テレビ
断食/
1.もの言う獣の像
2.テレビの断食
1.もの言う獣の像
黙示録13・15
「第二の獣は、獣の像に息を吹き込むことを許されて、獣の像がものを言うことさえできるようにし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。」
聖母から司祭へ1982.12.31
いたる所で、もう神の十戒は守られていません。あなたがたの神は、公けに無視され、否定され、侮辱され、冒涜をあびせられています。
毎日いのちが犯され、毎年世界には千万人の単位で、罪のない胎児が母の胎内で殺されています。こうして、殺害や暴力や強奪、不法監禁は、その数を増していくばかりです。
不道徳が泥の洪水のように広がり、マスコミ、なかでも映画や出版、テレビなどによって宣伝されています。それぞれの家庭に悪魔の手の込んだ策略がテレビと共に入り込んでしまいました。最も無防備な被害者は、子どもと若者です。これらの人々を、わたしは、母の心配と愛情をもって見ています。
聖母から司祭へ1984.3.19
愛する子らよ、ヨゼフが摂理的なその使命を果たすにあたって、示した、そしてかれを完全なものとしていたそのすべての善徳が、あなたがたのうちにも花を咲かせるようにと、わたしは望んでいます。
この時代に、わたしがあなたがたにまかせた使命が果たせるように、ヨゼフのあの沈黙とかくれた生活が、あなたがたのうちにも実現しますように。それは、必要なことです。
ますます激しくおしよせてくる音やさわぎ、叫びや騒音から遠ざかって生きるようにしなさい。
あなたがたが沈黙のうちにするイエズスや、あなたがたの母との語らいのうちに、内的な静けさを保ちなさい。
世俗的見ものを避けなさい。世間のおちいりやすい誘いには、目を閉じていなさい。
こん日、出版やテレビを用いて、これほど陰険な、しかも危険な手段で拡がっている不道徳の巧妙な挑戦にはまらないように注意しなさい。
テレビの前で時間をつぶしてはなりません。それは、祈りとわたしの言葉を聞くための大切な時間を盗むことになるからです。
聖母から司祭へ1988.2.17
テレビを見て、時間を無駄についやさないように。テレビは、どこにでも罪と不潔の暗闇を広めるために、わたしの敵が使ういちばん強い武器です。
テレビは、黙示録の中に記されているその偶像です。その偶像は、世界のすべての国から礼拝されるためにつくられた物で、悪魔は、それに形と活力を与えます。悪魔の手の中で、いざないと腐敗との恐ろしい武器とするためです(黙示録13・15参照)。
聖母から司祭へ1990.10.7
みだらな行いと不品行は、とくに出版物やテレビを通じて、どこにでも広がっています。その結果、小さな人々、単純な人々の霊魂は堕落させられています。
デボラ/生ける神よりあかされた英知/2巻下P28〜29
イエズス:残念なことにあの道具は、むしろ悪や毒に満ちた死をもっと広めている。(中略)この世代は、まさにこの道具によって生産された『醜聞』の数々のうちに生きている。(中略)ああ、
絶えざるソドムよ! 新しいバビロニアよ! いったいいつになったら、お前はバベルの塔を築くことを止めるのか? さあ、いつなのか?
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/6巻P259
‘93・5・28
今日は 子どもを殺すもととなる手だてが倍増している、私は黙っているわけにいかないであろう? テレビ番組では恐ろしい光景を子どもたちに見せ うちなる清さを奪い去っている、ああ 我が傷あとの中に入ってきて 私の苦悶を分かち合いなさい、来て 慰めてほしい!
2.テレビの断食
ヴァッスーラ/花むこから花嫁への呼びかけ/天使館/P66
今の時代、聖母は多くの場所で出現なさっています。それは私たちに正気を取り戻させ、目を開かせようとするためです。「私たちは神の似姿に象られて創造された者です」ということを伝えるために。「どうしてその似姿を汚してしまうのですか? どうしてその似姿を聖なるものとしておかないのですか? 」これが聖母からのメッセージです。「祈りなさい。祈って断食しなさい、断食は悪を取り去ってあなた方を清めます。」
それだけでなく、断食は犠牲になります。この犠牲によって他の人びとも聖性へと連れ戻すことができるという意味なのです。すべては計られています。水曜日と金曜日にはパンと水で断食するようにと聖母は頼んでおられます。もしそれが健康上などの正当な理由でできないときは、他の方法でも断食はできます。たとえば、口を慎むようにしてみて下さい。噂話をやめるという意味です。あるいは人を裁くのをやめるようにして―それは大変難しいことですが。
では断食とは何でしょう? それは好きなことを我慢して自分自身に与えないということです。自己を否定することです。テレビが好きなら二日間はテレビを見るのをやめようとか(私にとっては苦手なのですが)、コーヒーが好きならコーヒーなしで過ごそうとか。断食とは食を断つことだけではありません。
デボラ/生ける神よりあかされた英知/1巻上P124
聖母:禁欲のわざ、特にたばことテレビからの断食を私に捧げてください。
メデュゴーリエの丘から祈りと平和のメッセージが!/P166
<聖母からのメッセージ>
「皆イエズスをほうふつとさせるものでありなさい。」
「今すぐに始めなさい。まず、テレビを消して、あなたたちに何の役にも立たないことはほうっておきなさい。」
聖母から司祭へ1973.7.8
新聞もテレビも見ないで、いつも祈りながら私の心の中にいるようになさい。
私と共に、私のために生きる以外には、何にも興味を持たず、重要なものと思わないように。
「司祭のマリア運動」はもう生まれたものの、まだ小さく、か弱く、育ててゆくためには多くの祈りが必要です。あなたはそのためにだけ生きるべきで、他のどんなものも味気なく、慰めを見いだすことはできないでしょう。
聖母から司祭へ1984.5.13
つぐないと断食で苦行しなさい。
わたしの好む断食は、悪や罪からの断食で、タバコ、アルコール、映画、テレビなどを放棄する断食です。あなたがたの内的清さを堕落させて、心の中に悪のたねをまき、大いに心を散らせるようなテレビの番組を見てはなりません。
肉体の断食も願います。少なくともときどきするようにしてください。わたしの子イエズスが、福音の中で、「ある種の悪魔は、祈りと断食によらずには、どうしても追い出せない」(マルコ9・29)と要求しておられることでも、分かるでしょう。
聖母から司祭へ1985.3.16
罪を犯しやすい機会をも避けなさい。このためあなたたちは、目と耳を、テレビや映画に閉じて、あなたたちの魂を潔白とみ恵みの光の中に保ちなさい。
聖母から司祭へ1987.3.4
霊魂の中に光を保ち、あなたたちの生活に専心と黙想と祈りの時間をもっと持てるように、テレビを見ることを犠牲にしなさい。
聖母から司祭へ1989.10.13
五感の犠牲と邪欲の制御、慎み深さ、よい手本、潔白と聖徳の道を歩むようにと、わたしは何回も呼びかけたのです。
しかし、人類は、わたしの呼びかけを受け入れず、不潔の罪を犯さないようにと命じている神の律法の第六戒に背きつづけたのです。
それだけではありません、この罪をほめたたえて人間的な価値として、また、自分の個人的な自由を行使する新しい方法として、紹介するまでになったのです。こうして、今日では、不潔のすべての罪を正当化するほどになりました。
まず第一に、少年と青年たちの良心をだらくさせて、自分ひとりで犯した不潔な行為は、もう罪ではないという確信を教えこんだのです。また、婚約者同士の結婚前の関係が許されるどころか、善いものであることを説き、家族は自由にふるまうことができ、出産をさまたげるために人工的な手段を利用してもよいという確信を教えこんだのです。
自然に背く不潔の行為を正当化し、ほめたたえるほどにいたったのです。それだけではありません、同性どうしの共同生活を、家庭と同じものと認める法律までも提案するほどになったのです。
不道徳、不潔、猥褻は、印刷物とすべての広報機関によって、今日ほどたえず宣伝されたことは今までなかったのです。
特にテレビは、毎日猥褻な場面を映して爆撃のような悪の恐ろしい手段となったのです。その目的は、すべての人の知恵と心の清さを堕落させることをねらっています。
娯楽の場、特に映画館とディスコは、人道的、キリスト教的尊厳を公に汚す場所となったのです。
肉欲の罪をもって、ひきつづき公に、わたしたちの主である神を侮辱する時がこれです。
聖母から司祭へ1990.2.8 ブラジリア市(ブラジル)
あなたたちの祖国も物質主義と快楽主義によって、ますます危険にさらされています。それと同時に、沢山の物質的な所有物を楽しんでいる人々と、生きるために必要なものさえもない人々との間に分裂はますます深まってきます。
離婚と堕胎、命を妨げるすべての手段を用いること、それに、不道徳と不潔の悪徳に今の世はおびやかされています。そしてこの悪徳は、マスコミ、特にテレビによって広められています。
聖母から司祭へ1993.5.1
わたしの敵は、あなたたちを、わたしとわたしの子イエズスから遠ざけるために、この恐ろしい手段である出版物やテレビを使っています。それで、このかかりやすいいざないから逃れてください。
あなたたちの沈黙が、また、内的沈黙でもありますように。ただ、沈黙に導かれて、み言葉だけに愛と信仰をもって耳を傾けてください。
福音書の中に、示されている真理と美との深い奥義を、見出しますように。
イエズスの福音が、あなたたちが、その中に探し、聞き、愛し、生活に実行するいのちの唯一の言葉となりますように。
聖母から司祭へ1993.10.2
世界にさまよう悪霊たちと悪魔たちは、霊魂を永遠の地獄に導こうとして、あらゆる所で活躍し、どんなに多くの腹黒い罠を、あなたたちにしかけていることでしょう。
このものたちの働きは今、強力なものとなっています。それは、出版物とテレビという報道機関の持つ力を利用しているからです。