最終日も絶好の巡礼日和になった。海は青くキラキラ輝く。言うことなしです。

6時59分、金山発の名鉄電車に乗るには、時間を逆算すると・・・4時30分に起床。早起きして正解でした。
犬の散歩、朝食、身支度、弁当の用意、自転車で金山へ。これでもギリギリ。河和からは知多バスで師崎港まで。フェリーターミナルで乗船券を購入。
まず篠島へ行きます。めざす寺院は、地図で見ると、一本道でわかりやすく思えるけど、島の地形は複雑で道は細く起伏があり、曲がりくねっています。

地元のおばさんが「この道を上がっていくと、お墓があり、お墓の中の道を進むとお寺があるからね。」「助かりました。ありがとうございます。」
道を聞いたわけでもないのに、わざわざ足を止めて教えてくれました。なんてありがたいことか。自分にはとてもできないことです。見習わなくては。
卍39番をお参りし、卍38番へ。住職さんが「ご苦労様。気をつけて。」思わず合掌してしまいます。うれしい言葉に感謝です。

船の時間まで、まだ2時間30分ある。前浜の海岸まで歩き、持参したお弁当を食べる。弁当持参でよかったです。島にはコンビニも食堂もないです。
前浜の海岸は、波も穏やかで海がまるで鏡のようです。風もなく天気はいいし、ぼんやり海を見ながら、おにぎりとキュウリとレタスを食べた。
時間がたっぷりあるので、篠島を散策。狭い路地裏は、人がすれ違うほどの幅しかなく、島独特の雰囲気をかもしだしていた。島の情緒を堪能した。

それでも、まだ1時間もある。篠島港の方へ歩いて行ったとき、放送が流れた「巡礼の方、日間賀島まで船が出ます。」耳を疑いました。
次の船は12時25分のはず、今は11時30分。えーうそでしょう。でも乗りたいので乗船しました。ほかには白衣の巡礼の人の3人グループがいました。
私にはこの状況が呑み込めません。これって接待?　だとしたら、すごいことです。弘法様に合掌してしまいました。