パーマン 雑記

妄想最終回
2005-2-13
  前回挙げた理想的最終回の条件を元に、
  自作の最終回ストーリーのあらすじを考えてみた。
  平成パーマン映画3作目をイメージしてみた。
  2004年映画、タコデポンの後日談から始まる。
  「電車男」や「アルマゲドン」のストーリーから少し拝借した。

  あらすじ
  ・ミツ夫とスミレの交際
    ・オタコ島で助けてもらったお礼にと、
     スミレからミツ夫にペアのティーカップが送られてくる。
    ・なんとかしてスミレと親しくなりたいミツ夫は、
     ティーカップのお礼にとスミレをデートにさそう。
    ・何度かデートし、二人は親しくなっていく。
  ・ある日パーマンたちのパトロール中の会話
    ・パー子「1号。最近なんだかうれしそうね。何かあったの?」
     1号「うふふふ。ナイショ。」
     パー子「なんだろなー。その締りの無い顔。」
     知っていて知らないふりするパー子。
  ・写真入りロケットのエピソード
    ・ミツ夫とスミレは、デート中、
     写真入りのロケットを作ってくれる店を見つける。
    ・そこで、それぞれの写真の入ったロケットを作って交換する。
  ・バード星への留学の選抜試験
    ・バードマンは4人の中から一人だけバード星に留学する話をする。
    ・世界中にもパーマンがいて、各国1人づつが選ばれる。
    ・その選抜試験のため、各人の頭にマイクロコンピュータが着けられた。
    ・試験の結果、ミツ夫はバード星へ留学することが決まる。
  ・愛の告白
    ・ミツ夫はスミレにしばらく会えなくなるので、愛の告白を決意する。
    ・ミツ夫「わけは言えないけど、遠くに行くので、しばらく合えなくなるんだ。
     ぼ、ぼ・・・・・」緊張してその次がいえないミツ夫。
     スミレ「ミツ夫さん。がんばって。」
     ミツ夫「僕、スミレちゃん大好きだ。絶対、君のこと忘れないよ。」
     スミレ「私もミツ夫さんが大好きよ。帰ってくるまで待っているわ。」
  ・巨大隕石の到来
    ・地球に直径1000キロメートルの巨大いん石が近づく。
    ・いん石があまりにも大きすぎるため世界各国の核兵器でも歯が立たない。
    ・世界各国100名のパーマンが集結。
    ・それぞれがなんとかしようとするが、なすすべがない。
    ・そこでパーやんが「100人で手をつないで輪を作るんや」と言う。
    ・100人で輪を作ると、地球の重力の2の100乗
     (約10の30乗)倍の反重力場が発生。
    ・巨大いん石を弾き飛ばすことに成功する。
    ・地球は守られた。
  ・バード星への旅立ち
    ・バード星へ出発する当日、ミツ夫は急に行くのが怖くなる。
    ・バードマンが迎えに来る。
    ・バードマンにしかられ、ミツ夫は出発することを決意する。
    ・外に出ると世界各国選抜25名のパーマンたちがそろっていた。
    ・ブービー、パー子、パーやんも見送りに来ていた。
    ・ブービー、パーやんはミツ夫に餞別を渡す。
    ・パー子は「あたしは何にも無いけど」と、
     自分の正体がスミレであることを明かす。
    ・バードマンとともにミツ夫たちはバード星へ旅立った。
  ・それから
    ・ミツ夫はバード星への途上、パー子=スミレについて思いをめぐらす。
    ・バード星の風景と人々。
    ・バードマンの素顔が明らかに。
    ・「影取プロジェクター」や「目立ちライト」のエピソード。
  以上

  小説にするほど文才がないので、これで終わり。
理想的な最終回
2005-2-12
  旧作アニメ、新作アニメ、漫画の各最終回はそれぞれ違っている。
   ・旧作アニメの最終回Aパート「パー子という名の女の子」では、
    今まで明かされていなかったパー子の正体が明かされる。
   ・新作アニメの「パー子の宝物ってなーんだ?」では、
    パー子がミツ夫に愛の告白をする。
   ・漫画「バード星への道」では、
    ミツ夫がバード星へ留学する。
    パー子はミツ夫に正体を明かす。

  話がドラえもんの「影取プロジェクター」「めだちライトで人気者」に
  続いていくためには、最終回で次の条件がクリアされている必要がある。
   ・ミツ夫がバード星へ留学する。
   ・パー子がミツ夫に正体を明かす。
   ・パー子がミツ夫が好きであることを告白し、
    ミツ夫がそれを受け止め、
    二人の恋愛関係が成立する。
   ・スミレの持っているミツ夫の写真の入ったロケットのエピソード

  アニメでも漫画でも、これらの要素をいくつかは含んでいるものの、
  すべてを網羅したものはない。
  新作アニメでは、「バード星への道」はあるのだが、
  結局、バード星へ行く途中で留学を辞退し戻ってくる。

  アニメでは最終回を作りたがらないと聞く。
  というのはアニメはスポンサーが絡むから、
  評判がよければ、スポンサーの要望で、
  いつでも続きが作れるようにするためだという。
  原作漫画では最終回で主人公が死ぬのに、
  アニメになると死なないというのは、よくある。

  上記の条件がすべてバード星への出発の前に満たされなくてもよいと思う。
  二人の恋愛関係については、ときどき、バード星から帰省したときに、
  徐々に育まれたというストーリーでも良いと思う。
絵のタッチが違っている
2005-2-7
  「タマより弱く」(コミックス5巻)の絵柄がいつもと違っている。
  これはチーフアシスタントを務めていた、たかや健二さんが
  ペン入れをしたものと言われている。
  藤子さんが病気か何かになったので、たかやさんが代わりをしたのかもしれない。
  (藤子不二雄FAQのQ9を参照)
自滅の多い全悪連
2005-2-6
  全悪連(全ギャド連)の登場回を調べていたら、
  16回のうち11回が、パーマンと闘って負けるのでなく、
  自滅パターンだった。
  なんというお間抜けな人たちだろう。
  まあ、これがギャグ漫画たるゆえんだろうが。

  逆にミツ夫がものすごく強運の持ち主なのかも知れない。
  その他で偶然によって事件が解決した例といえば次のものがある。
    「パーマンの休日」(てんとう虫4巻)
    「われたおさら」(てんとう虫7巻)
    「パーマンのけいさつ鳥」(ぴっかぴか3巻)
パーマン、人格者たち
2005-2-5
  前回の記事に関連して、大阪と東京の犯罪件数について調べてみた。
  大阪の犯罪の件数は、東京の犯罪件数と大きな開きがない。
    大阪府:平成16年 約25万件
    東京都:平成15年 約30万件

  そんな大阪をパーやん一人でカバーできるのは、パーやんが
  かなり優秀で、器用な人だからであろう。
  それに比べると、ミツ夫は不器用な部類に入ると思う。

  そんなミツ夫をパーやんは責めることなく、暖かく見守っている。
  パーやんはかなりの人格者だと思う。

  ブービーもパーマン2号のページで紹介したとおり、
  人格者のおサルである。

  パー子もときどきミツ夫に厳しくあたることはあっても、
  「兄さんをパーマンの弟子に」(ぴっかぴか1巻)や
  「運動会で一等とろう!」(ぴっかぴか2巻)で見せたように、
  ミツ夫のことを大切に思っていて、ちゃんとフォローをしている。
  (おせっかい焼きすぎなこともあるが)

  お互いの欠点を責めることせず、かえって支えあっている。
  これがパーマンのチームワークの良さである。
  パーマンたちは人格者たちの集団である。

  バードマンは適当にパーマンたちを集めているように見えるが、
  実はこういう優れた子供たちをしっかり選んでいるのである。
パーやんの事件解決数の少なさ
2005-2-1
  「パーマンの真実」という本では、パーマンたちそれぞれの
  事件解決への貢献度を評価している。
  1号は105点、2号は67点、3号は56点、4号は17点である。
  この本の作者は、「意外なのが、優秀といわれているパーやんが
  あまりポイントを稼いでいない。」と言っている。
  私はこのことについて異議がある。
  てんとう虫コミックスを見ていると、パーやんが大阪で
  一人で解決した事件のエピソードが載せられていない。
  当然、パーやんが大阪で一人で解決した事件はあるはずである。
  これは、物語としては載せられていないだけである。
  「パーマン」はミツ夫の視点で書かれているので、
  パーやんはミツ夫と絡むという形でしか出てこないのである。
  描かれていないパーやんの活躍を入れると4号の点数はもっと高いと思う。
  これを見るとわかるように、ポイント数は登場回数に比例している。
太りすぎると飛べなくなるって、ほんと?
2005-1-30
    1号「ほんと。」
    パーやん「うそや!」
    パー子「ほんとよ。だいいち、太りすぎのパーマンなんて、カッコウ悪いわ。」
  「パーマン全百科」より

  事実、アニメ第108話「食い倒れご用心!」では、太り過ぎて飛べなくなる。
  てんとう虫コミックスでは、パーやんの大食いのエピソードはないのだが、
  アニメでは、随所に登場する。
  パーやんの体重は60キロだそうで、子供にしては重いが、大人なら普通の体重。
  60キロ超えると飛べないとは、パーマンのマントは大人は使えないのか。
  でも、マントを盗んだ大人の悪人が使っているエピソードが有るのだが。
海外のパーマン
2005-1-23
  海外に輸出された「パーマン」が、permanとparmanのどちらで
  表記されているか、調べてみた。
  しかし、permanとparmanは使われていなくて、
  その国独自の名前に変わっていた。

  イタリア Superkid
  チリ Hombre Par (hombre 人 par 同等の):旧作
  ブラジル Super Dinamo (dinamo 発電機):旧作
  台湾 小超人:漫画
  香港 神奇小子:漫画
      主題歌の中では「パーマン」と歌われている。
      不可思議音楽 弐之間
  中国 飛人:漫画(「飛」は中国の簡体字)
      単行本表紙 中身
  タイ ปาร์แมน(これをローマ字で表記するとpaarmeenになる)
permanかparmanか
2005-1-21
  「パーマン」をローマ字でつづる場合に、permanとparmanの2通りが見られる。
  (少数ではあるがpaamanというのもある。)
  私はこのサイトのファイル名にpermanを使っているが、特に理由はない。
  昔はparmanの方がよく使われていたようである。
  現在はCD「パーマン ザ ベスト」で、permanが使われている。
  「パーマン」の由来が「スーパーマン」に及ばないから「スー」を取った
  ということから考えると、supermanからsuを取ったpermanがいいとも思う。
  しかし、permanとparmanの発音の違いでいうと、
  parmanの方が日本語の「パーマン」の発音に近いだろう。
  また、英語のparには平均、標準という意味があるので、parmanは凡人ということもできる。
  「超人(superman)に及ばないから凡人(parman)だ」ということだと意味も合う。

  パーマンの由来については、作者の当初の意図は失われている。
  「パー」には「おまぬけな」という意味が込められていた。
  設定が変更される前のスーパーマンのせりふである
  「もし正体がばれたら、本当のパーにしてやる」を見ると明らかに、
  そのような意味が込められていることが分かる。
キャンディーズ
2005-1-12
  「パーマンの中のパロディー」というページを作っていて気づくのは、
  アニメではキャンディーズを元ネタにしたものが多いということ。
  キャンディーズは1978年に解散しているから、
  アニメ放映開始の1983年から見れば5年も前のこと。
  はやりすたりの早い芸能界のこと、とっくに忘れられた存在になっていたはず。
  脚本家の中に熱心なファンがいたのか、調べたが脚本はそれぞれ別の人だった。
  キャンディーズって5年たっても人々に記憶に残る伝説のアイドルだったのか。
  ちなみに放映当時のトップアイドルを調べてみると松田聖子、中森明菜、
  チェッカーズがいた。しかし、彼らを元ネタにしたパロディは見つけられなかった。
パーマンたちの住所
2005-1-10
  パーマンたちの住所については、虫コミック4巻のカバー裏に
  細かく書かれている。

  須羽満夫(1号)  東京都三鷹市横連雀980
    三鷹市(みたかし)には、横連雀は実在しない。
    これは上連雀(かみれんじゃく)、下連雀(しもれんじゃく)のもじりである。
    新作漫画では、ミツ夫たちは練牛区に住んでいるが、これは実在しない。
    練馬区(ねりまく)のもじりである。
    アニメでは、ミツ夫たちは朝日ヶ丘(あさひがおか)に住んでいる。
    放映されていたテレビ局のテレビ朝日の「朝日」から付けられたようだ。
    字は違うが東京都練馬区に旭丘(あさひがおか)という住所が実在する。

  ブービー(2号)  東京都台東区上野公園9の83
    この住所は実在する。上野動物園の住所である。
    旧作では、ブービーは動物園で暮らしていた。

  星野スミレ(3号) 東京都世田谷区田貫4の5
    世田谷区(せたがやく)には、田貫(たぬき)は実在しない。
    これは砧(きぬた)のもじりである。
    砧にはテレビスタジオがある。

  大山法善(4号)  大阪府東大阪市鴻沼6 金福寺
    東大阪市(ひがしおおさかし)には、鴻沼は実在しない。
    これは鴻池(こうのいけ)のもじりである。
    アニメでは戎橋(えびすばし)の生まれだと言っているので、
    大阪市中央区難波(なんば)が住所と思われる。
    難波には法善寺がある。

  山田浩一(5号)  神奈川県川崎市生畑1980の92
    川崎市(かわさきし)には、生畑は実在しない。
    これは生田(いくた)のもじりである。
    生田は藤子不二雄さんのご自宅の住所である。
アニメだけの設定
2005-1-8
  原作漫画にないアニメだけの設定は次のものがある。

  パーやんはミチ子が好き。
  コピー・ミツ夫はユキが好き。
  ミツ夫たちのいる地域が朝日ヶ丘。
  星野スミレの住まいがマンション。
  星野スミレの母がいっしょに住んでいない。
  パーマン扇風機という技を持っている。
  バード星がケンタウロス座ではなく、白鳥座にある。
  ブービーの故郷がコンゴでなく、ケニアである。
  ブービーの恋人ビリ子がいる。
  バードマンがいろんな銃を持っている。
ブービーの名前がばれてる
2005-1-4
  アニメ「江戸っ子パーやん」を見て気づいたこと。

  ガン子とその友達がパーマンごっこをすることになって、だれがどの役を
  するかという話合いをしていた。男の子が「ぼく1号ね。ガン子ちゃんは
  女の子だから3号だね」と言った後、別の男の子が「じゃあ僕ブービーや
  る」と発言していた。パーマン2号の本名ばればれじゃないか。チンパン
  ジーをペットにしている家はかなり珍しいからみんなに知れ渡ってるし、
  そのペットの名が飼い主から「ブービー」と呼ばれているから、きっとす
  ぐばれる。パーマン仲間がむやみに2号のことをブービーと呼ぶからだ。
  バードマンに知れたら大変だ。犬に正体見られたどころの騒ぎじゃない。

  もうひとつ気になること。
  パーやんは戎橋の生まれで道頓堀の産湯につかったといってるが、
  道頓堀はすごく汚い川だ。

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