光の粒と波の性質を直感で理解する

・光は粒と波の性質を持つとされている。
 しかし、光の粒が波うちながら進むわけではない。
・光のエネルギーは連続的な値をとるわけではない。
 最低の値があり、それ以下の値をとれない。
 エネルギーの値は、その最低の値の整数倍の値をとる。
 エネルギーの最低値が粒としての性質の元になっている。
 以下の図では、最低値を1にして示す。
 0.5という値になることはない。
・この光のエネルギーの粒は、空間を常に移動する。
 静止することはない。
・移動はするが、慣性の法則はなりたたない。
 以下の図では、空間の位置を、A~Kとしている。
 図1~3で、光の粒がA、B、Cと移動している。
 慣性の法則を当てはめると、次の時間では、100% Dの位置に
 移動する。しかし、実際は、Bに行くか、Dに行くか半々の確率
 である。0.5に分かれることはない。
・たとえば、図4で、Fの位置に光の粒を128個置いたとする。
 Eに行くか、Gに行くかは確率が半々なので、図5では、それぞ
 れ、64個移動する。
・E、Gに移動した粒は、また半々の確率で隣に移動するので、
 図6のようになる。これを繰り返して、図9に至る。
・これらを見るとわかるように、光の粒は波のように広がる。
 これが波としての性質の元になっている。
 いっぱい集まると波として振る舞う。
・粒単位だと、移動方向は不確定的だが、いっぱい集まると、
 一方方向に連続して移動するように見える。
 これが慣性があるように見える元になっている。

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