー駅に着いたと思ったら…友達の姿がない。

ここでなぜシマリスがこんなにあせったかを書いておくことにする。
私はさっぱりドイツ語わからない上に、ドイツは初めてだった。
友達はドイツに留学しているが、ベルリンは初体験だった。
外国で待ち合わせている以上携帯電話などという便利なものはない。
さらに、シマリスは寮に彼女の自宅の電話番号を置いてきてしまったのだ・・・。あほだ。

まぁいいやと思って、駅のホームをさまよいまくる。
すると、やっと見覚えのある顔を見つけた。無事に友達に会うことができた。
どうも電車に乗り遅れ、1時間後についたらしい。
とりあえず彼女についていって、どこを見るかというプランを練る。
まず、1日乗車券を買って、カイザー・ヴィルヘルム教会という戦争で破壊されたままの姿を残す、
教会を見る。日本で言うところの原爆ドームみたいなものですね。
その後、ベルリンのみどころを回る100番のバスに乗るべく乗り場を探したが、見つからない・・・。
ので、駅まで戻る。

で、100番のバスに乗って、まずはジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)をバスの中から見る。
写真で見るとなんかちっちゃいんだけど、そばを通ったらばかでかかった。
とりあえずブランデンブルク門のそばでバスを降りる。
そこからウンター・デン・リンデン通りを通って散歩する。
そのとき、アドラーホテルという超高級ホテルの前を通る。すると、ドアボーイの衣装がすごかった。
ウンター・デン・リンデンをフンボルト大学の前まで歩いたけど、
そこから100番バスで駅まで戻り、NORDSEEという魚料理のマクドのようなところで、お昼にする。

その後、シャルロッテンブルク宮殿へ。なんかすごかった。
その後エジプト博物館へ。
ここは、「王妃ネフェルティティの胸像」で有名なところである。
ところが、入ってみると山のような展示物がある。
ドイツ語の説明しかないので私はさっぱりわけがわからないが、
なんか変なもんがいっぱいあって、「濃い」博物館だった・・・。

その後、ユースホステル(ドイツ語でユーゲントヘアベルゲという)に向かう。
最初は4人部屋にうちら二人だけだったが、途中でウクライナからやってきたレーナという女の子が来る。彼女は最初ドイツ語でしゃべっていたが、私がどこから来たの?と聞いたところ、
いきなり、「ソビエト連邦って知ってる?」ときかれ、
めちゃくちゃ驚いた。
ので、私今ロシアでロシア語勉強してるよ。とロシア語で言ってみたら、
彼女はロシア語でしゃべりだした。友達とはドイツ語で、私とはロシア語でしゃべるという、
なんか奇妙な?会話が成り立って面白かった。

夕食はドイツ版シャウルマ(トルコ料理?)を食べた。
ロシアにもあるんだけど、ロシアのは薄い小麦粉から作った皮に、
豚肉と野菜がいっぱい入ってて、春巻きみたいにまいてあるやつなんだけど、
ドイツのは皮の代わりにでかいパンに挟んでサンドイッチ状になっているやつだった。
味はロシアのと変わらなかったけど、皮がパンになっているのが面白かった。
名前も、ドゥナーというらしい。その日はそれで終わった。