2010年3月のみことば

渡って来てください

 その夜、パウロは幻を見た。その中で一人のマケドニア人が立って、「マケドニア州に渡って、わたしたちを助けてください」と言ってパウロに願った。
               (使徒言行録16章9節)

 ミクロネシア連邦の首都があるポンペイ(通称ポナペ)島でのワーク(ジャングル開墾、農作業、校舎建設等)は、1974年から75年にかけて教団世界宣教協力委員宛にポナペ合同教会から日本人宣教師の派遣依頼状が届けられたことに端を発します。牧会と共に7つの条件が付けられた「奇想天外」な申し出に応え得た人、それが荒川義治先生(現在、滋賀・野洲キリスト教会牧師)でした。


 派遣先は戦前、安積清宣教師が心血を注がれた寒村オアの地(神学校開設)。荒川宣教師ご夫妻の10年に及んだ困難を伴うお働きを支えるために結成された支援会はその後、30次隊に及ぶワーク隊を派遣し続けて参りました。初期の目的達成を確認する中で、支援会は2005年8月で解散しました。結果、約500名近くのボランティア隊員の中から15名の伝道者と55名の受洗者が神に導かれたポナペの地とオア教会を通して誕生したのです。インマヌエル。「神は我々と共におられる」を実感しました。


 ところが2008年8月10日の埼玉和光教会の主日礼拝にオア・クリスチャンハイスクールの理事長が出席され、学生寮の手狭さに「新学生寮建設」の強い要望がありましたので関係者が集まり支援活動の再開を決定するに当り責任者に推薦された私に迫って来た御言葉がありました。


 『その夜、パウロは幻を見た。その中で一人のマケドニア人が立って、「マケドニア州に渡って来て、わたしたちを助けてください。」』(使徒言行録16章9節)


       


 此の御言葉を「ポナペに渡って来てください」と置き換えることが祈りの中で決断出来たのです。その後2009年1月〜2月にかけて第31〜33次隊を2010年1月〜2月にかけて第34〜36次隊を派遣し「新学生寮2棟」をお献げすることが許されました。建築現場では40度前後の高温に悩みながらも「額に汗する喜び」と共にポナペ信仰道場での「神の御業」の素晴しさに圧倒されています。
 「御言葉を行う人になりなさい。」(ヤコブの手紙1章19節)

埼玉和光教会 三浦 修牧師
(みうら おさむ)




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