困難
苦しみ/
使徒言行録14・22
「弟子たちを力づけ、『わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない』と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。」
ルイザ・ピッカレータ/被造界の中の神の王国/1巻P45
言い尽くせないような非常な困難を通してでなければ、わたしに到達するためのみちはないのです。そしてそれは、このあとたくさんの報いをあなたたちにもたらすでしょう。
マリア・ワルトルタ/復活/P220
「そして私の苦しみに遭う事を喜びなさい。私と一緒に光栄の中に入れるように。それは何と大なる報いであろうか。主はアブラハムにおいて、自分のすべての忠実な弟子たちに約束した。天の国は多くの艱難を貫き通して至ると。それに私が行なったように、私の教えを継続する人は、私のいる所に至るであろう。私は天の国について、その道と門とはどんなものであるかを、あなたたちに話した。そして私はだれよりも先に、その道を歩き、そこを通って御父のもとに戻る。他の道があったならば、私はあなたたちに教えたであろう。私は、人間としてのあなたたちの弱さをあわれみ、唯一の道と唯一の門として、それを示した。他には道も門もない。」
トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/2・12・15
もし人間の救いのために、苦しみよりももっとよい、もっと役に立つことがあったならば、キリストはきっとそれをみ言葉ならびに模範をもってお示しになっただろう。
ところがかれはかれにしたがったお弟子たちやしたがおうとするすべての人々に、十字架を負うことを明らかにお勧めになって仰せられるには、「もしわたしの後について来たいと思うならば、自分を捨て、日々自分の十字架を取ってわたしにしたがえ。」(ルカ9.23)と。 だから私たちはすべてを読んで調べた後、こういう結論に達するのである。「私たちは多くの艱難を経て、神の国にはいらなければならない。」(使徒行録14・21)