■市有地研究所
(市長が電源三法交付金と引き換えに誘致!!)

経過・・・『極秘』で進められた。 

2001年7月19日  瑞浪市長、研究所の立坑を1.3キロ東南の戸狩の市有地に「誘致」することを突然発表。住民の理解が第一とも発言。
・6月15日 月吉対策委員会、市長と話しあい。対策委員会、処分場が決まってからでなければ研究所も認められないと主張。市長、市有地への誘致を決めた?
・6月29日 市長、核燃に市有地での建設を提案。
・7月3日  経済産業省が説明を求めて瑞浪市を来訪。
・7月4日  市長、資源エルギー庁に出かけて相談。
・7月9日  核燃から設置可能と回答。但し月吉断層の水理試験は継続。
・7月11日 県知事と会見。知事、市の立場を了承。
・7月12日 土岐市長に説明し賛同を得る。
・7月17日 経済産業大臣、東濃選出古屋圭司副大臣、資源エネルギー庁長官と最終確認。大臣「大変良い提案」。市長「地域振興」と新たな交付金を要求。
帰りの列車の中から19日の住民説明会の指示を出した。
・7月19日 岐阜新聞、朝日新聞、立坑建設地変更を報道。13:30〜市議に説明、連合区長会に説明、夜月吉区、戸狩区など地元に個別に説明。

市長の説明
・月吉では処分場がよそに決まるまで研究所も受け入れられないという。しかし処分場が決まる前に研究を進めなければならない。
・サイエンスワールドは年間7万人が訪れるところ。処分場になるとは考えにくい。
・説明の順序が逆というが、地域振興が決まらないと市民に提案できない。
・核燃が契約に違反したら直ちに立ち退き要求できる。
・住民の理解を得ることが第一
この実体は??
・95年の研究所受け入れと同じパターン。唐突な発表にも関わらず説明した、議会で審議したとして、待って欲しいという住民の願いを切り捨てた。審議中に予算がついた。違いは地元の雇用が進んでいること、電源立地初期対策交付金8千万円に手を出していること。

<誘致先とされた戸狩区から反対意見相次ぐ> 

★ 順序が逆  国と相談し地元への説明は後回し
★ 交付金の返上を
★ 国際交流センターのために土地を市に売った。研究所を持ってくるのはおかしい。※
★ 月吉で駄目なものが戸狩ならいいのか。
★ 9、12月議会で審議など国の都合に合わず、住民の立場に立つべきだ。
★ 市長が言い出したこと、大臣に待って欲しいと言うべきだ。
★ 研究所は原子力発電環境整備機構(処分実施主体)も使えることになっている。

議会でも批判が続出 

☆ (わずかに離れたところに移っても)問題の本質は変わらない。
☆ 市有地だからといって市長が大臣と決めて良いのか。
☆ 新たな地区に不安を与えるだけ
☆ 住民への説明が先。

 ■ 戸狩区で対策委員会を設置
 
 ・超深地層研究所とは何かを知ろう。

 ・まず情報を収集し情報を区民に配る。

 ・情報収集の結果を、市長に陳情書として3回提出。
  3回目の陳情書に回答はない。

 ・ 市長の強い要請で説明会を開く
  
   10月、戸狩区での 説明会で市長は“戸狩区民は
    納得していない”との認識を示した。

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