「この星について」



「星」は生きている。もちろん生き物である以上意思が存在し、星の核となる命にして意思のことを「エルゴ」と呼ぶ。「マナ」はエルゴを生かす為のいわば血液でエルゴは心臓。星そのものを腐らせないためにエルゴはマナを「レイライン」と呼ばれる脈に流し、循環させている。レイラインは血管の役目で星中に張り巡らされている。マナは星のエネルギーそのものであるため、レイラインの本数が多ければ多いほどその土地は自然豊かな土地となる。逆に元々数が少ない場所は荒野、砂漠といった生き物の住みにくい環境になっている。ちなみにヒトが開拓を進めて自然潰して造った都市部などは元のレイラインの本数が多くても自然が無くなるためにマナを過剰供給させている、ということになる。そうなるとエルゴはレイラインの本数を減らしてしまう。そのまま時間が経ちすぎると、あとあと自然を増やそうとしてもマナ不足で手遅れになる可能性がある。そうなると結果は言わずもがな、ヒトが住める環境ではなくなる。


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