女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。

母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。

たとえ、女たちが忘れようとも

わたしがあなたを忘れることは決してない。

見よ、わたしはあなたを

わたしの手のひらに刻みつける

イザヤ49・15−16

 

 

主の母性

 

 

 

 

 

1.聖書

2.マザー・テレサ

3.マリア・ワルトルタ

4.ヴァッスーラ

 

 

 

 

 

1.聖書

 

 

イザヤ49・14−16

 

シオンは言う。

主はわたしを見捨てられた

わたしの主はわたしを忘れられた、と。

女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。

母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。

たとえ、女たちが忘れようとも

わたしがあなたを忘れることは決してない。

見よ、わたしはあなたを

わたしの手のひらに刻みつける。

あなたの城壁は常にわたしの前にある。

 

 

 

 

2.マザー・テレサ

 

 

ドン・ボスコ社/マザー・テレサ/わたしはあなたを忘れない/P36

 

 イエスはわたしたち貧しい者のもとに来てくださいました。神はわたしたちを愛している、わたしたちは神にとって特別な者である、神はわたしたちを偉大なことのために創造された、つまり互いに愛し、愛されるために創造された、これらのよい知らせを告げるために貧しい人々のもとに来てくださったのです。

 聖書の中で神はこう言っています。「わたしはあなたたちをあなたたち自身の名前で呼んだ。あなたたちはわたしのものである。」

・・・神はそれを証しするために、こうも言っています。「もし母親が自分の子どもを忘れることがあっても、わたしはあなたを忘れない。わたしはあなたを、わたしの手のひらに刻んだ。」

 

 

 

ドン・ボスコ社/マザー・テレサ/わたしはあなたを忘れない/P52

 

 わたしたちが世界のただ中で、すべての問題と共にありながら観想者であるならば、それらの問題はわたしたちをくじけさせることはありません。

 いつも聖書の中で神が言っていることを思い出さなくてはなりません。

 もし母親が胎内の子どもを忘れることができたとしても、わたしはあなたを忘れることがないと神は言うのです。

 

 

 

 

3.マリア・ワルトルタ

 

 

マリア・ヴァルトルタ「手記」/天使館/P52

 

 厳しい書取りだ。わたしの小さなヨハネのことを思うと、わたしの胸も痛む。しかしわたしは愛撫で勇気づける。その愛撫とは、すべての人が貴女を見捨てたとしても、わたしは貴女のそばにとどまるということだ。すべての人が貴女を忘れ去っても、わたしは貴女を憶えている。すべての人が貴女を憎むとしても、わたしは貴女を愛してやまないだろう。必要とあれば精神的にはもちろん物質的にも、体力を与えることによって、どれほどわたしが貴女を助けるかを見ただろう? 貴女はわたしの手のなかの、愛すべき道具なのだ。恐れてはならない。

 

 

 

 

4.ヴァッスーラ

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P4

‘87・10・13

 

主イエス、お与え下さったものを拠りどころとし、力のかぎりやってみます。私は無力ですが、あなたは全能です。助けていただけますか、イエス?

 

あなたを助ける、私がどのように働くかを思い出しなさい ♡ ヴァッスーラ、間もなくあなた方に天から印を与える、それが私からだと理解するであろう、皆の上に輝く、あなた方を大切に思っている ♡ どんなに愛していることか、皆の理解をはるかに越えて 愛している ♡ 私は創造主、あなたの像を 手の平に刻み込んだと言わなかったか? 見捨てるようなことがどうしてできようか?

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P236

‘89・8・29

 

私は(IAm)復活 そしていのち 奉献された日はそう遠くないと約束する。 死者は再び生き返り 罪のために葬られ 地下に横たわる者たちも再び甦らせて いのちを与えよう、我が王国をひろげ 今は不毛の地と化し 見るに忍びないあなた方の国々を快復させる。 聖書のみことばをくり返そう: 「女が胸元にいる乳飲み子を忘れようか、あるいは産んだ息子を大切にしないだろうか? それでいながらたとえ彼女たちがそれを忘れたとしても、私は決してあなた方を忘れない(*)。」

 

 *イザヤ書49・15

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P264

 

私、あなたの神はあなたを養子とした、そうではないか? 力なくいまだにみじめだからといって それだけで養子にした子どもを置き去りにするだろうか? 決して ♡ 私自身の者として養子にしたあなたは もう真に私のもの、我が歓びを感じなさい! 私は優しく育て上げ、罪、弱さ、欠点、すべてを含めて ありのままのあなたを受け入れた、我が慈しみが代々に及び あなた方の罪やいたらなさにもかかわらず すべてを赦し 我が天の王国を分かち合えるように 皆を我が子として養子にする用意があると、あなたを通して、全世界に示すためである。