【2008年07月25日】 「今こそ、財政の建て直しを。将来への道筋、蓄えの方向を講じる。」 市議会だより 第267号掲載
<問> 少子高齢化社会を迎えつつある今、健全な財政基盤を確立し、持続可能な行財政の仕組みを築くことが急務です。現在、市の債務残高は税収の約1.5倍もあり、借金返済に市民の貴重な税金が投じられています。弾力的な財政運営を行うためには、債務残高の軽減が喫緊の課題と考えます。また、国有地の売却により新たに生じる税収を借金の返済や基金の積み立てにあてることや、公共施設の管理運営方法の抜本的な見直しによる財政の効率化が必要と考えますが見解を。
<答> 今後も新たな市債発行の抑制と共に、中央図書館などの割賦金の借りかえや低利の地方債への借りかえの実現を関係機関に要請して適正な公債比費率の堅持と債務残高の縮小に努めていきたい。基金については、法人市民税等の税収増を財政調整基金に積み立てた実績もあり、将来の安定した財政運営のために重要と考えています。また、公共施設のランニングコストの増加が財政構造の硬直化の要因の一つと分析しており、再編や管理運営の見直しが必要と考えています。
市議会だより 第267号(2008年7月25日)より
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