湯河原梅林から幕山へ



湯河原梅林1

2月から3月中頃
幕山の麓は花で埋まり
付近一帯に
かぐわしい香りが漂う

      

小田原からキラキラと光る青い海を眺めながら国道135号線を南下し、真鶴半島の付け根を通り過ぎると湯河原町である。そこで新崎川の上流に向かってしばらく車を走らせると、幕山公園・湯河原梅林に到着する。

この梅林は、箱根山の側火山(寄生火山)の一つである幕山の麓に広がり、2月から3月半ばに見事な花々をつけ、あたり一面に何とも言えぬいい香りを放つ。

普段は静かな場所であるが、花の時期には梅林に隣接する幕山公園に10数件の出店が並び、広場はたくさんの人で賑わう。出店では諸々の湯河原の産品を売り、甘酒の無料サービスもする。

梅を見たら、梅林の背後に控える幕山(標高625m)に登ってみてはどうだろうか。途中と頂上で、湯河原の町や真鶴半島を一望できる。また、時間が許せるなら同じ道を帰らず、幕山の西半分をまわって梅林に戻る手もある。

心温まる出店で甘酒をご馳走になり、湯河原の逸品を買い求めれば、夜の酒の味わいも一層増すというものである。また、古き良き湯の町、湯河原で一夜の宿をとり、心身ともに癒して帰るのもお勧めである。


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