しとどの窟と白雲の滝



白雲の滝

山の木々が芽吹き
小鳥たちが
軽やかにさえずる頃
白雲の滝を訪れた

    

治承4年(1180年)兵を挙げた源頼朝は平家の軍勢に敗れ、土肥実平の守護と導きによって土肥郷(現在の湯河原町)奥の谷底で5日間隠れていた、と伝えられているのが「しとどの窟(いわや)」である。

白雲の滝は、湯河原から箱根町に至る椿ライン(県道75号線)のバス停「天照山」から、奥湯河原に向かって急な山道を15分ほど下ると、その名に違わぬ姿を現す。

しとどの窟で遥か昔に思いをはせ、やはり源頼朝がその洞に身を隠したと言われている土肥の大杉の跡を回り、白雲の滝を通って奥湯河原に下るルートをハイキングしてみるのもよい。小鳥のさえずりに耳を傾けながら快い汗をかいた後、湯河原で一夜の宿を取れば、また明日への活力も湧いてくるというものである。


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