合唱団「松江」2002体験記
(平成14年2月9日〜11日)

【はじめに】
 
 2002年2月9日から11日まで、松江市で開催された、合唱団「松江」2002に参加した。
この催しは、今年で9回目を迎え、私は過去第1回と第7回に参加、今回で3回目の参加となる。
内容は3日間の合宿形式の練習と最終日に演奏会というもので、
観光する余裕などまったくなく、ただひたすら練習に明け暮れる毎日。
正直40代半ばの私にとってはかなりハードである。
でもそこは年の功というか、適当に息抜きをするこつもわかっており、
なんとか無事最終日まで滞りなく終えることができた。

練習曲目は全部三善晃先生の曲ばかり。

 合唱団「松江」委嘱曲として「雪の窓辺で」「カチューシャの唄」「空」「Over The Rainbow」
 童声・混声合唱と2台のピアノのための「交聲詞曲 波」
 混声合唱とピアノのための「山田耕筰による五つの歌」
 アンコールとして、「木とともに 人とともに」


指揮は言わずと知れたK山先生、ピアノはA井先生とS永先生、
それに特別ゲストとして2日目午後より三善先生がいらっしゃった。合唱団員は約140名。
私は「波」以外は一度歌ったことがある曲ばかりだったが、「波」だけは楽譜出版予定が遅れ、
1月中旬になって事務局よりとりあえず三善先生自筆譜のコピーが送られてきたのだが、
これがまず解読するのに相当時間がかかるしろもので、
(三善先生のお弟子さんであるS木先生の楽譜とは大違い)
結局途中で投げ出してしまい、出版譜が届くのをまった。
1月下旬には米国出張がありなんとかそれまでに届かないと結局事前練習なしで
松江にいくことになってしまうところだったが、
運良く出張前に出版譜が届き、楽譜と音叉をかばんに忍ばせ、米国へ。
でもあまり譜読みはできず、結局たいした予習をしないまま、松江に行くこととなった。

ここでちょっと一言。
今回の体験記をどのように書こうかさんざん迷ったのだが、
前回の隠岐ミュージックセミナーとはがらりとおもむきをかえ、
【お稽古編】【発表会編】【番外編】の3部構成にすることにした。
最初は日記風に書き出したのだが、今回は隠岐のときと違って、
午前午後ともそれほど練習に変化があったわけではないためいっこうにおもしろくない。
(このあたりかなり読者を意識した発言?) 
かといって3部構成にしたからといっておもしろくなるかどうかは保証のかぎりではないが、
なんとなくコンパクトにまとまるのではないかと期待している。
(前回はなんとなく長さでライバルのCさんとはりあってしまったところもあったので、
こんどは中味で勝負!なあんちゃって)