ちろるのバリスタへの道


まず、道具をそろえます。
そもそも エスプレッソというのは コーヒーの粉に 高圧の水蒸気を通すことで 瞬時にコーヒー成分を抽出するというもので、 普通のドリプ式のコーヒーとは抽出成分が違う エスプレッソ独特の風味が得られるということなんですね。
この高圧水蒸気発生のため、世の中には 数万円のエスプレッソマシンなるものが売られてますが、
まずは 直火式のポットタイプのエスプレッソメーカーがお手軽です。マキネッタといいます。こちらは数千円で売ってます。
ちなみに チロルのは イタリア製の高級品?です。2カップ用です。
エスプレッソメーカーは 抽出ポット部とボイラー部とその間に入るストレーナーの三つの部分で出来ています。
それから カプチーノ やカフェラテ を楽しむためには ミルクの泡だて器も必須です。 LOFTで\2000 電池式です。



では 作り方です。
ストレーナーに コーヒーの粉をすりきり一杯入れます。
エスプレッソマシンで入れるときは この時 コーヒーの粉を押し込む(タンピングといって この押し込み加減が味に影響するらしい。)らしいですが,、直火式の場合は 圧力がマシンほど高くないので 押し込んではダメです。
但し 粉の量が少ないと 全然ダメです。ストレーナーのヘリからほんのすこし盛り上がるくらいがいいです。
ところで、 珈琲の粉ですが エスプレッソ用というのが売られています。 お好みの豆を使ってかまわないですが、 基本的に 豆は深煎りで 細挽きにします。
ちろるは カフェノバールのイタリアンスペシャルブレンド(\800)を使いました。



次に ボイラーに お湯を規定の量入れます。 2カップ用で約100ml。
規定の量以外の量は作れません。
 



ボイラーにストレーナーをセットし さらに抽出ポット部をしっかりねじ込み取り付けます。
いよいよ火にかけます。このとき 器具が倒れないように餅網を利用します。 



この間 ミルク泡だて器に 牛乳を入れます。約100ml。



牛乳は熱過ぎると泡立たないので 50°C位に暖めます。 レンジで50秒位チン。



泡だて器を使って泡立てます。半分位泡にします。




泡立て完了 なじませるためすこし置いておきます。 カップを暖めておきます。


ポット内では抽出が始まってます。 ミルクを準備したり忙しいです。


抽出完了。 この完了時期 つまり抽出時間ですね これがなかなか難しいです。 火加減にもよるし・・・、あまり弱火でうじうじやってもダメだし、強すぎると一気に吹き上がってダメですね。
ちょっと試行錯誤が必要です。 心持早めに終わらせたほうがいいようです。
エスプレッソの表面には 泡(クレマという)が出来るということになってますが 直火式では どうも顕著には現れません。


エスプレッソを カップに注ぎます。
ユビなべつかみが役立ちます。これはなかなか優れものですよ。
ここで ちょっと エスプレッソをストレートで味見をして出来栄えをみます。


次にミルクを注いで カプチーノにします。


ミルクの泡を載せます。
ちなみに カプチーノとカフェラテの違いは このミルクの割合の違いです。 要は ミルクの割合いが多いのが カフェラテと思えばいいですね。(ミルクの泡の割合はカフェラテの方が少ない。)


さらにお好みで チョコレートやシナモンをトッピングして カプチーノの完成!!




下手なお店で飲むより 絶対美味い。 間違いない!!

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