岐阜県内のフェロシルト搬入状況と
       六価クロム、フッ素汚染

                          2005812日 兼松

 
  場所と量

六価クロム土壌環境基準
 0.05mg/l

フッ素
土壌環境基準
 0.8 mg/l

 
搬入時期と
  フェロシルトの状態

.可児市久々利  (約6,800t


0.76
mg/l


0.2mg/l


搬入 200111月から年末頃まで。
ケナフ栽培目的。土と混ぜて農地の嵩上。


2.本巣市糸貫町
   3,100t


<0.005mg/l


2.3mg/l

搬入20022月から
砂利取り後の埋戻しに使用。
2段またはそれ以上多段の可能性あり。


3.瑞浪市稲津町
  10,000t



0.144mg/l 



2.0mg/l
搬入:20025月末から秋頃まで。
宅地造成目的。野積み、雨で川に流出。砂防指定地内の防災措置命令に従わず放。土地競売。石原産業が肩代わり工事実施。量は数万トンに増える可能性大。


4.瑞浪市陶町
     (700t


0.36
mg/l


0.9mg/l


搬入2002年頃
目的、住宅地の一角を嵩上げ

5.土岐市鶴里町    (6,900t
 

 
1.2mg/l

 
1.5mg/l


搬入2002年頃から搬入。  かすかな覆土が流れて、野積み状態。

6.岐阜市西郷
 未調査
   


未発表 


未発表 


搬入20022月頃
砂利取り後の埋戻し。現在、田として使。

7.恵那市三郷
    30 t

未調査 

 未調査

搬入20023
農地転用の嵩上げ客土。覆土が3m程度。地権者が行方不明でサンプル採取未実施。


8.土岐市泉町
    (4,000t

 

0.15mg/l 

 

0.9mg/l

搬入 2003年から2004年夏頃。 
目的は埋め立てと造成。
野積みで、川に流出。防災措置未施行、防災措置工事は石原産業が実施。


9.可児市大森
(9,600t撤去中

 



<0.005
mg/l



0.2mg/l

搬入 2005年1月から4
ケナフ栽培目的。瀬戸市のフェロシルトを搬入した。目的はケナフ栽培。隣り合った借地2ヶ所に深く埋めた。

10. 美濃加茂市

(58t 撤去完了
 撤去量 190t)
 

搬入直後のため調査せず

搬入直後のため調査せず

搬入20055
自社の研究用。研究後は土と混ぜ社屋の造成に使用。他地域の汚染を受けて回収し、袋詰めにして撤去までの間保管していた。

・測定数値は岐阜県不適正処理対策室発表

・フェロシルト搬入量は2005.7.15石原産業の数値 

・搬入時期は公開資料と岐阜県の発表

・フェロシルトの状態は現地確認時の状態


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