第四章 見積り活動時の喫茶店部
そもそも喫茶店部は受注活動の為にある部隊であるのに、前章の通り出張時(受注活動の出張)でも説明するわけでもなく、議事録も取らない、本当に不思議な部隊である。
そして奴等は金計算つまり見積りも設計に丸投げである。そして出てきた見積り額に「急賄娯!」という呪文を唱え、自分等の取り分およそ一割を上乗せするのである。
奴等の仕事はこの「急賄娯」の上乗せの計算のみ(しかも単純な掛け算)で見積りに付ける資料など一切作らない。とてもラクチンな仕事である。
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