2007年10月のみことば

教会に敷居はある?

  しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。              (ヨハネによる福音書4章23節)



 わたしが教会に初めて行ったのは、高校1年の時でした。それまでは、クリスチャンホームで育ったわけでもないし、教会の日曜学校に行ったことがあったわけでもないし、ミッションスクールに行ったわけでもありませんでしたから、この世の中に教会があることは知っていましたが、自分が関係するようになるとは思っていませんでした。

 そんなわたしにとって、教会とは、自分とは関係のないところで、そこに行く人たちについてはお金と時間が余っている人たちで、たぶん、清く正しいだろうけれど、きっと、まじめでつまらない人たちが行っているところ、というイメージでした。
 そんなわたしでしたが、とあることから教会へ行くことになりました。行く前日は、死んでしまうのではないかと思うほどに緊張したことを今でも覚えています。敷居を感じるよりは、白い巨塔といった感じでした。きっと多くの人にとってはいまでもそんな感じじゃないのかなぁ、と思います。
 そして、なんらかの理由で、教会を離れた人にとっても、再び教会へ行くには敷居が高い、といった声をよく聞きました。まあ、何となく気持ちは分かるように気はしますが。でも、行ってみたら、教会は怖いところではありませんでしたよ。ちょっと怖そうな?牧師はいても、ホントは怖くなんかありませんでしたから。

 あなたがまだ礼拝へ行ったことのない方か、それとも、もうずーっと礼拝へ行っていない方かも知れませんが、この駄文を読んでしまったのも、「教会へいらっしゃーい!」との神さまからの呼びかけと思って、礼拝へ行ってみませんか?2007年の思い出になるかも知れませんよ。そして、教会に敷居がないことをご自分で確認してくださいね。
浦和東教会  永井二三男牧師
(ながい ふみお)




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