霊魂は火がついたように跳び上がる

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/6巻P9

‘92・1・20

 

我がヴァッスーラ、あなたを縛っているあらゆるものを打ち砕こうと手を上げるごと、霊魂は火がついたように跳ね上がろう、だが怖れないように、恐怖のあまり逃げ去らないように、こうした欠点をすべて、霊魂から根こそぎにするのを許しなさい。 あなたのうちに私は嵐のように押し入り 心に決めたことを行う、 

―これが私たちの完全な一致への準備となろう ♡

あなたを私の網 そして的にするとはじめの頃述べた、しかし後者の意味を当時あなたは理解していなかった。 この全き一致へと準備させるには、あなたを清め 霊魂を飾る必要がある。 私は弓を引き あなたを矢を射る的としなければならない、ああ あなたのためには何でもしよう! そう、それには傷や苦悩が伴う、しかしそうではあっても聖なる者と争い 遠ざけてしまわないように。 私の霊があなたのうちにひろがって行き、その神聖な火が ごうごうと霊魂の中で燃えさかるように。 私の神聖な火のなすがままにあなたは形造られていこう。 それゆえ金づちのようにあなたの不完全さを打ち砕き 私が訪れても 嘆かないように あなたの聖なる者に 何をしているのですか? とは尋ねないように。 私は奥の部屋、我が住まいのほうに向って進んでいる、そしてひっきりなしに置かれるどんな障害も 前に進むのを止められはしない、嵐の勢いですべてを突破し、これらのライバルを呑み込んでしまう。

 

 

ああ 主よ おだやかに進んで下さい!

 

 

あなたを完全に清めたい、それゆえ、私の手を抑えないでほしい、あなたは本当に大切な者、私のいたわりに包まれているように、何も拒まないでほしい、霊魂よ。 あなたを素直な道具に仕立てたい。 我が現存は うちなる火、うちなる矢のように感じられようが、恐れないように、あなたを傷めない、私のライバルを打ち砕くだけで、あなたの中で戦っているにすぎない。 あなたが華奢な者だと 十分に考慮もしよう。私はあなたを形造り 我がこだまとなるこの使命をさずけた、そこであなたの王が治めるのを許しなさい、至高なる主に君臨させなさい。 私の目をのがれるものはなく、どんな小さな汚点も見逃さないで捕らえ 我が清さのうちに滅ぼそう、こうして私の光はあなたのうちで輝きつづけ、私の霊は川となって あなたの霊のうちに流れこむ ♡ そこでたゆまず我が聖なる顔を追い求めなさい そうするならあなたの上に 私は在る が微笑みかけているのを悟ろう ♡

 

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/6巻P143

‘92・9・25

 

私の場所を占領するライバルたちに 手を下すごと あなたの霊魂は 火がついたように跳び上がろう と私は以前話してあった ♡ 私は師であり これからもずっと 師であるつもりです。 矢を射る的に あなたを仕立てた、そう、ヴァッスーラ、恵みは 苦しみを伴う、ああ、私が一番身近な者たち、最愛の友人たちに しないことが何かあろうか(*)!

 

    イエスは悦びに満ちておられました。

 

 

では、アヴィラの聖テレサの言葉を引用させて下さい: 道理で、あなたには友達が少ないのですね!

 

私は友人をそのようにしてもてなすのだ

 

 

人間は皆 弱い・・・それでも、あなたの言ったことに答えよう: 私が何を差し与え 何をあなたに行おうとしているかを 霊魂が知ったなら、さらに多くの試練を、苦しみを 十字架を、そういったものをあなたのほうから願ったであろう!

― 私は愛する者を鍛錬するがゆえ 私にとってよいと思えることを 嫌がらないでほしい。 あなたは私の宝石 そしてそれを念頭にある形にするため 私は切ったり、削ったりして形造る。 それゆえ、言っておく、あなたは息のある限り、私、自らが、与えた仕事を 実行しなければならない ♡ しかし私に属すると言いながら 霊的な事柄に関しては 背いている者たちには、こう言っておく: 「目が見えていないなら罪はない、しかし<私たちは見えている、それに識別できる>と言っているがゆえ、あなたの罪は残る!」 彼らの疑り深く頑なな姿勢を あと何回とがめなければならないか? 来なさい、平安でいなさい、残された旅路を 私がともに歩んでいる。

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/6巻P147

‘92・10・5

 

私自ら あなたの罪を根こそぎにし 私に与えられたその場所には 数々の恵みを植えた。 火がついたように跳び上がったが、私は霊魂におこなっていることを続け そこに根づいているすべてのライバルを 放り出さなければならなかった。

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/6巻P165

‘92・10・21

 

苦しみは私にとって日常の糧となりました、けれどあなたと分かち合えるのは何という光栄。あなたは日ごとに部屋を訪ねて来られ、となりに座って食事をともにして下さいます。日ごとの糧を分かち合って。あなたが私を生けにえにするお方、容赦なく私に弓を向け、この選ばれた的に、矢を雨のように降らせておいでです。その矢で私の霊魂は、火がついたように、跳び上がります。ところが、この食物がありませんと尋ねるのです:「心を焼き尽くすこの食物はどこでしょう?」と。