◎お葬儀の注意事項


☆弔辞や弔電等で使う言葉・使わない言葉をみてみましょう☆

使わない言葉

 

使 う 言 葉

  • ご霊前(ごれいぜん)

    ※神や死者の魂を祀った前
 ⇒ 
  • ご仏前・ご尊前(ぶつぜん・そんぜん)

    ※ほとけさまの前です
    ※ご本尊の前です
  • 告別式(こくべつしき)

    ※故人の霊に対して別れを告げる儀式
 ⇒
  • 葬儀(そうぎ)

    ※弥陀如来のお徳を褒め称える
      報恩感謝の儀式
  • 魂(たましい)
 ⇒
  • 故人(こじん)
  • 永眠(えいみん)する

    ※永遠の眠りにつくこと
 ⇒
  • 往生(おうじょう)する

    ※極楽浄土にゆきてうまれる
  • 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)

    ※冥土と現世
 ⇒
  • み仏の国に生まれる
  • 冥土の旅(めいどのたび)

    ※地獄・餓鬼・畜生の三悪道
 ⇒
  • 使用しない
  • 草葉の陰(くさばのかげ)から

    ※墓の下・あの世から
 ⇒
  • お浄土(じょうど)
  • 天国(てんごく)

    ※六道輪廻の世界天上界
      まだ迷いの世界
 ⇒
  • お浄土

    ※迷いの世界を離れた悟りの世界
      仏国土
  • 菩提を弔う(ぼだいをとむらう)

    ※故人の冥福を祈って供養する
 ⇒
  • 使用しない
  • 安らかにお眠りください
 ⇒
  • 私たちをお導きください
  • ご冥福(めいふく)を祈ります

    ※死後の幸福を祈る
 ⇒
  • 哀悼(あいとう)の意を表します
  • 黙然(もくねん)または黙祷(もくとう)

    ※だまっていいる
    ※目を閉じ祈念する
 ⇒
  • 合掌・礼拝(がっしょう・らいはい)

    ※念仏を称えます
  • 回向・式進行(えこう しきしんこう)

    ※故人の成仏を願って供養すること
 ⇒
  • 読経・お勤め(どっきょう・おつとめ)

    ※仏徳讃嘆
  • 引導を渡す(いんどうをわたす)

    ※導師が死者に対し悟りを得るように
      法語を唱えたりすること
 ⇒
  • 使用しない

    ※本願が成仏を決めます
    ※導師は引導を渡しません
  • 戒名(かいみょう

    ※仏門に帰依して受戒したものの法名
 ⇒
  • 法名(ほうみょう)

    ※浄土真宗では受戒しない為法名という
  • 祭壇(さいだん)

    ※祭りをする為の壇
 ⇒
  • 荘厳段(しょうごんだん)

    ※つまり葬儀用仏壇ですね
    ※決してお祭り事ではありません
  • 献杯(けんぱい)

    ※相手に杯を差し出し敬意を表すこと

 

 ⇒
  • 使用しない

    ※食事の言葉を使用します

 

  •  

 

 
  •  

 

※弔辞を読まれる方は、予め原稿を書くなどして準備してください。
※限られた時間ですので、だらだら長くならないように準備しておくのが礼儀です。


葬儀に使用しない品物を見てみましょう

使わない物

 ⇒ 

使 う も の

    ※死者の為の茶碗に盛ったご飯

 ⇒
  • お仏飯器に盛り付ける

    ※仏さまにお供えするもの・死者の為ではない

  • 経帷子(きょうかたびら)

    ※名号・経文・題目などを書いた衣
 ⇒
  • 故人を旅に出しません
  • 伽飯(きゃはん)

    ※すねに着ける紺木綿などの布

 ⇒
  • 故人を旅に出しません
  • 草鞋(せった)

    ※草履のこと

 ⇒
  • 故人を旅に出しません

    ※身を守る為に持たせる刀

 ⇒
  • 故人を旅に出しません
  • お茶・お水

    ※故人ののどをうるをす?

 ⇒
  • いらない
  • お団子
 ⇒
  • いらない

    ※故人の戒名・法名を記した木の札

 ⇒
  • 白木のお位牌に紙に書いた法名を貼って使用

    ※法名は後日過去帳に書き写します

    ※位牌は必要ありません

  • 卒塔婆(そとば)

    ※故人の供養の為墓の後ろに立てる細長い板

 ⇒
  • いらない
  • 陰膳(かげせん)

    ※故人の食べるお膳

 ⇒
  • いらない
  • 清め塩(きよめしお)

    ※「ケガレ」を清める為に使用

 ⇒
  • とんでもない

    ※故人は「ケガレ」ではありません

    ※「ケガレ」と忌み嫌ってはいけません

  • 『ご霊前』の封筒
 ⇒
  • 『お香典』・・・・・・・・・・・・受付などで
  • 『ご尊前』・『ご仏前』・・・仏壇前で
  • 『お花代』・・・・・・・・・・・
  • 『お布施』・・・・・・・・・・・・お寺さんに
     
     
     
     

※以上の言葉・品物を「使わなければ良い」ではなく、「何故使わないか」を学んでください。


 

服 装 ・ お 作 法 

 
 服 装  ご門徒の皆さんは、『門徒式章』と『お念珠』を身に付けます

※法事に呼ばれた方もです

 

 焼 香 

・香は1回(額におしいただかない!)

・合掌(お念珠は両手にかけて房は下)

・礼拝(お念仏を称えてから礼拝します)

※鐘は鳴らさない!

 

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