2001年しし座流星群の痕とスペクトル画像(鈴木智氏)
2001年の最新のしし座流星群の軌道計算結果(MSSWG)へ
2001年の最新のしし座流星群の輻射点結果へ
IMOの2001年獅子群の最初の解析結果
豊田市の鈴木氏の画像へ
緑色の流星痕とオレンジの流星痕
(大野一郎さんの天体写真ギャラリー→太陽系→しし座流星痕2001の4コマめにあります。)
出現直後は、酸素の禁制線(写り始めの緑色は酸素の禁制線)で、途中からのオレンジ色はNaというのが1枚の写真からよく分かります。また、曲がった流星のようにも見えます。とてもおもしろい写真です。
新川氏のしし群のビデオダイジェスト
11月19日1時47分24秒の大火球の最終計算結果
西中筋天文同好会の上原貞治氏の輻射点報告(2001年しし座流星群のビデオ撮影観測)へ
2時58分から3時04分までの6分間の動画のダイジェスト動画へ
11月19日の1時16分の大火球と永続痕を12分間も50mmのビデオで撮影
3時52分の大火球と永続痕を7分間も50mmのビデオで撮影
アストロアーツから発売されるしし群ダイジェストビデオ。購入は以下から行えます。
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/vtr-leonids2001/index-j.shtml
星ナビに、画像処理の特集としし群ギャラリーがありました。今回は、合成写真が多く、本当の画像かどうか確認することが大切だと感じました。当日の流星雨の雰囲気を出すためには、誰でも取り組みたいと思うものです。私も、近々、TV画像を処理したいと思っています。今回の特集では、色々な画像処理の方法がありましたが、私は、独自の方法で取り組んでいます。私は、8mmテープから、キャプチャーしたあと、ボード購入時に付いていたVideoWorkで動画(AVI)にします。流星の写っている数秒だけを圧縮して(AVI)から、ImagePlus1.5(シェアウェアですが、1日30分間は、無料です。)で連続画像にします。(星ナビでは、PhotShopですが)そして、ホームページビルダー2001のアートデザイナーで画像を回転させて透過で透かして輝度を手動調整して重ねました。または、流星像と恒星の部分コピーで貼り付けて、透過で透かして輝度を手動調整して重ねました。そのあと結合させてから、PhotoEditerのイメージの自動調整で画像を仕上げます。これらの方法で、トップページと下の2001年のしし群とふたご群の画像を作成しました。
透過で輝度調整したあとブルー フィルターをかけた画像。 10枚の重ね。 |
流星を貼り付けて、透過で位置 合わせし、色彩や輝度等を調整。 10枚の部分重ね。 |
透過で輝度調整した画像。 6枚重ね。 |
奥村氏によると、18/19に火球カメラで撮影した-1等以上の明るさの流星総数は「しし群306個」、そのうち、火球に該当する-3等以上の明るさのものは「163個」です。尚、6連の流星はこの中にはカウントしてありません。とのことです。
2001年のしし群の観測速報へ
色々な方が素晴らしい画像を公開しています。
流星の色について
2001年11月18/19日 1時47分24秒のしし群の火球の軌道計算の結果へ
しし座流星群の輻射点結果へ
眼視とTV観測のしし群の光度分布(関口)
カーブする流星?としし座流星群画像へ
仙台天文同好会の佐藤さんの3時29分20秒の木下現象のビデオ画像
1997年のしし座流星群の木下氏の木下現象の動画へ
井上氏の4等前後の8個の流星が1秒ほどの間に出現
前田氏の流星痕ギャラリーの見事な割り箸痕の画像です
PIZの宝石箱のしし群の火球4時50分台の画像の一つ ↓
素晴らしいしし群の公開画像等のサイト集
2001年のしし群の珍現象や解析結果など
私の28mmレンズのビデオで撮影した4時11分46秒の−6等のしし群の大火球から1秒後に音を録音できました。プチという音に聞こえました。本体は、トイレ休憩中で見ていません。どなたか撮影しているでしょうか。音は聞こえましたか。また、4時06分39秒の1秒間にしし群の0等と−4等の流星が撮影されました。私の50mmレンズのカメラに、19日01時47分24秒に出現した大火球の永続痕を撮影していました。また、平行に流星も20秒間の間に一つ写っていました。吉崎氏によると、流星が流れた瞬間に高音(カキーン?)の音があり、そのあとゴーーーーという音が入っています。低音のボコンボコンという、車のドアを閉めるような音も数多く感じたそうです。また、野本氏は、1時47分台の火球は音がしました。高度もかなり低いです。自宅から、近距離ではないかと思います。98年の大火球の写真と比べると3、4倍くらい大きいです。煙も見ました。どこかにブチあたったような音がしたそうです。軌道を求めました。色々な観測者がビデオで木下現象をとらえた模様です。大塚氏によると、19日の2時56分27秒から1秒間に ワテックのCCDシステムで波状攻撃的に撮像できています。20個ありそうですが、正確には数えていません。
淡いもの主体で明るいものでも4等程でした。また、同時刻に、宮城県の井上氏もWatec+12mmF0.8に
(まったく同一時刻)に4等前後の8個の流星が1秒ほどの間に出現しているのが 記録されたそうです。方向はMonです。さらに、松本氏(明治大学天文部OB)が茨城県で19日3時29分21秒に1秒くらいの間に数十個〜100個をしし座の南側にワテック100+3.8mmF0.8で集中して撮影されたそうです。また、佐藤氏の知人が、19日3時29分20秒に、同様なワテックのカメラ(6mm)で輻射点付近に現れた「木下現象」の撮像に成功しました。ほんの1〜2秒程度の間に0〜4等の流星が数十個、まるで打ち上げ花火のように、輻射点から放射する様子が写っています。観測地は茨城県北部です。松本氏(藤橋村)も19日の3時58分44秒前後、三重県から見てりょうけん座方向に一度に5個以上の流星が出現するようすが写っていたそうです。極限等級が5等弱なので明るいものしか写っていないそうです。倉敷科学センターのビデオにも、2時57分と3時29分に写っています。今までホームページに紹介された画像の中にも、5個近くまとまって瞬時に出た様な画像があります。しかし、写真では、瞬時かどうかは、分かりませんが、TVでは、そこが分かるはずです。19日の観測から、アッシャー氏の予測通り、23時頃〜5時頃にかけて、ダストトレイルと遭遇しました。23時台から、長経路(100゜を越える)のしし座流星群が流れていました。0時台からぐっと増えました。2時台〜4時台は、記録が大変でした。多くの火球が観測されました。中には永続痕を伴うものもいくつかあり,また音が聞こえた火球もあって,たいへん活発な活動が継続しました。HRO(電波観測)によっても各地で大エコーが0時頃から観測され始めました。八ヶ岳カメラの岡本さんが、永続痕に流星が突っ込んで痕の一部がが増光した画像が撮影されたそうです。短い痕でも検出ができたそうです。結局、30分以上の永続痕2つ、10分以上の永続痕を1つの計3つを動画で撮影することが出来たそうです。このビデオはそのうち配布出来るように計画しているそうです。三重県の鵜山氏は、19本(モノクロ17本+カラーネガ2本)の現像が終わったところで以下の様な報告をしています。写真流星(35mmf1.4) 293個。流星スペクトル(50mm1.4、85mm1.8 プリズム) 40個。永続痕連続写真(85mm1.4) 11種類(カラー6+モノクロ5)。永続痕単一コマ(〃) 23個(カラー13+モノクロ10)。ほかに、永続痕の写真にもたくさん流星が写っているようです。教育・研究・その他の目的にご入り用の方、お知らせくださいとのことです。また、利用のアイデアも助言いただければありがたいとのことです。とりあえず主なものからスキャナーにかけることを考えているそうです。CDに仕上げるそうです。楽しみですね。松本さんのカメラ(6mmF0.8レンズ)に、ざっと見ただけでも1分間に10〜20個の流星が写っているそうです。また、3時過ぎ、三重県から見て、しし座と北斗七星の中間付近の10度×10度程度のエリアで、十数個の流星が一度に出現する現象を見たそうです。19日午前1:47頃、−7等の火球による30分程度継続する大流星痕が確認されています。しし群の観測結果だけでなく、火球の観測(眼視、写真、TV)や観測状況などの情報提供される方は、ここへメール下さい。