親記事投稿者【み~】 2000/07/01(土)
第9話へ…「愛と生を賭けた戦いの始まり」
忘れられない一夜を過ごした二人‥‥けれども運命は彼らの愛を試すかのように、
さらなる試練を二人に与えます・・・・・。
★愛を確かめ合った翌日、二人はレンタカーを借りて埠頭に向かいました。
理得は女性らしく平穏な日々を願い、楽しそうに無人島やアルプスの山奥での
ひっそりした二人だけの暮らしを夢みて語ります。
ユーリはここ暫く見せたことのない笑顔を浮かべて彼女の横顔を見つめながら
夢物語を聞いていました。
(ユーラル共和国には海がなく、ユーリは魚が食べれないことが判明!)
【こんな穏やかな笑顔のユーリは初めてかもしれませんね。ホッとしました。ラブラブな感じだし・・・】
★楽しい一時を持てたことに礼を言うユーリ。
理得はもうこれで最後なのかと問いつめてユーリを困らせます。
そんな時、ナオミからユーリの携帯に電話が・・・「今頃は愛の逃避行の途中かしら?
・・・・・私のお陰で晴れてあなた達は結ばれた・・・」否定しないユーリ。
【ここで幻の○○○シーンがあったことを私達は確信しました。】
★電話を切ったユーリは慌ててどこかへ行こうとしますが、
理得も無理矢理ついていくことに。着いた所は河川敷。
爆弾テロに対する警察の対応を見るためにナオミ達が仕掛けた爆弾が
轟音とともに爆発しました。なんとその爆弾を組み立てのはユーリだったのです。
ユーリの指紋をわざと消さなかったナオミ。ユーリは呆然と立ちつくしていました。
一度は立ち去ろうとしたユーリですが、子供の泣き叫ぶ声に
自らの危険もかえりみず走り寄ります。
爆風で倒れた建物の下敷きになった父親を理得と一緒に助け出し、応急手当をしたあと
彼は知らぬ間に姿を消していました。
【ユーリが河川敷に降りていった直後の爆発にユーリがどうなったのだろうと
ドキドキしました。遠くに遠隔起爆装置を持ったナオミを見つけて睨み付ける
ユーリの目は怖かったですね。】
★理得は現場にいたため警察に拘束され、佐伯刑事によるこっぴどい尋問を受けます。
でも理得はユーリのことは一言もしゃベリません。
前日に命を狙われた理得のために佐伯刑事が警護につくことになりました。
【理得を揺さぶる佐伯刑事は本当に怖かったですね。でも理得の身辺警護‥
いつも彼女を見つめていられて・・役得ですね、佐伯刑事】
★理得はユーリを説得して自ら警察に出頭させる為にアジトに向かいますが、
刑事達と踏み込んだアジトはもぬけのから。
新しいアジトでは寝付けないユーリにナオミがそっと歩み寄って…
「どうせ死ぬのなら貴方に殺されたほうがましよ。でも一人じゃ死なないわ。
あの女をぬくぬく生かしてはおけない。」
【悲しい結末をここでナオミが予言(?)していたんですね。悔しい~っ!】
★理得は佑子先生にユーリのことを相談します。
あの爆弾とユーリの関係は何だったのか?
ちっとも心の底を見せてくれないユーリの本心はどこにあるのか不安になって。
乗り換えちゃいなさいという佑子先生に「大切な人に背を向けて引き返せないわ」…
理得の心は既に決まっていました。佑子先生も
「言葉を探そうをしてもだめ。ふとした瞬間に見える本当の彼の姿を信じなさい」
と力強くアドバイスしてくれました。
【悩んでいる時って一応自分で答えは出してはいるけど、
誰かに同意して欲しいものですよね。わかるな理得。】
★佐伯刑事とともに病院へ負傷した父子を見舞に行った理得。
父親のほうは無情にも亡くなってしまいます。またまた怒りをあらわにする佐伯刑事。
ユーリが直前に見舞に来ていたことを子供から聞いた理得は
慌てて外へ追いかけて行きます。
まりあから借りた携帯電話で近くにいたユーリと再会して車で郊外(?)へ。
まりあからの連絡で警察から爆弾の指紋とユーリが子供にあげた飛行機からとった
指紋が一致したのを聞かされて愕然とする理得。
【爆弾を組立た人物=爆弾をしかけた人…と思ったのでしょうか?
それとも爆弾を組立ること自体が既に許せなかったのか?】
★この先、理得が自分達の作戦の障害になるような行動をとるようなら、
大佐から理得を殺せと言われるかもしれない・・ナオミの言葉が頭をよぎったユーリは
心にもないことを口にして、自分から理得を遠ざけようとしました。
「祖国の飢えた同胞のためなら、この国の人達が犠牲になるのはやむを得ない」
その言葉を真に受けた理得は「許せない、軽蔑したわ。あなたを信じていたのに」
お互いに言葉で傷つけあってしまいました。
理得は思い出の品の手袋を車の助手席に置いて、車とは反対方向へ歩きだしました。
ユーリも意を決して車を発進させますが、ルームミラーに映る理得の後ろ姿を
悲しそうに見ていました。
ユーリは闘わねばならなかったのです。家族の死を無駄にしないためにも。
【理得、気づいてよ! そんなヒドイ言葉は決してユーリの本心ではないわ。
どうしたの? 信じられなくなったの??】
すいません、2回目なのにこの程度で…。
成次がライターで理得を脅すところと、
大佐が爆弾テロとウラノフ副書記長を暗殺する計画を話すところは
省いてしまいました。
このあと第10話で暗闇の中でタバコを燻らせながらベッドに横たわり
理得との会話を回想しながら苦悩するユーリ。
せつなかったですよね。
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