(by 石飛洋司)


(by 品川光太郎)

岩坂からの同窓会お誘いの手紙


「このエゴイズムに薄汚れた人間の世界で真に、その人のためによかれと願う関係が、どれだけあるだろうか? 百年の人生を生きて、真に和やかな安らぎに憩える機会が何度あるだろうか」
九州産業大学、芸術学部、デザイン科を卒業して2年が過ぎた諸君! 皆、各地で各職場で、色々な 喜怒哀楽 と共に生きていることと思う。 がんばっているか!?
さてさて、突然のこの手紙、何を意味するのか? 名付けて“思い出へのお誘い”
後ろにちょっと顔を向ければ、卒業式の日のあの約束を思い出せるのではあるまいか? その約束の日が、来年の1月3日になるのです。皆と会っても、「よう」「おう」「元気か」とか、そんな言葉しか口から発せられないかも知れない。語りたい、型にならない不透明な感動は胸いっぱいになっていても…。
そして、そんな再会ができるのは、打算も何もなく共に生きることのできた、あの時期の友だけではないだろうか。
あー会いたい。そう思うのは私だけだろうか。皆、それぞれ、忙しい人間になっているだろうけど 来年の1月3日だけは、スケジュールの都合をつけて欲しい。そして、皆で集おう!
 ■ 時 ■ 1978年1月3日 19時
 ■ところ■ 西鉄香椎宮電停前メリーショップモリ
連絡のつかない友もいます。できれば連絡をつけて下さい。お願いします。
会費など未定です。
それでは、朗報 待つ。
P.S.各自、宿泊の予定とか、立てておいて下さい。予定の無い人、とれない人は皆でホテルに泊りましょう! それの都合もありますので、11月30日までに 返信を下さい。
 仙台市郡山四丁目9-11 第一紙工寮 岩坂義明。 (1977.11.8消印)

72Dの会トップページ


e-mail:mshitam@mxm.mesh.ne.jp