大皿刺身盛り合わせ
この会の決まりは、自分の作品を飾る画廊壁面の長さの目安のみ、
時折 次の年に裸婦を描くの 会期中の週末には毎回恒例のメンバーの合評会が開かれる、内容は相互の作品の批評会だが、
その実これを名目に一杯飲もうと言う趣向である。 居合わせた来展者の飛び入りもあり、この時も5人ほどの女性客が参加してくれて会は 一層盛り 上がり、その内のジャズ歌手がアカペラで持ち歌を披露すると、これに応じて メンバーも演歌で返し、 また外国曲に声を張り上げる・・・そのうち合評会であったことを思い出してそれぞれの作者が出展 の自作についての思いを説明をした、会の盛り上がりに連れ他のメンバーからの毒舌作品批評の 程度は少し薄められていたようである。 和気あいあいのグループ展「午前の会」・・・夜が明けて間もない程の腕前の意・・・ この画廊で 初回以来まことに自由に伸び伸びと運営してこれたのだけれど、思い出深い 画廊が店を閉める、 既に次回の会場は銀座通りの画廊に決めてはいるが、来年からは目前の店のお値打ち 刺身大皿 にお目に掛かることは出来ないだろう。 わが絵の唯一の師であり画廊の主でもあった「故・古山康雄先生」享年67歳で急逝された。
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