〜スタッフルームから〜

「会報誌の編集にあたって」 小野寺 勉 事務局長     

 編集作業に加わりながら、この機関誌の役割をいつも考えている。忙しい現代人にとって「生と死」のテーマは非日常的な課題と受け止めている。結局のところ、自分の死が迫って始めて考えたいのが本音であろう。これも今はやりの自己選択、自己責任の結果 であれば良しとするのか。この機関誌を通して改めてこの重いテーマで問い掛けたい。

 

「一年を振り返って」 阿南 悦子 運営委員        

 ラララ新聞の編集にあたり、一年間の歩みをふり返ることができました。いろいろな方との出会い、心に残る講演・分かち合いの中で、「人は生きたように死んでいく。」は、特に印象的でした。毎月熱心に参加して下さる多くの皆様方に、元気をもらいながらよりよく生きるための活動を続けてゆきたいと思います。一人ひとりの大切な人生を、輝いて生きてゆくために。

 

「定例会及び運営委員会に参加して」 鈴木 美代子 運営委員

 いつも大変楽しい思いで、定例会に出席致しております。人は誰も老いてゆく。この大自然の法則にしたがって、やがてくる私自身の老いじたく、その次の死にじたくを少し若い時期、元気で余力のある今の時期に、勉強をしておきたいと考えて、皆様と共に学んでおります。
 講演会は直接講師の先生のお顔を拝見し、お声を聞きながらお話を伺い、又語り合えますので、親近感もわき、後日、講師の先生の御本を読む折には思い出され、一般 の読書とは一味違った味わいもございます。
 皆様は御自分の身近な方々と、本音でお話をなさっていらっしゃいますか。この大切なことが、案外話せない日々の中で、せめて生と死を考える会において、本音で質問し、話合う場にしたいと思っております。
 ”できる人が、できる時に、できることをする”のボランティア精神で、のんびり楽しく運営委員のお手伝いもしております。背のびをせずに、自分の身の丈で致しておりますので、とても気楽。どうぞお時間の許す方は、いつでも御参加下さいませ。お待ち致しております。
 皆様方のお力添えをいただきながら、老いてゆく日々を、たとえ体は不自由になろうとも心の健康を失わない様に、明るくやさしく、心豊かに過ごして参りたいと願っております。