2004年6月のみことば |
聖書 創世記1章より キリスト教の人生観についてお話したいと存じます。 聖書の冒頭の創世記第1章は天地の始まりについて記しています。キリスト教の世界観、社会観、人生観の基になっています。 ![]() 3000年以上も昔に作られた話ですから、今日の科学と比べて単純ですが、古代人の哲学・世界観・人生観を良く現しています。神が万物を創造し、人にそれを治めよと使命を与えたのです。天地万物も人も偶然の産物ではなく、神の作品であり、地球の環境保全、動植物の保全、人間社会の保全に人は責任・使命があると云うのです。あなたもその一端を担わなくてはなりません。 ![]() 人類は歴史の初めから、排他的感情を持ち、部族、民族、国家の形成と共に排他主義が横行し、生存競争、戦争が繰り返されました。生存のために、取引や連合、同盟など妥協主義も出てきます。しかし、エスカレートする生存競争では何も解決しません。人間は神のもとに立ち帰って、愛による共存をせよと預言者達が出てきて語ります。抱擁主義の思想です。それを最高なものに仕上げたのが「敵をも愛せよ」と言うイエス・キリストの絶対的抱擁主義です。この人によって人類は滅びから救われるのです。あなたの人生も生きる価値が付けられるのです。 いかがですか。あなたもこの聖書の記事をひもといて、世界人類の歴史の進む道を、あなたの人生の進む道を選んでください。教会へお出で下さい。 |
白岡伝道所 福島聖二牧師 (ふくしま せいじ) |
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