エアコンのフィルターは定期的(理想は1週間に1回)に点検して下さい。
汚れていたら早めに掃除をし、空気清浄フィルターや臭い取りフィルター等の消耗品は季節の前に交換してください。 神奈川区は京浜工業地帯です。有害物質を溜める事は有りません。
フィルター汚れが原因になる故障が多発してます。故障個所はメーカー型式で違いますが、症状は「まったく動かない。電源が入らない。」です。寒いとき、暑いときは大変です。
また、フィルターの掃除をこまめに「する」か「しない」かでエアコンの寿命を大きく左右します。
まったく電源が入らない場合、上記「まずは確認しましょう。」を参考に確認をして下さい。
電源は入るが動かない場合、以下を確認してください。
設定温度は適切ですか?
暖房や除湿運転は設定温度によっては、風も出てこなくなります。。具体的には暖房は設定温度が室温より低い場合、除湿は設定温度が室温より高い場合や除湿完了すると運転を停止します。快適であればそのままご利用下さい。不適切であれば室温設定を調整して下さい。
冷房と暖房の切換えを間違えていませんか?
さかぐちでんきでは自動運転で使用することをお勧めしていますが、結構知らない間に運転切換えスイッチを押して反対になっています。スイッチを押した時のリモコンや本体の表示をもう一度よくながめて、違っていたら、お買い上げの販売店にご相談ください。
リモコンを間違えていませんか?
「ほかの部屋のリモコンと間違えていた」ということはないですか?ご確認下さい。
よく「冷えなくなったからガスを補充して下さい」とサービスコールがあります。
通常 家庭用エアコンは、車のエアコンと違いガス(フロン)は減りません。
減ってしまう原因は
しかし、実際には「ガスが減っていた」という症状は意外と少ないです。
原因の多くは下記のとうりです。
風向の向きが適切でない。
風向きの上下は、冷房・除湿は風向板を水平に(風が正面に出る)、暖房は風向板を垂直に(風が真下に出る)して下さい。左右はもちろん部屋の中心に向けて下さい。
室内機(お部屋の機械)の風がタンスなどで妨げられている。
特に暖房時には風が真下に降りてきます。背の高いものはエアコンの真下には置かないで下さい。
室外機(屋外の機械)の通風が妨げられている。
室外機の付近(前後左右)は物を置かないで下さい。また、冷房専用機の場合、付属に付いていたウインターカバーをかけたままになっていることがあります。ご注意下さい。 ビニールカバーを掛けたまま使用して、室外機の半導体を壊される方がいらっしゃいます。蒸れによる錆を防ぐ意味でも、設置する地方や場所によりますがあまり厳重にビニールで包むのは薦め出来ません。
フィルターが目詰まりしている。
実はこれが一番多いです。点検して下さい。
部屋の窓やドアが開いている。
部屋の窓やドアを開けっぱなしにしておくと、せっかくのエアコンが冷やした(暖めた)空気がみんな逃げてしまいます。閉められる所はみんな閉めて、出来ればカーテンも閉めて極力スペースを小さくして下さい。
部屋に対してエアコンの能力が低い
エアコンを買うときは部屋の広さにあった物を選びましょう。
たとえ6畳の部屋でも隣の8畳の部屋とつながっていて、部屋どうしいつも開けっぱなしの場合は10〜14畳のエアコンが必要です。(1台据え付けの場合)
「あまり冷えなくてもいいから」「安いから」という理由で部屋の広さより小さいエアコンを据え付けるのは間違いです。暑い日の昼間はきっと冷えません。
すでに据え付けてしまった場合は、なるべくスペースを小さくしてカーテンを閉めるなど工夫をして下さい。
また、人が多く集まったときに冷えなくなることがあります。これはしょうがないことですが、いつも人が集まることが多い部屋には、ひとクラス上のエアコンを選ぶと良いと思います。
エアコンからは、風の出る音や冷媒(フロンガス)の流れる音などいろんな音が出てきます。
「チョロチョロ」「シュルシュル」「ゴー」と小さな音は冷媒の流れる音です。異状ではありません。
暖房時「プシュー」と大きな音がすることがありますが、これは室外機に付いた霜を取るために冷媒を切り替えた時に出る音です。異状ではありません。
室内機から「びびり音」や「ガタガタ音」がしているときは、フィルターが目詰まりしていないか確認して下さい。フィルターがきれいであれば室内機のファンに、大量のほこりが付いている可能性が高いです。販売店にクリーニングしてもらいましょう。
お部屋の様々な臭い(化粧品・家具・壁・タバコ・ペット・人体など)が冷却器やファンに付着してしまい、それがミックスされてエアコンより吐き出されるためです。
長年のご使用で、だんだん臭いがきつくなってしまいます。ひどくなったら販売店に「オーバーホール」(分解清掃)を依頼して下さい。
こげくさい臭いがしたらコンセントを抜いて販売店に点検してもらいましょう。
冷房や除湿時に風向きを下の方へ向けていませんか?長期間下に向けておくと風向板が冷たくなってしまい結露(つめたいコップにつく水滴です)して水がたれてきます。
大量の水がこぼれてきたらドレンホース(排水のホース)のつまりです。勇気のある人は屋外のパイプをたどっていくとドレンホース端末があります。そこに市販のビニールホース(ちょっと長い方が良いです)をつないで口で思いっきり吸って下さい。ごみが取れます。気を付けないと泥水が口の中へ入りますので注意して下さい。
おいそぎで無ければ販売店へ依頼した方が無難です。
ほかの症状の場合やわからないときはお買い上げの販売店へ依頼して下さい。
お客様のお名前・住所・電話番号・エアコンのメーカー・型式を全てメモした上、ご依頼ください。