
第八話 四千円でパチンコに挑む男事件
要するに、軍資金無しにパチンコをする彼なりの方法。
SG「@くん。定時後、パチンコ行くの?」
@氏「一応、YSと行きます。」
SG「じゃー俺も行こうかな。」
<定時後>
@氏「SGさん。台決まりました?」
SG「悪ぃ〜。@くん。2万有ると思ったけど、4千円しか無いよ。」
@&YS「(まったく、白々しい嘘を良くつけたもんだ。そんな嘘、幼稚園生でもつかないよ。と思ったがこらえた。)」
SG「じゃあ仕方ない帰るか。」
@&YS「(なら始めからくんな)」
<5分後>
YS「あれ・・・」
SG「YSちゃん1万だけいいかな?」
YS「・・・」(無言で渡す。)
SG「@くんは・・・?
@氏「・・・」(同じく無言で渡す。隣に居たのが運のつき)
<2、3時間後>
SG「全部やられたよ」
@氏「そうですか?(それしか言えない。その時わたしは確か5箱保持?)」
YS「(交換ナンバーで交換するところ。)」
SG「YSちゃん帰るの?」
YS「帰ります。」
SG「(予想は付くはずです。)換金したらそれ貸してくれないか?」
YS「女とメシ食いに行くのでダメです。」
SG「(予想は付くはずです。)@くん1箱だけ交換してくれ」
@氏「途中交換は無理ですよ」
SG「じゃあ1万貸してくれ」
@氏「素直に帰ったほうが・・・(つい言ってしまった。)」
SG「そんなこと言うならいままでの借金返さないぞ」
@氏「(そんな理屈あるか?仕方なくというよりあきれて貸す。)」
<30分後>
SG「やられたよ。」
@氏「だから言ったでしょ。(つい、つい。言ってしまった。)」
SG「@くん。幾らもうかったの?」
@氏「+2万くらいですかねぇ〜?」
SG「俺なんか3万4千円やられたよ。」
@氏「(知ってるよ。。。と、言いたかったが、やめた)」
(嫌な予感が・・・。が、さすがの彼も去って行った。)
<1時間後>
@氏「(換金して+1万となった。帰り際。ふと、パチスロコーナーに目をやると・・・。SGさんがスロットをしていた。どうやら、家に取りに帰っただけのようだった・・・。)」
(声も掛けられず。俺は帰って行った。その後の彼の結果を知る者は居ない)
<次の日>
SG「昨日は6万負けたよ。」
@氏「3万4千円負けて帰ったんじゃ。(しらじらしく。)」
SG「いや、昨日、実は金取りに帰ったんだよ。」
@氏「ああ、そうなんですかぁー。(あぁ、知ってるとも。)」
<金の出所は御想像にお任せします。>