■瑞浪市議会

移転問題審議   ※傍聴記録

・市有地賃貸借契約(瑞浪市と核燃)の主な問題点

原子力発電環境整備機構の使用、委託機関が核燃と共同研究することが可能。
立坑を何本掘るかも分からない。
高レベル放射性廃棄物処分以外のTRU(超ウラン元素)、使用済み核燃料処分も研究可能
契約期間が終了しても返却されない可能性
研究所の定義があいまい
罰則規定を意図的にゆるくしている。

・協定(瑞浪市と核燃)の主な問題点
放射性物質の持ち込み、使用を禁止しない。
瑞浪市の言い分・・・核燃が放射性物質の定義が難しいと言ったので、放射性物質の持ち込み禁止を明記しなかった。自ら考えようとしない瑞浪市の姿勢。
規定の方法はある・・「核原料物質、核燃料物質及び放射線障害防止法に示した放射性物質」の使用、持ち込み禁止など



・驚くべき議案審議の順序
賃貸借契約の延期や議決をしない事を求めた請願は最初に審議して当然。ところが市有地賃貸借契約の審議を先行し、賛成多数で採択してから待って欲しいという請願を審議した。委員会として結論を出してしまった問題について、延期の請願を審議して意味がない。こんな事が数の力でまかり通る委員会でした。

・12月26日 採決 原案通り可決
しかし協定以来6年間、共産党が批判、反対を続けていた状況から、民主、公明の各会派の反対、緑風会の退席(態度保留)という今までにない状況が出来した。
  
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