アフガン編 〜編姫手芸研究会・手編み部会〜
アフガン編みを知っていますか?
アフガン編みは棒針編みやかぎ針編みほどには一般的ではない技法かもしれません。
アフガンの織物に編地が似ていることからアフガン編みと呼ばれるようになったとも言わ
れていますが、由来の通りその編地はしっかりしていて織物のようにも見えます。
ジャケットなど型崩れしにくく最適の技法でもあります。しかし糸を選べば繊細な編地も
得られます。
アフガン編みは、棒針編みとかぎ針編みを組み合わせた技法です。見た目には棒針編みの
ようにもかぎ針編みのようにも見えます。が編地によってはどんな技法で編んだのか
わからないという魅力的な技法でもあります。
また過去に流行ったことがあると聞きますが、おもにプレーンな編地(表編)だけをアフ
ガン編みと思っている人も少なくないと思います。が棒針で編むのに負けない位、編地の
バリエーションがあります。
一般的に編地は棒針に比べて厚くなるので、細い糸でも早く編めてしっかりした編地になります。
編み方の特徴
・かぎがついた棒針、アフガン針で編みます。
・往路(いき)と復路(もどり)で1段となります。
・往路では針に目がかかったままですが、復路でその目をくさり編みで編みくるむように
して編みます。
・往路・復路とも表を見て編みますので、右端と左端の表情(編み方)が違います。
・従って、編初めと編み終わり(編地の両端)とでは、増し目・減目の方法も違います。
が、同じ段で左右の増し目・減目が出来ます。
・棒針は編地がいつも針にかかっていますがアフガン編みは一段編み終えると、
編地は一目を残して針から離れますので全体を見ることが出来ます。
これは かぎ針編みと同じで、棒針編みと大きな違いです。
・同じ糸なら、棒針編みより1〜2号太い針で編みます。
アフガン編してみませんか
必要な用具
針の持ち方
目の作り方
編み方(表編=プレーンアフガン)
増し目の方法
減目・方ダーツの引き返しの方法・
とじ
はぎ
JIS編目記号図
スワッチを編んで見ましょう・・・表編みと増し目減目の練習用です
免責事項
編姫手芸研究会の記述内容は、独自の創意工夫と見解によるものがあります。
そのため正確性は保証するものではありません。また、記述内容に起因
する一切の損害・不具合に関する補償の責を負うものでもありません。
著作権
Copyright(C) 2002 編姫手芸研究会
本サイトの文章・写真・イラストは編姫手芸研究会の著作物です。
無断転載は固くお断りいたします。