写真1 昭和20年1月末〜2月はじめ頃、浜松三方ヶ原飛行場で撮影された16号機。 しゃがみ込んで何かを書いている小川清少尉の傍らに塗料缶が置いてあるので、撃墜マークを描く準備をしているようだ。この際、別掲写真1に見られる撃墜1、撃破2を示す3個のマークが描かれたと思われる。また、別掲を除くこのページの以下の写真は皆、写真1と同時に撮影されたと考えられる。 |
写真2 この写真に、『世界の傑作機No.17 飛燕』は …3個目のスコアマークを描き入れる飛行第244戦隊 第1中隊の前田滋少尉。(中略)B29 2機撃墜、3機 撃破の戦果を記録していた… という事実無根の説明を付けている。 この人物は前田少尉に違いないが、本機は上記の ように前田少尉機ではなく、この写真は演出である。 | |
写真3 同じく、浜松で撮影された16号機と 前田少尉。本機は胴体下面にまで迷彩 が施されている。 この角度でもマウザーの砲身が確認 できないので、本機は1型乙の可能性 が高いかもしれない。 | |
写真4 同じく、16号機と小川清少尉。 | |
写真5 同じく、16号機と藤井正伍長。 |